満足度★★★
「あぁ、こういうのもアリなんだ」しっとりと落ち着いた感じは「晩年の始まり」(本人曰く)の作品としてふさわしく「あぁ、こういうのもアリなんだ」と。全体的にはビターテイストだが、ほどよく挿入されているコミカルな場面でバランスをとっているし、終わり方も巧いし、休憩込み3時間半の長丁場もさほど気にならず。また、劇団、本谷有希子の『偏路』とどことなく共通項があるようにも感じる。
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2008/01/26 23:46
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