満足度★★★★
メリークリスマス!
『ブルースキャンベルを探して(演出・ナツメクニオ)』
まさに導入部!
お話的には、それからどうなる?
・・・ぐらいの勢いで終ってしまった作品。(もったいない)
しかしこれは、ゾンビ映画を愛する故の脚本であった。
後、村井さんの素っ気無いキャラは凄く良かった!
・・・ただ、
ラストのキャスティング(ブルース・キャンベル)は、
もっと違う大物を使ったりする方がお客さん的には納得すると思う。(ごめんなさい)
あれだけ伝説!と煽っているのに・・・・・・・・
『スペース家族(演出・永井悠造)』
バカバカしさと家族の物語。
何といってもキャスティングの妙がたまらない!
あの!
あの小永井コーキが母親役などありえないのに、納得してしまう存在感!
二度見、三度見をさせる圧倒的存在感は稀有!
林さんのお猿さん役が、たまらなく可愛い!
しかし、ネーミングは再考の余地ありだと僕は勝手に思っている。
バブルスでは、あまりにストレート過ぎる気が・・・
それから全体的にやはりリズムがいい。
小刻みではなく、セリフ感を詰めた結果だと思う。
やっぱり凄いな永井さんは。
『ビュッフェ(演出・立花裕介)』
スピード感があるシチュエーションコメディ。
オープニングなどの決め画が、決まっているのがいい。
それぞれの役柄が合っていたし、
悪党なのに優しいから、話が進むという優しさの連鎖。
メイド役の村井さんが、またいい感触を出している。
成瀬さんも声が響くので、バカバカしさに拍車がかかる。
全体の流れが上手く収まっていたので、演出にうなる。
演者に求めてもきっちり跳ね返るのが勝因だろう。