満足度★★★★★
熱血エンタメだぜ!
正直、
かなり自分好みの作品だった!
何というか、格別にマンガ世代の演劇だった!!
車田ロマンとか、BLEACH風味・・・といったところか。
しかし、
驚くべき事に、作、演出のザキ有馬くんはジャンプでもワンピースの画面でも情報量が多過ぎて読めないというくらいの人物なのである。
・・・・が、
出来上がった作品は演劇的な事も含めてかなり、どストレートなエンタメ演劇だった!
説明セリフがかなりの量を占めているが、それらを構築する世界観を見せて行く構成の為、僕は自然と見れた。
が、もう少し削る必要はあると思われる。
何よりも情報量が膨大すぎる。
考える事があり過ぎて、それらの内在する詳細にまでセリフが及んでしまい、
何度か流れを止めてしまう事態になっていた。
しかし、
それでもこのカンパニーは素晴らしかったと書いておく。
何故か?
セリフの詰め方が尋常ではなかったからだ。
つまり、
稽古が行き届いているという証拠だ。
幾つかの入り子構造や、過去モノローグなどを上手く挟み込んでおり、こちらの過度の期待を上手く乗せた!
上手い。
もし時間が許せば、もう一度観たかったと重ねて書いておく。
まだ本日の日曜日、2回公演が残っている。
もしまだ未見の方は、
特に日本橋周辺のアニメ好きにはたまらないお話しだとも書いておく。