満足度★★★★
地味ながら実在感あり
「十七戦地 あったかのよな 嘘を見せ(「講釈師 見てきたような 嘘をつき」風)」。キャッチコピーは「身近なSF」?
SFの範疇に入る物語ではあるものの、派手さはなく大きな事件が起こるワケでもなく、しかしその地味さ(笑)ゆえに妙に実在感があり、絵空事に見えなくて(いや、1つ大きな絵空事はあるんだが)再現ドラマのように感じられるのが独特。
賛否両論あると思うが SPIRAL MOON のSF系のハナシに通ずる感覚が個人的には好み。
また、大正期の女性キャラがそれぞれ特徴的かつ魅力的。
なお、観る前に当日パンフレットの人物相関図に目を通しておくことを強く推奨。