満足度★★★★★
面白いぞ!
北沢スズナリで劇団・KAKUTAのターニングポイントを観劇。
巷では実力派と言われている作・演出の桑原裕子だけに初見だが観劇を決意。
今作は劇団結成15周年記念らしく、3人の演出家によるリレー形式のオムニバスで展開している。物語自体は二人の女性の長い期間に渡る友情物語で、特別に目新しい物はない。だが始まりの表現方法、役者の実力と小劇場というより商業演劇の様な華やかさと圧倒的な力強さを感じさせてくれる。スズナリが驚くほど狭く見えたほどだ。明らかに最近観ている劇団との格の違いを感じる。この劇団、パルコ劇場辺りで公演するのが向いているのでは?と思わせてくれるぐらいだ。
そして観て良かった、次回作も観よう!と思い劇場を後にした。