PRESS~プレス~ 公演情報 キューブ「PRESS~プレス~」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    笑う事の素晴らしさ
    どこまで台本でどこからアドリブなのか全く判らないくらい、といって乱痴気騒ぎのようになる訳でなく、徹底された笑いに溢れた舞台。
    過去4作品の時々入るシリアスさも良かったけど、今回のようなシュチェーションとスラップスティックさが上手い具合に混じり合った舞台は流石に演者の本領発揮と入った観があり、とても面白く見入る事が出来た。ちょっと吉本新喜劇風のクドさもあるけどw
    万人を一斉に笑わせる力のある人達は、いずれにせよ素晴らしい事だと思う。

    相武さんの昭和のヒロイン役がよく似合っていた。
    少しさんまさんの声がカスレがちで台詞が聞き取り辛かったかな。
    それにしても60〜70年代って、新聞はもうカラー化してたんだろうか(笑)

    ネタバレBOX

    身体を駆使し、笑いのスピード感があリ過ぎるくらいのチームプレイといった感じ。
    才谷劇団の劇中劇シーンは、つい、そとばこまち?と思い出してしまった。かつてのメンバーが関西弁で喋り倒してるんだもんw。

    なでしこの弟がキーワードになっているが、最後に弟は彼かと思っていたら、その考えは安直でした。家族や人間関係が希薄に見えるようで、実は言葉では言えない分の思いを想像力で包んだ人間愛が溢れる舞台だった。最後の才谷の哀愁ある後ろ姿が印象的。
    編集長、昭和の頑固親父風の実直さと清濁併せ持ったバランスのよい大人といった感じで良い。
    森田=アラーキー(風貌が)に笑わせてもらいました!

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    2012/02/24 02:11

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