空想上洋品店 公演情報 劇団ぎゃ。「空想上洋品店」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    もう一歩先を!
    普段あまり舞台を観ないボクもぎゃ。さんはこれで3回目。
    どちらかというとたくさん観てる方に入ります。


    いやしかし、今までにないくらいポップでしたねー。
    「洋服」がモチーフだけに衣装やその他の部分での色彩設定にはかなり気を使ったのではと思います。

    ネタバレBOX

    以下、超個人的見解。


    ものすごく色々な場所で「惜しい!」と感じた部分があり、楽しみたい一方でどうしてもそこが気になっちゃって。


    世界観は好きなんです。大好きなんですよ。


    でもその世界をより深く味わうためにはまだまだ徹底できた部分があるのではないか。
    暗転はもっと短くしてほしかったし、もう1~2本、洋品店と別のエピソード(最初の老婆の話みたいなの)を盛り込んで欲しかった。
    ボクが観た回だけだろうか、一番最後のチャプター(たぶん1)のスライドが無くて拍子抜け。
    床に描かれた間取り(ドッグヴィル形式?)の使い方が案外普通だった。
    ここまできたらドア開閉の音が欲しかった。


    などなど。


    役者さんのパフォーマンスの方向性はかなり完成に近いものだと思います。
    だもんで、演技以外の段取り的な部分が今後強化されていけば、さらに面白くなるはずだ、と期待しています。

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    2007/02/13 10:18

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  • >たかさきさん
    コメントありがとうございます^^


    んー、「完成度が高い」というのとも少し違う感じですね。
    ポイントは“方向性が”って部分で。
    ぎゃ。のキャストさん達は、ぎゃ。の芝居の中で自分が与えられた役をどのように演じるべきかをすごくよく理解できていて、それをかなりの精度で体現できている、と感じたんです。


    「役者の個性×演出」の構図がきれいに成り立っているっていうのかな。


    「役者の個性+演出」
    「役者の個性-演出」
    「役者の個性÷演出」
    「役者の個性>演出」
    「役者の個性<演出」


    ではないなぁって。
    もちろんまだまだ音楽に負け気味の声量とかドアノブの位置があやふやなマイムとか基礎の部分の底上げは必要かもしれませんが(演出自体のスキルアップにも期待しつつ)、
    「完成に近い」っていうのはつまりここでは「やるべきことがきちんと見えてる」という意味ですね。


    じゃあそう書けばいいのにね。日本語がヘタなボクです。

    2007/02/13 16:28

    >役者さんのパフォーマンスの方向性はかなり完成に近い

    これ、意図するところをもうちょっと詳しくききたくなりますね。
    個人的に好き、ではなくて「完成度が高い」という表現ですよね。

    2007/02/13 12:52

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