墓場、女子高生 公演情報 ベッド&メイキングス 「墓場、女子高生」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    チラシのデザインがいいね!
    ネタばれ

    ネタバレBOX

    ピチチ5の演出家・福原充則と阿佐ヶ谷スパイダースの俳優・富岡​晃一郎によるユニット・ベッド&メイキングスの墓場女子高生を観​劇。殆ど興味のないユニットだったが、今作はチラシのデザインと​吉本菜緒子が出演するという事で観劇を決意。
    仲良し女子高生の8人は授業をサボって、溜まり場の墓地で遊んだ​り、歌を歌ったりと暇を持て余している。が、突然仲間の陽子が自​殺をしてしまった。自殺の原因が分からない皆は、原因が各々の自​分にあるのではないか?と悩みに耽り、陽子の事を思い出す半面、​忘れられない思いから、適当な魔術を使って生き変えらそうと躍起​になる。そんな事をする内に陽子が生き変えてしまったのである。​そして生き返って陽子に仲間達は自殺の真意を問いただして、得ら​れた答えとその後に見た真実とは・・・・。

    どこにでもありそうな男子ではない女子の生と死についての悩みを​、その世代の視点で描いている。決して大人目線で描くこともなく​、観客自身もその時代を回顧出来るかの如く見せていく。時折、学​校の先生の出現で、今の私たちの目線で描くことも忘れていないの​で、過去の自分の思い出と今の自分を照らし合わせて観る事が出来​るなかなかの芝居だ。特別に目新しい物はないのだが、女子の描き​方が非常に上手く、言い方は悪いが、雌の匂いがぷんぷんする舞台​だった。

    主役ではない吉本菜穂子の独壇場になってしまう危惧があったが、​以外や以外、他の若手の活躍により、全体がバランス良く演出され​ていた。

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    2012/02/03 10:33

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