満足度★★★★
良質!!
生まれつき耳に障害があって手術すれば治るといい聞かされ、そしてその時には 外国に行っていてなかなかあえない父親も戻ってくると きかされている10才の少女が・・・
おかまの患者や くせのあるおじさん、同じ年のお金持ちの娘 のいる大部屋に入院してくるところから はじまります。
最初の暗転で 「これは!!なかなか良さそうだぞ!!」 を感じました。
病院を舞台に繰り広げられる とってもファンタジーな作品、前半はコメディタッチで すんなりと この小学生のお話に入っていけました。
そして、家族・人の温かさ などを展開するエピソードの中に さりげなく折り込まれていて
ラストには*papasan* 2012年 初涙・・となってしまいました。
脚本がとってもしっかりしていて、90分という時間を どんどん 引き込まれていく演出。
大人はもちろん 子供さんとか中・高生なんかにも是非観てもらいたい作品ですね。
寒空の帰り道 心がほっこりと暖かくなれて 帰れました。。