新年工場見学会2012 公演情報 五反田団「新年工場見学会2012」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    イイねー!
    平成24年の芝居始め。

    観劇前に、大崎のタワーマンションに住まう社長Eの家に白菜の浅漬けとあんこ餅を土産に持って行ったら、お返しにお年玉くれよった!
    ウチの販売所で100円で売ってる浅漬け&年末にこしらえたあんこ餅が、ン百倍に・・・「やる」と言うものを断るのもなんなので、ありがたく懐にしまう。

    「やっぱ住友のマンションは内装がショボイなー」と毒づくつもりだったのに、「中国人相手の商売人は違うネ!」「髪増えた?」etc.のヨイショ連発・・・お互いに気分が良いまま友人宅を後にし、アトリエヘリコプターへ。

    五反田団主宰の実家の元工場をフル活用している小屋だけに、昭和の匂いプンプンのロビーの雰囲気がたまらない。
    その片隅では、飲食販売が。たいして腹は空いていなかったけど、スルーするのもなんなので、チキンカレー(小)を注文。
    注文しながら、テーブルの上に置いてあったビンが気になる。キンカンと洋梨を漬けてある「洋梨とキンカンのサングリア」だ。
    「柑橘類を摂って、風邪予防すっか」と追加注文。すると、店員の彼女(←かわいい)が、ビンを開けて、うわずみを丁寧にコップに注ぐではないか!

    「えっ?洋梨とキンカンは食べられないのか・・・」と軽く衝撃を受ける。

    サングリアという関西のドリンクメーカーのような名前のブツは、フルーツポンチではなく、梅酒のようなものだったさ。。。

    そんなこんなで、身も心もぽかぽか状態で、場内に突入したのであります。。。

    ネタバレBOX

    幕が開けてからの3時間弱は至福の時間やった。

    もう楽しくて楽しくて・・・頬が緩みっぱなし。

    劇団員が、メジャー映画の端役をゲットしてからのてんまつを描いた『業界人間クロダ』は、古き良き喜劇。観客は、泣きながら笑うってヤツ。

    顔合わせの飲み会で、上座から最も遠い席に座る名もなき劇団員3名。
    一所懸命な作り笑い&拍手をし、メジャーの雰囲気に触れた昂揚感を隠しきれない3人が、たまらなく哀しく愛おしい。。。
    場の空気を読んで、飲食を遠慮してたのに、しっかり会費4500円を徴取されるのが泣かせる。。。
    しかも、たいして入っていないであろう財布から4500円を絞り出してる様が、おもしろい!はずなのに・・・ボクは笑い声をあげているんだけど・・・泣かせるんだよなぁ。

    次回作を匂わせるラストもイイ!来年もゼッタイ来るぞ!!

    その後に続くステージも、どれもこれもオモシロカッタ!

    ザ・プーチンズのステージは、なんかオシャレの極みすら感じたなー。
    代官山蔦屋書店が好きな女の子を落としたいなら、ザ・プーチンズのライブに連れていきゃイインジャナイカ?ってくらい独特のテイスト持つユニット。

    街角マチオさん演じるロボット・・・あのアイデア「どっかの余興で使わしてもらおう」とボクの中に悪の心が芽生えてしまうほど、ヨカッタ!!!

    街角マチコさんが奏でる楽器テルミン。この楽器、凄いっす。
    気になる方は、「ザ・プーチンズ」のHPへゴー!!!

    劇団ハイバイのステージは、金子岳憲さんが退団するまでのテン末を描いたもの。金子さんの追い込まれ方が、たまらなくオモシロイ・・・オモシロイって感想でイインダヨネ?笑

    ハイバイの上田遥さん。魅力が増したなー。

    何年か前に、周りに田んぼしかない劇場で彼女の演技を観たけど、その時から数倍、魅力的になってる・・・ま、顔&声がボクの好みであることは、さておいて。

    「頭噛んでもいいですか?」とかわいらしくささやく獅子舞も観れたし・・・最高に縁起が良く、楽しい楽しい、心がポッカポカになる『新年工場見学会2012』でした!

    あっ・・・ホットワインのレシピを聞くの忘れてた。。。

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    2012/01/08 01:57

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