ウィリアムの仇討ち 公演情報 うさぎ庵「ウィリアムの仇討ち」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    ドキドキげき
    先が見えない緊張感のある展開にドキドキ。こう来たか~、と思わせるラスト。ポストパフォーマンストークで渡辺源四郎商店の畑澤さんの話も聞けて大充実。今年最後の観劇の締めくくりに最適な良質な内容だったなぁ。

    ネタバレBOX

    入り口を入ると、両側を客席に挟まれる形の舞台。僕は、舞台を渡って奥手の最前列で観劇しました。個人的には奥手の方が楽しい気がしました。入り口入ってすぐの手前側を、上演中役者が行き来するのでその様子も奥手だと楽しめます。

    物語はハムレットを明らかに下地にした、文字通りの仇討ちもの。だからハムレットのあらすじを知らないと、楽しさも半減かもしれません。登場人物の1人、公人(「ハムヒト」だからハムレット)の狂言的な言動は、昭和30年代テイストで一部理解出来ない内容もありましたが(すみません、昭和50年代生まれなのでっっ)ハムレットのウジウジ感満載でした。飛行機事故で死んだ製菓会社社長の男と社長秘書の女の遺族が、慰霊碑へ向かう飛行機の中での物語。時間軸として同じシーンが2回繰り返される構造になっていて、1回目意識的に語られなかった謎が、二回目に明かされる構造になっていました。登場人物皆、仇討ちしてもおかしくないような腹に一物あるような言動行動するので最後まで、誰が仇討ちするのっっ的なドキドキが続いて最後まで緊張感があり楽しかったです。最後、飛行機落ちちゃうんだって思って、すげーな、「24」みたいだなって思いました。

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    2011/12/28 00:00

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