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うつくしい世界
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こゆび侍「
うつくしい世界
」の観てきた!クチコミとコメント
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unicorn(1870)
満足度
★★★★
美しい世界
ダークファンタジーな美しい愛情の話か。かなり面白い。衣装センスも良い。
ネタバレBOX
空気が配給制の世界。女王に気に入れられると金貨がもらえる、貧富の差がしっかりあって、なんだか息苦しい世界。そんな世界は、「バラ」と呼ばれる人間によって保たれている。「バラ」は、くうきにんげんで、褒められると身体が膨らみ、新鮮な空気を放出するが、今の「バラ」からの空気放出量が減ってき始めていた‥。
女王・カストー(笹野鈴々音)に仕えるルルート(古賀裕之)の子・ニカロ(猪股和磨)は、くうきにんげん。ルルート夫婦はそれを秘密にするため、笑顔でニカロを罵る毎日。ニカロと同級生のピコ(浅野千鶴)と病弱なその妹のウピ(小石川祐子)は、貧しいながらも明るく生きていて、あっけらかんとしたピコはニカロと仲良くなる。しかし、ニカロの秘密がバレて、ウピとニカロとルルートがつかまってしまう。ピコは駆けつけるも、ニカロを「バラ」として生かすか、それとも死ぬか迫られる。ピコは、ニカロに告白してニカロを爆発させようとする。
話の設定とか登場人物とか終始惹かれるものがあった舞台。特に終盤の、ニカロへの「好きだ」連呼シーン。ニカロの笑顔と、ルルートの満足げな表情が印象的。ピコの爽やかで穢れない愛情があふれていた。
女王の付き人的なドッコ役の永山が、色々と良い味を出していた。いい感想じゃないかもしれないけれど、好きだ連呼シーンが、「ラピュタ」のバルスシーンにかさなっているように、終演後ふと思った。
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2011/12/19 00:13
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