ご来場ありがとうございました!!『増殖島のスキャンダル』 公演情報 舞台芸術集団 地下空港「ご来場ありがとうございました!!『増殖島のスキャンダル』」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題223
    2回目、18:45会場着、もう少し待つようにとのこと、今夜はそれほど寒くない。19:00受付、開場、荷物を預け、初日と同じ席をお願いする、椅子はサクッと完成、隣をみると「806」だった(1945.08.06)…しばし見つめる。お客さんが増え(ワイワイガヤガヤ)賑やかに椅子作り、主宰の前説…聞いていない。なぜか殆どの方が「正面っぽい」方を向いて座っています。流れに逆らっているのは私を含め数人…初日はこうじゃなかったと思う。2回目となり、少し内容について考えるようになりました。死しか与えることができない存在、触れると傷つき、遠く離れているしかないモノ、またそれを産み出す者、繰り返し、また繰り返し、自らをも真っ黒い世界へ引きずり込むモノ。死した者たちの声が重なり合い言葉となり、また産まれ、止どまらず、ようこそ、さらに楽しいツアーへ…。

    ネタバレBOX

    違う角度からとも思いながら同じ席、いろいろ眺めます。雑誌記者が入口付近で身を隠しながら写真を撮っているシーン、肉にイヤリングが入っているのを見つけるシーン、ブッフェで料理を代えたりナイフなどを揃えるシーン(音)、バスルームで桶(?)に脚を引っ掛けるシーン(音)、海岸のシーン(音)、目を閉じると瞼の裏に見えてくるし、じっとみているのは私くらいかな…。きっと何度見ても面白いんだと思うのでした。

    ポダム→ポツダムだろうか
    火油→炸裂する火球にもみえる
    サナミ→3人の演者による操演とセリフ、これは巧い、顔なき顔の表情が見えるようでしたし、苦悩に身をよじる様などもよく出ていました。鋼の骨格はターミネーターのようで、ここではないところから「死」のみをもたらすためにやってきた存在。ようこそ、マシーンへ。

    椅子を作って、しばらく座らず立って見ていたのですが、立つ/座る、とではだいぶ風景が違ってくるようです。演技の邪魔にならない場所での立ち見も面白そう。



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    2011/12/13 22:50

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