満足度★★★★
いい脚本だと思いました
周りで見に行った人が、みんな口ぐちに「よかった」「面白かった」と言うので、ハードル高めに見に行ったのですが、本当に面白かったです。
なんていうのかな、上手く表現できないけど、最近はプロの舞台しか見てなかった自分が90点を付けてもいいなと思ったくらい、よかったです。
もっと見に行ってほしい。
もし行こうかな?って思っているレベルの興味があったら、背中押します。
行ったらいい。
少し辛口な評価をすれば、サラリーマン、女優、女子高生、の3人分のストーリは、それぞれにバランスはそんなに良くないけど(時間的なもの)、本当はもっと描きたかっただろうな思うし、その分、凝縮されている。言葉が厳選されている印象を受けた。もちろん、もっと無駄を省くこともできたかもしれない。もちろん、演出と言う点での役者への演技指導も。しかし、基本的に舞台は本が良ければ良くなる。その点に置いて、とてもいい本だった。
狭い舞台ながらも舞台美術も(捌けの見きれのせいで客席が狭いのはちょっと残念だったけど)良かったし、演出も良かったと思う。飽きさせない展開をしていた。空間の壁いっぱいの装飾(絵)も素敵なので、もうすこしちゃんと見たかったなと思う。
トータルでいい作品だとも思いました。ぜひもっとたくさんの人に見てほしい。