新宿ラブダンディ/新宿ラブプリティ(2演目同時期上演!) 公演情報 劇団虎のこ「新宿ラブダンディ/新宿ラブプリティ(2演目同時期上演!)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    日本でのコメディ
    という設定でありながら、どこか翻訳口調が残り、始めのうちすごく違和感があった。海外の原作があったのですね。でも、その違和感のせいで笑いが起こらない。ようやくこの独自世界に馴染んできたのは末娘が大変身を遂げて「アン・ドウ・トロワ」とやっていたあたりから。この変身っぷりは見事でした。う~ん、脚本の咀嚼不足では?

    ネタバレBOX

    ニンフォマニアを自称する次女、すぐ切れるキャリアウーマン、男を連れ込みまくる姉妹、結婚しないというだけで娘をあばずれ呼ばわりする父親。日本ではありえないことばかりなので、翻訳物と知らなかった私は「何?このキャラ?」とついて行くのに精一杯。翻訳物であれ何であれ、設定を日本としたからにはやはりそれなりの日本らしさが必要だったのでは。ほとんどの観客は私のように、原作がニール・サイモンのものだなんて知りません。なので、ずっと違和感を感じていたと思う。そのせいで笑えないんですね。こうした尖ったキャラクターというのは扱いが難しいと思いますが、もっと日本風に丸くしても十分コメディになったのでは。また、小道具ではないけれど、入室に際しいちいち靴を脱ぐのもなんだかうっとうしい感じだったし、(ここは妙に日本風、何で?)何よりも美い女揃いのはずの女優さんが美い女に見えない。日本人の足の形の悪さがはっきり判ってしまうし、日本の女らしい無防備な感じが丸出し。(それでいてキャラは外人)靴の取り扱いは重要です。靴を脱がなければ翻訳物のいい雰囲気が出たかも。

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    2011/09/23 10:21

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