金糸雀喫茶館 公演情報 黒色綺譚カナリア派「金糸雀喫茶館」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    楽しいひととき
    おどろおどろしい話が多い黒色綺譚カナリア派だが、私は本公演でなく、夏の朗読劇が初見でその雰囲気がとても好きだった。

    どちらかというと、番外企画の赤澤さんの演出が好きだ。

    今回は、活動休止前のイベントと言うことで、リラックスして楽しめそうな企画なので、お邪魔した。

    一人で行ったのだが、居心地がよく、とても楽しいひとときだった。

    ネタバレBOX

    女優さんたちがカフェで、作品にちなんだお料理や飲み物をサービスしてくれる。

    芝原弘さんが執事役で、席に着くとメニューとシステムを丁寧に説明してくれた。

    特技のパフォーマンスも、俳優の自己陶酔ではなく、お客の立場に立って演じられていくのがさすが。

    こういうイベントでも俳優さんたちは、自分たちだけでなく、お客を楽しませるのが仕事なのだということを痛感させてくれた。

    芝原さんが語る怪談噺は、過去の公演のあけびという少女の扮装でスケッチブックを手に登場する。

    その抑揚のない、ちょっと拗ねたようなぶっきらぼうなしゃべりかたが、怪談の内容にとても合っていて、グイグイひきこまれていった。

    中里順子さんは、リクエスト形式のミニレビューと、レビューショーと二通りあって、どちらも楽しいパフォーマンスだった。

    ヘビメタを歌う時も、「ここでギターの人が出て」と、本来のバンドの情景を説明しながら歌ってくれるという親切さ。

    山下恵さんとのダンスセッションもこういう企画ならではだった。

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    2011/09/22 22:35

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