わらいのまち 公演情報 東京セレソンデラックス「わらいのまち」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    まったく乗れなかった
    全然笑えなかったし。
    なんだろ、この感じ。

    ネタバレBOX

    全然面白いと感じなかった。
    なぜだろう。

    ベタな笑いは嫌いじゃないし、役者たちも熱演というのはわかる。
    「東宝セレソンデラックス」っていうのも面白いと思う。
    しかし、周囲のおばちゃんたちが大爆笑すればするほど気持ちは冷めていく。

    同じことを、あまりにも何度も繰り返しすぎるのがいやなのかもしれないし、ベタがあまりにもベタベッタすぎるからかもしれない。
    やくざな兄貴が帰ってきて、周囲が迷惑して、その兄貴が美人に一目惚れという、寅さん的な出だしや(引き戸に寄っかかると、戸がすっと動いてこける、なんていうところは、まんま寅さんじゃないか)、「そんなの関係ね~」のつかみや、いまどきポポポ~ンの歌、いまどき仕分けで有名な白いスーツの女性国会議員の設定とか、スリッパで頭を殴るのが何度も何度もとか、ドタバタと走り回るとか、不倫相手の女性が相手の赤ん坊を誘拐する八月の蝉的なエピソードとか、なんかそんなのが気になってしょうがないからだろうか。

    どこかで、(別の古い映画とかテレビとかで)見たり聞いたりしたことのあるような、既視感だらけの内容(ギャグも笑いも設定も)で、古い舞台を観ているようだった。それは、昔書かれた作品ということではなく、古くさいという意味においてだ。もちろん、古くても、古くさくても、いい作品はあるのだが…。
    とにかく、なんか気持ちが悪い。
    人情話的な話の収束もなんだかな~だったし。
    平成の世でも、やっぱりこういうのがウケるということなのだろうかね。

    前半はそうでもなかったが、後半の、勘違いで取り違えあたりから、周囲の笑い声は高くなってきたのだが、そういう中にいると、こっちの感覚のほうがおかしいのではないかと、不安になってくる。
    安心して観られるということで、ファンが多いのかな。

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    2011/09/17 14:21

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