ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎 公演情報 東京演劇集団風「ジャンヌ・ダルク―ジャンヌと炎」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい!面白い!中世!
    ジャンヌ・ダルクが1429年に突如表舞台に現れてから火あぶりに遭うまでの物語。

    素晴らしい出来栄え、とにかくストーリー自体が理屈抜きで面白かったです!

    ネタバレBOX

    聞こえてないのに聞こえたと言うのは嘘つき、本当に聞こえていたとしたらそれは病気という立場の私ですから、フランスや国王のことを憂いて何とかしなきゃあと思いつめた結果、彼女の心の声が妄想となって現れたのだと解釈しますが、本当に素晴らしいお芝居でした。

    衣装も素敵でした。ペストと飢えのかぶり物の人形は大きさと不気味さで意表を突かれました。骸骨のコウモリのような衣装もとても不気味でした。そして、人形劇に使われるような人形が出てくると本当に楽しくなります。各国の王様の馬鹿さ加減を表現するのにピッタリでした。

    兵士?の身体を前後に揺するような歩き方、これも中世風で良かったです。

    ジャンヌ・ダルクの生涯を知ることもできました。いきなり火あぶりに遭ったのかと思っていましたが、改宗したりしていったんは牢に繋がれ、我慢すればそのまま生きながらえることもできたのですね。しかし、暴行の恐れがあったり、屈辱の中で生きることを良しとせず、自らの信念を貫いた結果火あぶりになったのでした。納得!

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    2011/09/03 02:01

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