超コンデンス 公演情報 少年王者舘「超コンデンス」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    無題103
    ...これは凄い、波長がピッタリ。スズナリはお客さんすし詰め。整理番号が比較的若かったので早めに入場、みなさんやや後方のポジション。そこをいつものように迷わず最前列に陣取るのでした。開演直前、後ろを振り返ると...人、人。説明にある「へヴィーメタフィクション」というのは、ヘヴィ・メタルを意識しているんだと思うけど、Metallicaの初来日公演をみた私、この公演もそのくらいの衝撃。リズム/メロディ/ハーモニー/映像、こんなに整っていながら、超重量級のパワーで押しまくる・・・信じがたい。今日は少年(中村さん)をみました。かつて通い詰めた劇団にいた少年(高橋響子さん)の再来かと思いました。

    前にも別のところで書きましたが、場内の女性案内スタッフ(メガネの)、ヤッパリ他のお芝居でもおみかけしているハズ。代行のようなお仕事なのでしょうか?声がよく通り、対応はピカいち、帰るときの挨拶もキチンと。どうなのか聞いてみようとしたのですが、お仕事中なので遠慮してしまいました。

    ネタバレBOX

    さて、肝心のお話は…よく覚えていません。ロックのライヴに行って歌詞なんか気にしないのと同じ(←私に限定、英語わからないし)。ずっと、ヴォーカルだって楽器の一つだと思ってきました。だいたいがハイトーン、PAシステムによって増幅された音群は会場の隅々まで入り込み、地響きをたてます。それがヘヴィ・メタル。

    全員揃うと何人になるのでしょう、それでもセリフをあわせてくる、繰り返し、繰り返し。寄せては返す波のように。時間を飲込み、吐き出す、これは自分の目でみなくちゃダメだ。

    よく、何人かが同じセリフを言ったり、順番に話したりするお芝居があります。また同じシーンを繰り返すのもあります。これが苦手で、いつもそこで挫折します。ちゃんとみればいいのに、意識は残り時間に向いてしまいます。今回、今までのことはすっかり忘れてしまい、全部いいじゃないか…と開き直るのでした。声質が似ているからなのかステレオ再生のように立体的に聴こえてきます。スクラッチノイズなしの純な響きです。

    暗転をうまく使い、役者は現れ、消えてゆきます。最初はどこから出てきたのかとビックリしました。とにかく動き回り、いたるところから声が聞こえ、役者陣は疲れを知らないようです。

    1回の観劇で終わってしまいました。次回もきっと。

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    2011/08/30 00:42

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