満足度★★★★
愛だね私も20年来の競馬ファンだが、脚本を書くために数ヵ月勉強したのでは書けないようなマニアックなセリフが次から次へと飛び出し、野木さんの競馬に対する造詣、愛がひしひしと伝わってきた。人と馬を瞬時に演じ分ける役者の力、脚本の妙は素晴らしかった。ただ、競馬としてはありえないマンガのようなレースは、私の期待するパラドックス定数のリアルさの対極にあるため、そこが残念だった。今回の公演は、野木さんの競馬への思い入れが強かったが故の、ある意味パラドックス定数の変化球なんだと思った。
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2011/08/14 01:59
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