チャイムが鳴り終わるとき 公演情報 オーストラ・マコンドー「チャイムが鳴り終わるとき」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    感性が問われる作品
    私には凄い力量のある作品に思えた。見応え十分。
    芝居に見入っているうちに、あっという間に時間が過ぎた。

    観劇が終わったときの感想は、「なんて重い芝居なんだ」と思った。
    決して愉快な芝居ではないし、感動的な作品でもない。
    でも人の深層心理に迫る、とても深い話だと思う。

    1つの芝居を観劇しても、色々な意見が出るものだと思う。
    観劇する側が、その芝居や役者に何を期待しているか、が違うのだから、
    しょうがないのだろう。作風の好みもあるだろう。

    それに加え、この作品には、観劇者の人生体験も背景にあるように思える。

    感性が問われる作品だと思うので、芝居好きの方にはオススメしたい。
    ただし、重い芝居であることは覚悟して。
    あとはネタばれで。

    ネタバレBOX

    すでに多くの方があらすじは書いているので、省略。

    この作品を通じて、「どの登場人物に共感できるのか、どの人物が嫌に感じるのか、どの人物を可愛そうに思うのか。」
    見方を変えれば、芝居から得られる答えは色々あると思う。

    答えは、レビューではなく、自分でみつけた方が良いと思える作品です。

    0

    2011/08/13 00:02

    0

    0

このページのQRコードです。

拡大