満足度★★★★
好感が持てる真摯なチャレンジ
小劇場の若手が眞山青果の戯曲を取り上げるとあって、楽しみにしていた。
元禄忠臣蔵のような大作は観ているが、本作は初見。
夏の演劇界は、昔から若手の勉強会が多く開かれてきたが、この公演も若手が難物に真っ向から取り組んだ有意義な二人芝居で好感がもてた。
青果ファンにも、青果を知らない人にもお勧めしたい。
これを機に、眞山青果に興味を持って、新歌舞伎の公演も観てもらえたらうれしいのだが。
この会場、多いときは週3回くらい前を通り、工事中も見ていたが、画廊に改装されたとは知らなかった。
まさか、ここで上演するとは思っていなかった。
外から見ても戸が閉まっているとわかりにくいのだ。
このことを含め、詳細についてはネタばれで触れます。