満足度★★★
色彩豊かな役者陣。初日。前作のスズナリと比べると、役者の目線に近い高さの客席が気持ちよい距離感で世界への導入を誘います。通路を使用することもあり、その感覚は途中で揺らぎますが、そこは空間設定と役者が横を通る演劇の醍醐味を取ったのだろうなぁと。多角形な雪の結晶美術は、雪の静けさも感じる落ち着いた作りになっています。その分、扉を開けて入ってくる役者一人一人が色鮮やかに感じられ(もちろん美術との対比だけではありませんが)、部屋の空気が変わる瞬間が印象的でした。
ネタバレBOX
0
2007/11/04 15:38
このページのQRコードです。
拡大