満足度★★★★★
見事な出来栄え
舞台や落語でなんどか見聞きした「牡丹燈籠」
夏の怪談話と思いきや、三遊亭円朝の原作を忠実に再現したという作品は、今までみてきたものとちょと違っていました。
恋仲になっ信三郎とお露、これを娘の不義と手打ちにしてしまう父親の飯島平左衛門 そして毎夜 幽霊となって信三郎のもとに侍女のお米と通うお露。
その時に持っていたのが牡丹の柄の入った灯籠。
しかし、原作のままという今回の舞台でしったのだけど、孝助という奉公人を中心とした仇討ちストーリー。
自業自得、因果応報 といったものが根底にある物語なのでした。
歌舞伎や狂言を思わせる白木の舞台、キャストさんは出番意外も桟敷に控えていて2時間一回もハケませんでした。
控えから瞬時にスイッチを切り替える集中力なんかも観れて、別の意味でも楽しめます☆
かなりテンポよく展開していくので、一度でも「牡丹燈篭」をみた人にはすんなりですが・・初見だと ちょっととまどうかもしれませんが、 とにかく役者さんのレベルが めっちゃ高くて 緩急織り交ぜたストーリーはすばらしいものでした。。
さすが!! ハイリンド。。
この日は当日券で しかも階段に座布団での観劇 お尻がかなり痛くなったけど 観れて良かったです