満足度★★★★
ほのぼの系宇宙船!
この劇団特有のほのぼのした感じと宇宙船の組み合わせが妙におかしく、楽しめました。かつては命がけだった遠洋漁業も、現在では航海機器の発達で退屈と肥満が最大の悩みとか、それなら将来、宇宙船でだって同じことが起こるかも~、なんて思いながら観てました。何より感心したのは、あの狭い舞台で、あれだけ大人数の出番をとても巧くまとめていたと思います。エイリアンの侵入を信じるグループと、そんなのありえないと主張するグループ、エイリアンをやっつけに行くグループと部屋に残るグループ、という風にうまく人数を対立させたのが分かりやすかった原因かな。他の二つの公演も楽しみな劇団。