年相応。
『若いほうがいい』とか『三十代からだ』とか言っても、いや女の子はいつだって可愛いだろ、と。
自分でも意外と初の本公演観劇。今回上手く機能していたのは、「いい意味で全力で演技してない」って部分かと。さらっとしてた。役者が演技力を発揮するというよりも「女の子が何かしてる」。それがこの演目の支柱である一人の女性の歴史を語るモノローグに重なっていた気がします。暑苦しいものや重苦しいものを押し付けて来ず、ちょうどいい距離感。
座ったのは下手端の席だったので、自分から観ると年代を追うごとにこちらに近付いて来る感覚がありました。上手に座ったら遠ざかって行く感覚だったのかな? それも試してみたかった。