満足度★
浅田次郎無念・・・原作は良い本なのだが・・・まず、主人公の天切り松が、本当に闇語り(180㎝四方しか聞こえない盗人の会話術)で、客席では全く台詞が聞き取れませんでした。大正の雰囲気も取ってつけた様な感じで、出演者の台詞回しも身のこなしもたどたどしく、見ていて不安になるほど。それぞれのエピソードも、登場人物も投げっぱなしで掘り下げる訳でもなく、一体何を伝えたいのか?浮かび上がってくる物は薄っぺらいテーマのみ。脚本家も演出家も素人だったんですかね?何しろ大人の学芸会の様でした。浅田次郎さんもさぞ無念だと思います。
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2011/06/10 23:51
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