これは、カルト集団の祝祭か!!!
小劇場だから、何をしてもかまわないとは思うけど、
それを承知の上での印象・・・。
縁があって足を運んだサンモールスタジオ、
何だか新興宗教の催し物かと思うような、
意味深といいますか、狂気の沙汰のような祝祭が
繰り広げられてました。
開演前から「劇場が狭い上混雑しておりますので上演時間中にトイレなどの
出入りは非常に困難です、お早めに」と案内があったよう、
小さいながら劇場は超満員。
以外なことに、若い男性が多く、小劇場の客層とは少し違うのが印象的。
始まって10分、20分過ぎた頃から、
非常に居心地が悪いというか気分が悪くなってきて
劇場から出たかったんだけど
案内のよう、一度、祝祭が始まってしまったら、
もう退場は許されず・・・。約100分、この祝祭に付き合っておりました。
この劇団は一体何なんだろう?
耳障りの悪い疲れた声で歌ったり朗読のように台詞を言ったり
キレの悪い踊りを繰り広げたり
怪しげな舞台装置が敷き詰められていたり・・・
第七回ということなので定期公演をしている劇団なんでしょう、
女性陣はともかく、怪しげな男優陣の見苦しい叫びの場面が多く、
それ念仏のような呪文が唱えられ・・・。
これは実験芝居とか、抽象芝居という類とも違うと思うんだけど
観客はいるので、何か支持をされてるってことでしょうか。
いろいろな表現方法について否定はしませんが
僕の守備範囲とは遠く離れた作品でした。
評価は不能です。