満足度★★★★★
【十二人の~】法廷劇の金字塔…という予備知識なしに鑑賞。こんな面白い話があるとは!と驚き、凄まじい破壊力に圧倒された。もちろん、しっかりした演技があってこその舞台なのだろう。人種差別問題なども含まれた社会性とサスペンス的要素、人間の独善的な弱さが内包した素晴らしい脚本に負けない、力の籠った演技で十分に満たされた。名作ほど劇団としては手を出しにくいと思うし、自作の法廷劇(裁きの日)との2本立てという企画である点、勇気ある公演だと思う。
ネタバレBOX
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2011/05/28 01:22
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2011/06/01 01:32
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4号の「首をへし折るぞ」の台詞は訳本どおりです。ここまで冷静であった4号の限界を10号が踏み越えたと考えています。