バッコスの花ざかり 公演情報 劇団バッコスの祭「バッコスの花ざかり」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    演劇以外のパフォーマンスも味わえる
    「企画LIVE」と銘打った公演だけあって、「演劇」以外のコンテンツも盛りだくさん。良い悪いあるかもしれないが、力がこもっていると感じた。

    公演時間は休憩含めて大体120分。演劇以外のパフォーマンスも概ね上々。てか、女優さん全員キレイでしたね。びっくり!

    ネタバレBOX

    「看板女優決定戦」…劇団の看板女優を決定する企画。各公演ごとに違うお題(今回はお絵かき)で、お客さんの投票でポイントゲット。最終的なポイント総数で「看板女優」が決まる。たぶんアドリブな企画(お題とかは知らされてないんじゃないかな)と思う。つまり、面白いかはその時次第ということ。こういうのは嫌いじゃない。

    「人形の家」…演劇。イプセンの名作に脚色と加えつつ、短時間の舞台にうまく仕上げていて、とても見やすい。ノラを二人配役にしたのも成功したと思う。そのノラ二人の演技も魅力的だった。

    「阿吽」「動物園」…コント。ショートコントだが、面白かった。特に「阿吽」の方。

    「休憩」…5分ほど。森山智仁と雨宮真梨のフリートーク付。

    「楽しい時間」…映画。30分くらいあったと思う。正直長い。一度挑戦してみたかったのかもしれないが、普段演劇をしている団体が「LIVE」と銘打ちやる舞台で、その1/4を映画に充てるのはどうなのだろうか。はっきりいって、内容もとりたてて面白いとは思わなかったため、マイナスと感じた。

    「歌」…出演者の歌+雨宮真梨の演奏。劇団の意図も表明しての企画なので評価対象外。

    「Hello my girl!」…演劇。電話を発明した「グラハムベル」の裏側の話(ベルはぬいぐるみで代用されてたけど)。グレイ(丹羽)とメイベル(雨宮)の心温まる物語で、短い中に笑いや心情描写がうまく詰められていた。


    服装は自前の様子。個人的に稲垣佳奈美のファッションは好き。金子優子は美人だなと。辻明佳のエネルギッシュな演技は劇団に必須と思う。

    開演前の1ドリンクサービスや案内も出演者がやり、劇団員のみの公演として上手に運営されていた点一番評価したい。劇団としての総力をみせてもらった良い企画だと思う。

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    2011/05/18 01:15

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