嫁をオークション 公演情報 猫舌コンプレックス「嫁をオークション」の観てきた!クチコミとコメント

  • らしさ
    すでにコメントを寄せていらっしゃる方と同じ感想です。お芝居が始まってセリフを言う前、すでにその役柄になりきっていることが肝要だと思います。お話の展開に従って別の面がでてくることはあるにしても、最後まで「役を演じています(力みすぎ)」という雰囲気がまとわりついています。なので、終わった後、挨拶をしているときの役者さんの表情、これが当日一番よい表情でした。試行錯誤あっていいと思います。でも、チケットを手に座席に座ったときからお客さんは劇団(役者さん/スタッフ/演出家)がこの日のために用意した時間/空間に迷い込んでいるのです。ちょっとお尻がいたい、のどが渇いたなんていうことを忘れてしまうくらい惹きつけるものがあるべきです。繰り広げられるエピソードに「らしさ」がないので、面白さが積み上がってきません。舞台と座席との一体感に欠けていて、仲間内だけで閉じててしまっているように思えます。終演後、まだお客さんがたくさんいるのに役者が真っ先に客席の関係者と話し込むのもいただけません。繰り返すネタはこれでいいのか、感情表現はこれでいいのか、それ以前に「お話」としてどうなのか。あと、気になったのは、ネットオークションで具体的な企業名/サービス名を連呼していましたが、そうする必要はありましたか?

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    2011/05/15 08:50

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