夏葉亭一門会vol.2(公演終了!!ご来場ありがとうございました!) 公演情報 王子落語会「夏葉亭一門会vol.2(公演終了!!ご来場ありがとうございました!)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    大満足・堪能!!
    スタートが強烈で、この先どうなることやらと期待と不安がありましたが、すぐにお馴染みの噺に軌道修正されました。

    全部で9話、お見事、大満足でした。

    ネタバレBOX

    夏葉亭ナッツ(七味まゆ味) 何事にも積極的な女子高生の話。青春を謳歌しようとクラス委員や部活などの前向きな活動だけでなく、いじめられる側にも積極的で、リストカットをしたり清水の舞台から飛び降りたりする強烈でダークな新作落語。次の演者の話では、彼女の一人芝居を落語化したものらしく、調べたら元ネタは「いきなりベッドシーン」でした。

    夏葉亭ジンジャー(登米裕一) 「権助魚」、急に普通の噺に戻ったことに物足りなさも感じましたが、この後は全て古典でした。

    夏葉亭ハスカップ(鬼頭真也) 「初天神」、上手い。ホントお父っちゃんなんか連れて来なければ良かった。このあたりからもうすっかり普通の落語会の雰囲気です。

    夏葉亭空豆(齋藤陽介) 「時そば」、使い古しの割り箸を胸のあたりでこすると確かに綺麗になったような気がしますね。

    夏葉亭メロン(小玉久仁子) 「火焔太鼓」、いい噺を選んだと思います。座り小便せずに三百両数えられました、二百両から百五十両に戻ったような気もしましたが。

    夏葉亭ポルチーニ(中川智明) 「紙入れ」、丸坊主で海老蔵似の優男、ごしんぞさんに好かれるタイプとお見受けしました。ぴったりの噺です。

    夏葉亭金保丸(多田直人) 「死神」、くしゃみして消えたりするのは知っていましたが、ろうそくを持ったまま外に出て、明るいからもったいないと言ってふっと消してしまうオチは新鮮でした。

    夏葉亭みかん(村上誠基) 「権助魚」、反省されていましたが、確認不足による掟破りのネタかぶり。ジンジャーがかまぼこだったのに対してこちらは魚肉ソーセージ。工夫は認めますが、やはり残念!2時と2時25分が逆になっても強行していましたね。

    夏葉亭雛菊(永島敬三) 「金明竹」、猫がばらばらになったり、店の主人にさかりがついたり…、その後の大阪弁の早口はお見事!さすがはトリです!!

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    2011/05/10 01:56

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