蠅取り紙 ―山田家の5人兄妹― 公演情報 劇団たくあん「蠅取り紙 ―山田家の5人兄妹―」の観てきた!クチコミとコメント

  • 初めは名も無い漬物だったけど
    京橋(東京のほうです)へ移動。八重洲ブックセンターに寄ります。別に買いたい本があるのではないのですが、本屋さん(古書店も)をみつけると入ってしまいます。八重洲ホテルの横を曲がって正面をみると、劇場がありそうな雰囲気ではないけど-道路左側は大きな工事のようです-、入り口前に案内が出ていました。時間になり開場、座り心地のよいイスです。5列目なのでやや後方。舞台は広めの和室。下手に2階への階段、手前にはジョーロ。食器棚や扇風機。上手にはFAX電話。劇場内の雰囲とよく調和しています。季節は夏ですね、セミの鳴き声がきこえます。お母さんが海外旅行に行くところ、もう出なければならない時間なのに忘れ物がある様子、なかなか行こうとしません、ヤキモキする子供たち、よくある場面から一家の物語が始まります。以下、ネタバレ

    ネタバレBOX

    家族といってもいろいろな面をもっているわけで、それがお芝居を通じて描かれています。お母さんは急病で手術を受けているのにふらっと戻ってきます(薄暗い中..すぅーっと戻ってくるので、そういう設定なのかと察することができます)。ここからどうやって進めるのかなと思っていましたが、なんとなく普通のまま。全体にゆっくりと平坦なかんじでした。なんというか、家族だけがもつ距離感(近い部分/遠くなってしまった部分)がもっと出ていたらよかったのではないでしょうか。
    終わった後、劇場の前でたくさんの人が集まっていたのが印象的でした。今、たくあん、を知らないひとはいないでしょう。また機会があればお願いします。

    ☆☆☆

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    2011/05/07 07:50

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