満足度★★★★
東京に生きる若い女性たち
4人の女性(和希、岡田、梅舟、神戸)に主軸のおかれた群像劇。和希以外の3人目当てで観にいったのでこれだけでも満足できるが、内容も良かった。
それぞれが大なり小なり問題をかかえた中で、懸命にかつ前を向こうとする様は好感がもてる。特に、岡田と神戸のエピソードは◎。コメディ的なイメージしかなかった神戸のエピソードは実に叙情的だが共感できる(失恋ではあるが)。
岡田あがさのエピは、高低差のあるついていけなくなるような話になるのかなと思ったが、リアリティを保ったまま上手く物語内に着地してよかった。
梅舟惟永の演技はやはり見入ってしまう。
舞台セットもシンプルだが手抜きでない感じ。ピザ屋は良いスパイスになっていた。