フールフォアラブ
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2007/02/07 (水) ~ 2007/02/25 (日)公演終了
満足度★★
アメリカの病んだ部分なのかな?
4人の役者さんは十分に堪能できました。寺島さんも香川さんもよかったですが、いちばんよかったのは甲本さんじゃないでしょうか?
前半はちょっと単調でしたが、後半、甲本さんが登場してから、一気に面白くなりました。
内容は、これは好みだと思うのですが、登場人物の誰にも感情移入ができませんでした。彼らの悩み方が、西洋思想に基づくものなのか、キリスト教に基づくものなのかはよくわかりませんが、自分にはいまひとつピンと来なかったです。
アメリカの夜と朝のあいだに
東京小店
OFF OFFシアター(東京都)
2007/02/06 (火) ~ 2007/02/08 (木)公演終了
満足度★★
テレビ東京「午後のロードショー」
テレビ東京の「午後のロードショー」のような、1時間半枠におさめるために無理に編集して、話がとんじゃってるような気がしなくも無いけれど、結末が気になって、ついつい最後まで見てしまった映画のような舞台でした。
恐らくヘンな人しか出てこない設定だと思うのですが、女性3人以外は、良識ある人に見えてしまって、その結果、面白さが半減しているように感じました。
遙かなる時空を越えて白ゆり剣士の見た夢-幕末編-
聖ルドビコ学園
サンモールスタジオ(東京都)
2007/02/02 (金) ~ 2007/02/12 (月)公演終了
満足度★★★
観てきた♪
沖田総司(桜木さやか)、近藤勇(宮島幸春)、土方歳三(林修司)。
この3人のやりとりが楽しい。
坂本龍馬や鞍馬天狗もからんできます。
ルドビコ学園1年生の鴇田知美は、とんでもない飛び道具になりそうな予感(ポスト工藤利恵だと思われますが、よく見つけてきたなあ♪)
ヒロイン役になるのかな、クライマックスでの宍倉香織の長セリフのシーンは、ちょっとよいシーンだった。
基本的に、みんなミュージカルが好きなのでしょうね。
花と蛇
月蝕歌劇団
本多劇場(東京都)
2007/02/01 (木) ~ 2007/02/04 (日)公演終了
満足度★★★★
予想以上に...
いつものグダグダしたところが少なく(もちろん皆無じゃない)、予想以上にちゃんと仕上がってました。本多劇場のような大きな舞台でも大丈夫だったのが意外でした。
役者さんでは三坂さん、木塚さん、滝口さんがよかった。
オンディーヌ美帆さん、歌上手い、感動。
(全員、あれくらい歌えればなあ...仮にも歌劇団なんだからサ)
本多劇場で月蝕踊りと、生吊りが観られるなんて、もう2度とないかもしれない。観にいっておいてよかったと思う。
来来!図書館(ライライ!ライブラリー)
ロリータ男爵
ザ・ポケット(東京都)
2007/01/31 (水) ~ 2007/02/04 (日)公演終了
満足度★★★★
セットすごっ!
「八時だよ!全員集合」と「ピタゴラ装置」あわせたようなというか、すごいセットでした。笑い通り越してちょっと感動(笑)
イニさんには登場からして大笑いさせていただきました。
バカバカしくて楽しいです♪
みなしご ブラックソックス
どて劇団
ザムザ阿佐谷(東京都)
2007/01/26 (金) ~ 2007/01/28 (日)公演終了
満足度★★★
あはは♪
「男はつらいよ」のような趣で、ゴキブリ=寅さん・毛虫=マドンナといったところでしょうか。
ゴキブリさんが始終可笑しくてたまりません(笑)
オープニングのダンスシーンが、とても素敵でした。
"寅さん"のように難しいこと考えずに気軽に楽しめる作品だと思います。
原形質・印象
ピンズ・ログ
OFF OFFシアター(東京都)
2007/01/24 (水) ~ 2007/01/28 (日)公演終了
満足度★★★
ナメクジ版の...
ナメクジ版の「星の王子さま」のような印象でした。
1時間ほどで、「え、もう終わり?」って感じでしたが、こういう小品も良いですね。
甘い丘
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2007/01/19 (金) ~ 2007/01/28 (日)公演終了
満足度★★★★
なんか暖かい
「よさそうだ」というウワサを聞いて、当日券で行ってきました。
結果、行ってよかったです。
ドロドロした人間関係の話になるのかと思いきや、最後は
「みみずだって、おけらだって、あめんぼだって、みんなみんな生きているんだ友達なんだ~♪」
...って感じで、なんか暖かい気持ちになりました。ちょっと元気もいただいたかなと。
高さを生かしたセットも素敵で、見てて飽きませんでした。
「僕を愛ちて。」
劇団鹿殺し
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2007/01/11 (木) ~ 2007/01/22 (月)公演終了
満足度★★★★
意外にも...
ハダカも下ネタも少なく(過去の公演に比べてですが)、本筋から大きく逸脱することもなく、ちゃんとしたお芝居になってました。これが、結構よくできたお話だったりします。
セットがよくできてたと思います。
チョビさんのVocalは、毎度のことながら聞き応え十分。
山本聡司さんの妖しげなる存在感もよかった。
歌は多いけど、絶対にミュージカルではないよなあ。
演劇とライブがうまいこと融合しているように思います。
朧の森に棲む鬼
松竹
新橋演舞場(東京都)
2006/12/29 (金) ~ 2007/01/27 (土)公演終了
法王庁の避妊法
ハイリンド
「劇」小劇場(東京都)
2007/01/06 (土) ~ 2007/01/14 (日)公演終了
満足度★★★
満足
世紀の大発見のくだりは興奮します。一緒に「よっしゃー」と叫びたくなりました(笑)。笑って興奮して、ちょっと考えさせられて最後はじわっとくる...よくできたお芝居だと思いました。
維新回天・竜馬伝!/ ザ・クラシック
宝塚歌劇団
東京宝塚劇場(東京都)
2007/01/02 (火) ~ 2007/02/12 (月)公演終了
満足度★★★
お正月~♪
正月はやっぱり時代劇だと思いました。
「維新回天・竜馬伝!」
はじまりは新派で、途中はコマ劇、音楽は必殺シリーズか!?と思いましたが、スピード感があり結構好きです。
酔って登場する紫城るい、立ともみの勝海舟、寿つかさの西郷さんが秀逸。
「ザ・クラシック」
前作の雪組とはうってかわって、ファミリーミュージカル風のファンタジックなショーでした。男くさい黒燕尾の群舞や激しいラテン系の踊りが無いところが、個人的には物足りなかったです。和音美桜のエトワールはやはりすごいです。
テーブルクロス
ミナモザ
OFF OFFシアター(東京都)
2006/12/27 (水) ~ 2006/12/29 (金)公演終了
満足度★★★★
ロマンチックじゃわ~♪
...というのはスケ番刑事三代目麻宮サキのセリフですが、舞台観ながらフッと頭に浮かんできました。
幽霊との心の通い合いが、儚くて切なくて...
鈍底
劇団超新星
ザムザ阿佐谷(東京都)
2006/12/26 (火) ~ 2006/12/27 (水)公演終了
満足度★★★
年末にふさわしい
クリスマス後の大晦日までの短い時期に、こんな貧乏を描いた芝居がこれほど合うとは思いませんでした。「一杯のかけそば」ではないけれど、年末と貧乏は合うのでしょうね。チラシにも書いてありましたが、第九のように、年末恒例芝居として見たいかも。
オアシズ×女王陛下「LES FOLIES NIGHTS」
女王陛下
駅前劇場(東京都)
2006/12/21 (木) ~ 2006/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★
爽快~♪
クリスマスキャロルのフランスキャバレー版でした。
ミュージカルありサスペンスありお笑いアリで楽しい2時間。
最後はカンカンで盛り上がって気分爽快♪
ミドリさんも大地さんも、そして作・演出の光浦さんも、ショーとかレビューとかミュージカルとか、きっと大好きなんだろうなと思います。
フランスB級映画のような、くだらないけどなんだかお洒落な感じがあってクセになりそうです。
マリー・アントワネット
東宝
帝国劇場(東京都)
2006/11/01 (水) ~ 2006/12/25 (月)公演終了
満足度★★★
暗くて重いお話だけど...
新妻さんの歌と、後半の涼風さんの迫力は鳥肌モノでした。これは大満足!
しかし山口祐一郎演ずる錬金術師の存在の意味がわからない(笑)
もっとお話に絡んでくるか、いっそ無くすかどっちかにして欲しいなあ。
(これは2007年の再演に期待ということで...)
虹
グリング
紀伊國屋ホール(東京都)
2006/12/20 (水) ~ 2006/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★
クリスマスのお話
いろんな人間の、いろんなエピソードがあり、深刻な悩みからどーでもよさげな悩み、厳しい現実もコミカルな現実も、雑多に存在している。
なんか、その雑多な様子が、いかにも師走らしく感じました。
ほんのちょっとのファンタジーがあり、でも、神様の奇蹟なんぞはおきない。いろいろありながあもみんな生きていくのだなあ。
一風かわった、ちょっと小粋なクリスマスのお話でした。
嘘かもしれないけど、オリジナル
Hula-Hooper
新宿村LIVE(東京都)
2006/12/14 (木) ~ 2006/12/17 (日)公演終了
満足度★★★
よろしく哀愁
郷ひろみの歌をバックに芝居やられたら、それだけで満足だったりします。ミュージカルシーンが楽しかった。
シーンによっては役者さんが間近に来るので、なんか緊張した(笑)
堕天使の涙/タランテラ!
宝塚歌劇団
東京宝塚劇場(東京都)
2006/11/17 (金) ~ 2006/12/24 (日)公演終了
満足度★★★★
お耽美の極み
芝居もショーも。ビジュアル的にはすげー好み。
「堕天使の涙」
舞風さんの扱いは、退団公演としてはかわいそうだけれど、こんな不幸な役が似合うのも事実。最後のノエルのシーンは美しい。しかも千秋楽は12/24だし♪
「タランテラ」
アングラ風アイテム満載なのに立派に商業演劇しちゃってるあたりはさすが宝塚。全般に曲がよいので、実況CD買ってしまいました。難点は、唐突な終わり方で思う存分拍手できないところかでしょう(笑)