母アンナの子連れ従軍記
サラダボール
アトリエ春風舎(東京都)
2011/03/19 (土) ~ 2011/03/27 (日)公演終了
満足度★★★★
ズシリとくるようでもあり、現実を前にただの絵空事のようでもあり
S・キューブリックの『バリー・リンドン』さながらに、
モニターに映し出された字幕で、これから起こるでき事を
あらかじめ知らせた上で、ストーリーが展開される。
話の筋でなく、演者の身体的表現、音楽、セットなどが
この作品に生命を与えるのだという、演出家の矜恃を感じさせられる。
なにが起きても、アンナは悲嘆に暮れることはないが、
この演出が得策なのか、そうでないのか。
レディー・ガガがいまでも耳から離れない。
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NODA・MAP
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2011/02/10 (木) ~ 2011/03/31 (木)公演終了
満足度★★★★
偶然(必然)の一致
何か月も前に書いた脚本が、
メイン・テーマではないようですが、
火山の噴火、それによる地震を話の軸とし展開していて、
いま、上演されているところに、
クリエーターの選ばれし才能、を感じさせられました。