巨大シアワセ獣のホネ
突劇金魚
精華小劇場(大阪府)
2011/02/02 (水) ~ 2011/02/07 (月)公演終了
満足度★★★★
はじめてかきます
酒の席で話題に挙がったので観てみました。
音響機材の使い方や、照明の使い方が新鮮でした。
夜っていう設定は、照明をあんなに鋭角で使うことを可能にさせるんだな、というのが最初の印象でした。
過剰演出(造語)を最初と終盤に使うのも、ホンと照らせて効果があってよかったです。
場所を超えた空間の使い方。
これをガンガンにやっているのは、野田さんや松尾さんという印象でしたけど、今回でサリngさんも加えました。
空間っていうものを強く意識できた、いい演出でした。
ただ、ブロックをビルに見立てるのは、開演前にわかってしまって
「やるぞ、やるぞ」と構えて観ました。
作家としては好きです。
当て書きなのかぴったりはまってたし。
妄想の世界に逃げたい男が、自分に見えました。
「やめてくれ」って心のなかで叫びました。
「えぐるな、えぐるな」って。
それでも男が手をさしのべられたときに、
救われました。
メタな見方なんですけど、
サリngさんが喋れない女で出た時は、
「コイツ、セリフ覚える余裕ねえな」って思いました。
あと、これも関係ないけど、
トークコーナーで客電をつけるのはやめてください。
恥ずかしくて質問できません。
だれに向けて書いてるんだ、オレは。