merryの観てきた!クチコミ一覧

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【ご来場ありがとうございました!】Loss / Recover

【ご来場ありがとうございました!】Loss / Recover

劇団パラノワール(旧Voyantroupe)

サンモールスタジオ(東京都)

2011/06/07 (火) ~ 2011/06/15 (水)公演終了

満足度★★★★★

Loss
遅くなりましたが感想を…!チケプレにてご招待いただきました。
とても面白かったです。連れと絶賛しながら帰りました。2時間があっという間でした。脚本が素晴らしい、そして音響照明共に非常に効果的な演出だったと思います。役者もバランスが良く。バトルロワイヤル的展開のものを長時間板の上でやり続ける集中力というか、その緊迫感がリアルに客席まで届いて来るのがすごいなと思いました。あのリアルさはどういう稽古から出てくのだろう…。
ラストシーンまで行くと「あ、そろそろ終わりかな」「ちょっと長い?」とも感じましたが、終わり方も非常に好みでした。それにしても女性陣の皆さま、ほっそいですね! 今度はチケットを購入して観に行きたいと思います。ご招待ありがとうございました。

愛情爆心地はボクのココ

愛情爆心地はボクのココ

ぬいぐるみハンター

王子小劇場(東京都)

2011/07/07 (木) ~ 2011/07/18 (月)公演終了

満足度★★★

うーん
初・ぬいぐるみハンター。チケプレでお邪魔しました。ありがとうございました。

役者陣に力があることはよくわかった。最初はスピードの割りに聞こえ伝い滑舌が辛いなと思ったが、だんだん慣れて来たし、ギャグも面白かった。要所要所で笑わせて貰いました。それでもまだ、激しい突っ込みなどは何を言ってるかわからない箇所が多々。
濃いキャラクターの役者が揃っていて、舞台美術や照明も素敵だったし、積極的に笑いを取りに行く姿勢も◎、何が足りなかったかというとやっぱり物語ですかね。揃っているものが多いのに、物語はすごく単純。シンプルイズベストというか、単純でした。響くものがうすく「それで?」と言った感じ。
アフタートークイベントでは「七夕ナイト」と題されて、「あなたの願いを叶えます!どM精神で!」みたいなことが書いてある短冊を渡されて、どんな無茶ぶりに答えてくれるのかと思いきや、演出脚本の池亀さんがバサバサと「これはなしですね~」「無理ですね~」って切ってく。ええ、どんな願いでも叶えてくれるんじゃなかったのか。期待損、ぐだぐだ感にも閉口。
わくわくしてたのに、芝居に対する楽しかったなって思いを☆1つくらいアフタートークで下げられた気分。身内は楽しいのかもしれませんが。

役者陣で気になったのは、雨が降っているシーンで雨に降られている感がなかったことかな。身体の使い方、周りのうがい方など。
照明と音響がしっかりしてるのにすごくもったいなかった。
神戸さん、また観に行きたいです。あと八幡さんって役者さんが可愛かったです。彼女もまた他の演目観てみたいです。客演さん?

鬼泪~KIRUI~

鬼泪~KIRUI~

カプセル兵団

アイピット目白(東京都)

2011/05/19 (木) ~ 2011/05/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

演出スタイルに感服
友人とふたりで行きました。観劇後はテンションが上がってしまい、時間がないにも関わらず思わず飲みに行ってしまいました(笑)
一観客としても、方向性が非常にわかりやすいお芝居。少年漫画を舞台に持ってきました!って感じ。特殊効果を使わずここまで出来るのか~とびっくりでした。視点の変え方、場転、◎
役者みなさんものすごい勢いでまくしたてていましたが、台詞も明瞭。滑舌スバラシイです。

後半少しダレたかな。何度か時間を確認してしまったので。
でもまた他の演目も観たいなと思う劇団でした。

ネタバレBOX

個人的には、物語の終わり方はもうちょっと違う形の方が良かったです。
うーん。
~新撰組外伝~SOUJI

~新撰組外伝~SOUJI

演劇集団呼華

武蔵野芸能劇場 小劇場(東京都)

2011/05/20 (金) ~ 2011/05/22 (日)公演終了

満足度★★

みなさんお綺麗でした。
楽日だったということもあるでしょうが、役者さん全体的に声を嗄らしていたので台詞がとても聞き取りにくかった。身のこなしと立ち姿は◎
特に主役の総司役の方と老女役の方は、とても雰囲気があり良かったです。お声も綺麗。

以下、気になった点をネタバレにて。

ネタバレBOX

音響がとても気になりました。同じBGMが何度も繰り返し使われていること・タイミング・音の軽薄感。もう少しどうにかならないものでしょうか。多々噴き出しそうになりました。せっかくのプロジェクターですから、こちらも効果的に使っていただきたいです。照明は綺麗でした。
脚本も物語性が薄くて盛り上がりに欠けたことが残念。

役者さんがそれぞれ良いものを持ってると思うので、脚本・各スタッフさんにもう少し頑張っていただきたいです。当日受付にいらしたスタッフさんの対応がとても気持ち良く、カーテンコールの雰囲気も好きでした。
僕を愛ちて。~燃える湿原と音楽~【沢山のご来場ありがとうございました!次回公演は7月青山円形劇場にて!】

僕を愛ちて。~燃える湿原と音楽~【沢山のご来場ありがとうございました!次回公演は7月青山円形劇場にて!】

劇団鹿殺し

本多劇場(東京都)

2011/01/15 (土) ~ 2011/01/23 (日)公演終了

満足度★★★★

がつんと殴ってぎゅっと抱きしめられた
本多劇場進出おめでとうございました。始終圧倒されっぱなしでした。今回は粟根さんの多彩っぷりにも驚かされましたねー…あんなことやこんなこと、粟根さんファンなら必見だと思います。
とても勢いがあって◎、でも、まだ鹿殺し3本目なのですが、勢い以上の物がだんだんと見つけ辛くなってきました。丸尾さんとチョビさんがkeyな物語が定番化?もっと他に観たい役者さんがいるのになあ。。。というのが本音です。

エリザベート

エリザベート

東宝

帝国劇場(東京都)

2010/08/09 (月) ~ 2010/10/30 (土)公演終了

満足度★★★★

もう1度観たかった。
シシィは、あまり歌が上手じゃない人だと聞いていました。実際、「うん、まあまあ」って感じでした。 瀬名さんの方にすれば良かったかな。
伊礼くんのルドルフを観ながら、ついつい東宝初演時の井上さんのことを考えていました。 勿論、観てはいないのですが、ハマり役だっただろうなぁ…と(笑)  wikiを観ても『鮮烈なデビューを飾る』と書いてありますが、それが想像できます。

宝塚版もドイツ版も、今回の東宝版も踏まえて思ったことは、「エリザベート」は所謂【アングラ】だな、と。 ミュージカルとして華やかに仕上がっていますが、死を擬人化してるのがそもそもねえ、という感じで。ドイツ版DVDの演出を観るとなおさらそう思いますねー。舞台装置の感じとか、舞台の上の空気とか!上手く言えないんですけど。これをよく日本人好みのミュージカルにしたなあと感心してしまいます。 トートの存在などにはかなり演出が加えられている感じは否めませんが、宝塚でやるにはほんとにぴったりなんでしょうね。

今年が初エリザだったので、また観に行きたいなと思います。

サンタクロースが歌ってくれた

サンタクロースが歌ってくれた

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2010/11/30 (火) ~ 2010/12/25 (土)公演終了

満足度★★★★★

疾走感!
私が初めてキャラメルボックスに出会った作品です。台詞を覚える程ビデオを繰り返し再生したのが小学生の頃、まさか生で西川・上川・近江谷3名を拝めるとは思っていませんでした。キャストも中堅がいい雰囲気出して締めていた気がします。坂口さんのメイドさん可愛かったなあ…。最近キャラメルから遠ざかっていないのですが、出会ったときの衝撃と自分のきらきらした思いを思い出して、また劇場に足を運びたいなと感じさせていただきました!

カエサル

カエサル

松竹

日生劇場(東京都)

2010/10/03 (日) ~ 2010/10/27 (水)公演終了

満足度★★★

難しかったかも。
主演の松本幸四郎さんをちゃんと観るのは本当に初めてで、客層や、彼が登場した瞬間に起こる拍手などが、正に歌舞伎!といった感じ。カエサルという、ローマのリーダーにとても相応しいキャスティングだったのではないでしょうか。威厳とオーラたっぷり。ただ言ってることがちょこちょこわからなかったですね、歌舞伎訛り?

他キャストも健闘、かなと思いました。
水野さん、小澤さん、いっけいさんなどなど。
説明台詞が多いわりに伝わりにくいのが残念でした、滑舌ってほんと大事ですね~。
あと笑いどころがよくわからなくて、これは年配ばかりの客層のせいなのか…、はたまた私が民也演出が苦手なのか!うーん、どっちだったんだろう。

席は上手ブロックの上手通路近く、後方。
スピーカーがとても近く、民衆の声などをテープで表現してたので結構辛かったです。2階席の人が途中入場する度に光がかなり漏れるし、隣と後ろの私語やらガサガサ音が酷いし、連れがそれにずっとイライラしてるし…席はハズレでしたねぇ。席が、というより周りの環境が!ですけれども。
おじいちゃんおばあちゃんばっかりだったから仕方ないのかなぁ、やっぱり演目と劇場の雰囲気なのかなぁ、帝劇や新感線観たときの演舞場ではそんなことなかったから、残念です。礼儀正しい方々には申し訳ありませんが、歌舞伎ファンってこんなもんかーって印象持っちゃいました。

亜門版ミュージカル「ファンタスティックス」

亜門版ミュージカル「ファンタスティックス」

ホリプロ

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2010/10/09 (土) ~ 2010/10/31 (日)公演終了

満足度★★★

カラフルで華やか
亜門さんの演出初めて観たので他の作品はわかりませんが、面白かったです。たくさん笑わせて貰いました。
衣装の色使いとか、父役ふたりのコミカルな演技とか、鹿賀さんの歌声とか、まさにファンタスティック!台詞を一言も発さない蔡暁強さん(元四季、ミストフェリーズで人気だったそうで!知らなかったのが残念)の動きも一挙一動、完璧でした…。見とれてしましました。
役者で良かったのは、やっぱり田代万里生くんですかね。芸大出身だし、雰囲気とか立ち姿も結構井上芳雄さんと似てるなーと思って気になってたのですが、今回、ほんとにお気に入りの役者さんになっちゃいました。歌上手いし、スタイルいいし!すてきすてき♪

ネタバレBOX

舞台の使い方が面白かったです。
舞台の上に、小さな菱形の舞台があって、その両サイドにステージシートが。
その日のアフタートークで気付いたんですが、菱形の舞台は緩やかに傾斜がついているらしいです。客席からぽけっと観てるくらいじゃ気付かなかったんですが、立ってる役者さんは結構大変なんだとか。

そういえばそのアフタートークショーですが、正直、それで神田沙也加さんのイメージと言いますか…評価がぐんと下がりました。可愛い役者さんだなと思っていたし、今回はぴったりな役だなーと思っていたのですが、トークショーでは他の役者さんみんなにタメ口!「おいおいおい…」と。
そういうキャラでカンパニーでは愛されてやってきてるのかもしれませんが、みなさんが丁寧な言葉づかいの中ひとりそれで、個人的にはほんとに印象良くなかったです。

最後に、少し、言い回しが違うと思うのですが、印象に残った台詞を。
「小さな役というものがあっても、小さな役者というものは存在しない」
「(前略)なぜ厳しく寒い冬のあとに、春が来るのか。なぜ人は、何かをなくさないと成長できないのか。それを説明できる人はいない。でも皆、真実だということは知っている」

青年と少女のそれぞれの思いや恋愛に、21の私もいろいろと共感させて貰いました!
モーツァルト!

モーツァルト!

東宝

帝国劇場(東京都)

2010/11/06 (土) ~ 2010/12/24 (金)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしかった!
e+貸し切り公演で足を運びました。
井上さんの「僕こそミュージック」は本当に素晴らしかったです…。
本当にあの人こそ音楽!って思わされちゃうような、のびやかな澄んだ声。
「影を逃れて」「残酷な人生」などの最後の高音はちょっときつそう?というか、感情が入っている歌い方で、綺麗に伸びている…という感じはなかったのですが(私はあの歌い方も好きです)、「僕こそミュージック」はまるで彼のためにあるような!笑

高橋由美子さん、冒頭の少女っぷりにまずびっくりしました。何歳だあの人!って感じで。本物の少女のような。
市村さん、歌にあまり期待していなかったのですが、良かったです。何よりお芝居が良かった。どこでも「父親になってから初めてのレオポルト役」と評判?になっていますが、前回までのパパを知らない私にでも、きっと良くなったんだろうなーって思うようなパパでした。
香寿さんの「星から降る金」もうっかり泣きそうになりました。
良いキャストで観たし、良い回でした。

やっぱり貸切公演ってことで、普段帝劇に足を運んでいるリピーターの方々が少なかったのかな、拍手のポイントを間違えたり、あっていいところで拍手がなかったり…ということはありましたが、最後の井上さんと市村さんとアマデの亜美ちゃんが出てきて挨拶もあったりして、満足満足♪
「ちょっぴりオツムにちょっぴりハート」では手拍子もあってとても楽しかったです。

X day

X day

地球ゴージャス

天王洲 銀河劇場(東京都)

2010/07/16 (金) ~ 2010/08/08 (日)公演終了

満足度★★★

初・地球ゴージャス
中川さんを観に行ってきました。
芝居は、照明の使い方がに凄く目を惹かれました。ポップでお洒落でしたね。
ストロボを間隔長めでたくと、ちょうどいい目つぶしっぽくなるんだなーと思いました。ああいうのやってみたいです。
カラーも豊富で、芝居じゃなく「音」とリズム合わせて光る照明ってとてもお洒落。おっしゃれー。

ネタバレBOX

脚本がー……。イマイチでした。
最後とかだいぶしらけちゃった。
なんか、ひとつひとつ別物だと思ってたものがラストにはストーリーとして繋がる!っていう構成になっているのに、前半~中盤で拾ったひとつひとつのうち70%くらいしか直接ストーリーに組み込まれないのよね…。
拾われなかった30%に納得がいかなくて。

あと、これは好みになりますが、テーマを客席に向かってつらつら喋る芝居が好きではないです。
それをしていいのはストーリーテラーだけだと思っています。
最後の最後に全部解説されて、そんなん見てりゃわかるんじゃい!ってなってしまう。がっかり。

終幕前にキャラをひとりひとり出して、『その後』みたいなのをやる意味もよくわかんない…。
あれ何がしたいんだろう。そこは客に渡して欲しいなあ。

なんだか、『言いたいことはわかるんだけど、くどくて聞くのがめんどくさい説教』みたいな気がしました。


脚本演出が岸谷五朗で、彼は役者としても出ていましたが、いや~……タップしたりピアノ弾いたりもできて、この人そんなにいろいろできる人だったのね!ってびっくりしました。
森公美子さんは歌声はもうなんていうか流石。
ギャグもかんっぺきに大笑い取って、コメディアンだなあって。いやコメディアンじゃないのか。
とにかく歌唱力素晴らしかった。

もうね、あっきーは神ですね。なんなんだあの声。
あの歌声は、他の誰にも真似できないもので、あれが聞きたいなって思ってしまうと他では代わりが利きません。
舞台上では「赤ちゃん顔」って岸谷さんにアドリブ合戦の最中にいじられてました(笑)
飛んだり跳ねたり、リズムの取り方もすごく細やかで繊細、音楽楽しんでるなーって感じ。
カテコでアカペラで「ありがとーありがとー!」って挨拶代わりに歌ってて、これまた素敵でした。

ちょっと脚本に納得できなかったから、1万円は高かったなぁ、と。
学生には痛い出費でした。
パフォーマンスコスト的には丁度いいのかもしれませんが、8000円の席でも良かったかな~と思います。

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