Bark in the Bar~バーで吠えろ~2
ザッパー熱風隊
Copastic Cafe Dining&Bar六本木(東京都)
2011/04/18 (月) ~ 2011/05/30 (月)公演終了
満足度★★★★
最高に!!
笑いました!!! 2度目のBar公演ですが、狭いステージなど 本当によく考えられていて、 1時間くらいの舞台でしたが、めっちゃ 笑えました☆
コントに近い感じもしましたが、最後にはちゃんとオチもあって ドリンク片手にとっても楽しめる Bar公演でした。
違うキャストの回にも行きたーい!!
weekly2【或る、致し方ない罪に対する やるせない復讐のはじまり】
アヴァンセ プロデュース
「劇」小劇場(東京都)
2011/04/13 (水) ~ 2011/04/19 (火)公演終了
満足度★★★★
まさに・・!!
あらすじに書いてあった通りに・・
血みどろの舞台 でした。
アヴァンセプロデュースの常連メンバー!? たちが ときに激しく、時に下品に、そしてグロテスクたっぷりの舞台でした!!
とある場所に集められた、異常とも言える 超反社会的な人間が "死" というテーマに"生"を見出すストーリ。
いゃあ 好き嫌いがはっきり出る お芝居でしょうねぇ。
坂上忍作品を見なれている人には どうってことないですが・・
禁止用語がびしばし飛び交い、流血シーンもたっぷり。。 それでも今回の作品は、笑い所もありました。
久々に観た アングラっぽいお芝居でした。。
パラリンピックレコード
北京蝶々
シアタートラム(東京都)
2011/04/07 (木) ~ 2011/04/10 (日)公演終了
満足度★★★★
元気いっぱい!!
北京蝶々ははじめてなんですが、 柿喰う客の中屋敷法仁くんが演出としいう組み合わせに
カムカムの浅見紘至くん(あの白天狗)、柿喰う客のコロちゃん、ハイリンドの伊原農さん、流山児祥さん
範宙遊泳の山本卓卓くん なと゜など 豪華なキャストにめっちゃ期待しつつ行ってきました。
上演時間1時間40分 ノンストップ・エンターテイメント というべきか、めっちゃくちゃ勢いのある舞台でした!!
タイトルの「パラリンピック」にあるように 障害者、石原都知事、さらにはマイノリティ・・・ 下ネタもさらっと言ってのけるような ブラックユーモアたっぷりの作品です。
この手のものは 好き嫌いも出ちゃうかもしれませんが、シンプルなステージを巧みな表現と"間"で躍動感たっぷりでした。
ストーリーがどうの・・というよりも あの空間・表現を楽しむ という感じの作品ですかねぇ。。
大人数のキャストを贅沢に使って オールスター戦的な要素が強かったかなぁ。
Desperate Broadway〜男と女のラビリンス〜
㈲キィーワード
あうるすぽっと(東京都)
2011/04/01 (金) ~ 2011/04/06 (水)公演終了
満足度★★★
ミュージカル!! ??
と思いこんでいったのですが・・・
もう少し歌・ダンスのシーンがあったほうがよかったなぁ・・と個人的な感想です。
オープニングとラストはとっても良かったので、劇中にももっとアクティブなシーンがほしかった。
折角 タップやいろいろなジャンルのダンスを踊れるキャストを揃えたのに・・と思ってしまいました。
我儘な死体
夢幻堂
タイニイアリス(東京都)
2011/04/01 (金) ~ 2011/04/03 (日)公演終了
満足度★★★
まさに・・
あらすじ 通りの展開でしたが・・ シンプルなセットはまあ良いのですが、シチュエーションがすくない分だけ 単調になってしまった感が残ります。
無理して笑いネタをいれないで、サイドストーリーや ほかの登場人物にスポットをあてるとかした方が 良かったかなぁ・・・
サスペンス・ホラー ならビシッとその方向に進んでいたらよかったのに・・
スピリチュアルな1日【初日を30日(水)から4月1日(金)に延期】
アミューズ
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2011/03/30 (水) ~ 2011/04/03 (日)公演終了
満足度★★★★
ナイスなキャスティング
ホラー風味のヒューマンコメディー ということでしたが、かなりスピード感があるラブコメディ といったほうがいいかもしれないですねぇ。
いわゆる"ゴースト"ものなんですが・・・それぞれのキャストがめっちゃ 面白くて 大爆笑でした!!
猫のホテルを退団発表した菅原永二くんも インチキ霊媒師がぴったりハマリ 最高に笑いました。
ラストにはちゃーんとラブストーリーとしてまとまっていて、結構 感動してしまいました。。
光の庭
東京スウィカ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2011/03/29 (火) ~ 2011/04/03 (日)公演終了
満足度★★★★
ほんわかとした
お芝居でしたぁ!!
群馬県の過疎化しつつある町の一コマ まさにハートフルなコメディに心があったかくなりました。
子役からベテランさんまで、厚みもあって こういう時期だからこそ 楽しませてもらいました☆
美咲さんナイスキャラ!! でした。
シングルマザーズ
ニ兎社
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2011/02/20 (日) ~ 2011/03/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
良かった~!!
二兎社さんは初めての観劇となります。
"沢口靖子さん、吉田栄作くん というメジャーな二人も観たかったですが、
お目当ては・・ 枝元萌 さん!!
タイトル通りにシングルマザーを題材にしたお芝居でしたが、しっかりとしたテーマがあり、笑いもたっぷりのコメディタッチで描かれています。
吉田栄作くんも3枚目風の役で、笑えます。
そして、枝元萌さんは登場するや ステージの空気をガラっと変えてしまうほどのgood jobでした。。
転換をうまく使って6年くらいの時間を演じているのですが、上演時間2時間(途中10分の休憩あり) がとても短く感じました~。。
また、玄覺悠子ちゃんもなかなかいいキャラ立ちでこれからも要チェックになりそうです。
初日が2月20日だったので震災の前後で公演をされているのですが、開演前には永井愛さんが、そしてカーテンコールでは吉田栄作くんが、挨拶でそのへんのことにふれてらっしゃいました。
沢口さんは終演後に客出しで義捐金箱をもって最後のひとりまで見送りをされてました。舞台上でも、近くでも さ~すがオーラ出まくってました!!
1日も早く日本中が普段と変わりない毎日、劇場で心からお芝居を楽しめる日が戻ってくることを祈りたい と改めて思いました。
Monochrome Plus 第2回公演 「チャンドラ・ハイツ4,6号」
Monochrome Plus
ザムザ阿佐谷(東京都)
2011/03/10 (木) ~ 2011/03/13 (日)公演終了
満足度★★★
初日だけだったのかなぁ・・?
震災の前日、 初日に行ってきましたが、たぶん その後は休演になったのかなぁ・・
20:00開演ということもあり確実に観れると思い、そしてあらすじでの印象ではアパートを舞台にしたコメディだとばっかり・・・
ん~・・・ 難しかったです。
「そこにあるのに見えない」もののお話 まさにそんな感じのお芝居でした。
二つのストーリーが交互に進んでいくのですが、またそれがメビウスの和のごとく 何度も同じところに戻ってきてしまうのです。
役者さんの演技はなかなにかだったと思います。。 *papasan*の理解力が乏しいせいなのですが、ちょっと理解しにくい感じがしてしまいました。
実際なぜ 4.6号室と呼ぶのか? など知りたかったなあ・・
ん~・・・ 難解でした。
デンキ島〜松田リカ篇〜
モダンスイマーズ
あうるすぽっと(東京都)
2011/03/09 (水) ~ 2011/03/16 (水)公演終了
満足度★★★★
早速初日に!!
行ってきました。。
実によくできた脚本だな!という印象でした。さすが!蓬莱君です。
前作の「真夏の迷光とサイコ」がちょっと難しかった漢字でしたが、架空の日本海の浮かぶ島をテーマに、実際にどこにでもある夢と現実とを描いているように思えます。
キャストでは特に前田亜季さん、良かったです!!
道学先生・白い家篇も観たくなりましたーー!!!
金と銀の鬼2011
X-QUEST
THEATRE1010 ミニシアター 日時:2011年3月2日(水)~6日(日)(東京都)
2011/03/02 (水) ~ 2011/03/06 (日)公演終了
満足度★★★★★
感動しました!!
初X-QUESTだったのですが、とーーっても良かったです!!
「鬼と人間」 桃太郎もでてくるストーリーなんですが、よく練られた脚本という感じです。
昔話をモチーフにしていますが、しっかりとしたテーマが見えました!!
そして、スピード感、躍動感、ダンスのキレも抜群です。
なにより殺陣・格闘のシーンが多いのですが、クオリティ高く めっちゃ感動しました!!
次回もぜったい観たいと思いました(^o^)v
旅荘 雁穂の庭
セメント金魚
笹塚ファクトリー(東京都)
2011/03/01 (火) ~ 2011/03/06 (日)公演終了
満足度★★
ん~・・
セメント金魚さん自体が、若くてキャピキャピしているユニットではないのですが・・
その分、わりと大人っぽいイメージ、客層も年齢高め のせいでしょうか??
さびれはじめた老舗の旅館の一室を舞台にしたワンシチュエーションのコメディでした。
前半小ネタがふんだんにあるのですが・・40代じゃないとわからない年代のギャグの連発。無理していれなくてもいいのでは・・・という印象でした。
娯楽性を訴えたいのだとは思うのですが、昭和時代の芝居小屋っぽい感じは好き嫌いが分かれるかもしれないですねぇ・・
櫻井さん
MCR
駅前劇場(東京都)
2011/02/23 (水) ~ 2011/02/28 (月)公演終了
満足度★★★★
MCRだけの
舞台は2度目なんですが、劇団としてのカラーがよくでていて、とても楽しめました!!
前半は、わりとコミカルに、そして中盤からラストはかなりシュール。
でも嫌味がぜんぜんなくって、1時間20分とやや短めだけど、一本テーマがはっきり見えて、よかったと思います。
櫻井さんが 昔のクレージーキャッツのハナ肇さんに見えてしょうがなかった(笑)
ORANGE
劇団PEOPLE PURPLE
PARCO劇場(東京都)
2011/02/16 (水) ~ 2011/02/24 (木)公演終了
満足度★★★★★
やっぱり・・
泣けました!!!
昨年の1月の前進座公演も1月15日に観劇、ちょうど15年前の2日前という日に観ました。
そして今回は、奇しくもニュージーランドでの地震が起きたというニュースを聞いてからの観劇となりました。
やっぱり、この作品はいいです!! ホンマいいです!!
作者の宇田さんが実際の震災時救助活動をした消防隊員からのインタビューをもとに書かれているので、リアリティが凄すぎます。
今まで宇田さんが演じていた小日向役の音尾琢真くんも、いい演技でした!!
この作品はやはり、大事にそして長く演じていってもらいたい とあらためて感じました。
黒とシロ ありがとうございました!無事千秋楽までたどり着くことが出来ました。
獏天
Geki地下Liberty(東京都)
2011/02/19 (土) ~ 2011/02/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
放心状態・・
いつも熱い芝居を観せてくれる 獏天、今回はあの「地下鉄サリン事件」を題材にした作品でした。
めっちゃX2 良かった 普段、終演すると「今何時かな」と時計を見るんですが・・昨日は それさえも忘れていました。
16年前に起きた忌まわしい事件、自分自身に照らし合わせても、ややもすると風化してきている・・そんな感じだったのですが。
この作品は、ただ単に当時の出来事をなぞっているだけじゃなくて、その直接の被害者、そして家族、恋人、友人・・・を失ってしまった周囲の人間たちにスポットを当てて16年後の今 を物語っていきます。
その者たちには今なお事件は続いている ということを・・
そして、本当の加害者はオウムだったのか、事件当時に、被害にあわれた人を見て見ぬふりをして立ち去った人間なのか、我先に逃げるために倒れた人を踏みつけて 逃げだせた人間なのかを 問いかけます。
ストーリーももの凄く考えられて作られていますが、登場するキャストさんたちのバランスがすばらしかった~!!
ひとりひとりの演技に皆意味があって、なおかつそれが素晴しい!!! そんな舞台でした。
今回はA,B公演がありますが、*papasan*が観たのは 本編A公演。 スピンオフのB公演も観たい!! でもスケジュールが・・
前半に"動"の部分 多少バイオレンス的なシーン、かなり激しいアクション、刀を持たない殺陣って感じもありますが、これも凄い迫力!!
中盤からラストへは"静" しかも息詰まるシーンの連続に集中力はMAX状態。
こんな素晴しいもの ありがとう イデさん!! と言いたいです。
ハロルコ
劇団HOBO
赤坂RED/THEATER(東京都)
2011/02/15 (火) ~ 2011/02/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
最高のコメディ!!
前作「明日の幸福論」もとても面白かったけど、今回の作品はそれに「めっちゃ!!」がついた感じです。
たぶんあて書きしていると思いますが、7人のキャスト全員が絶妙なコンビネーションとぴったりのキャラで それがまたいいバランスで観せてくれます。
ホントに楽しかった~^^
アマゾネス
劇団上田
シアター711(東京都)
2011/02/16 (水) ~ 2011/02/20 (日)公演終了
満足度★★★★
巧いつくり
でしたねぇ。二つのストリーが同時に展開するのだけど、その分キャストさんは大変そう(笑)
でも暗転して全く違うキャラを見事に演じているのは、役者さんてすごいなぁ!!って感想です。
THE小劇場っていう感じで、ラストにはちゃんと締まっていて とても面白かったです★
怪物-カイブツ-
ブラジル
駅前劇場(東京都)
2011/02/13 (日) ~ 2011/02/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
大雪でも満席
でした!! ただのほんわかしたストーリーでないのは期待通りでした。
今回はキャストのキャラがめっちゃくち立っていて、ステージにずっと釘付けになってしまいました。
2時間10分が あっ という間です。
桑原さんは、やっぱり巧いですねーー!! そしてMCRの櫻井くんのとぼけた感じも炸裂してましたし、実によくできていた作品だと思います。
辰巳くんも難しい役どころ、良かったです☆
沼袋十人斬り・改訂版
THE SHAMPOO HAT
シアタートラム(東京都)
2011/02/10 (木) ~ 2011/02/20 (日)公演終了
満足度★★★★
すっきり ではないけれど・・
THE SHAMPOO HATは昨年の『砂町の王』を観れなかったので、今回の『沼袋十人斬り』 2009年の改定再演 楽しみにしてて、早速初日にいってきました。
東京の沼袋で連続殺人事件の犯人もまだつかまっていない時に、同じ町で 決してかっこよくもない男たちのお話です。
不格好でその日その日を生きるのが精いっぱいの男を中心に繰り広げられる、ささやかな500円貯金盗難事件・・。
笑いもそこそこありますが、コメディではなく ヒューマンドラマと言えます。
それも コテコテの社会の下層部を描いての・・
はちゃめちゃで、哀れではないけど切ない感じ。 下品なんだけど 共感できる日常のヒトコマ
「あー、すっきり」ではないけれど 観終わったあとの爽快感 という独特の雰囲気でした。
シアタートラムは前の席との距離もあり、見易いシアター(椅子・背もたれは硬いけど) なので 会社帰りにぴったり。。
ちょっと歌舞伎風な演出もあって まさに小劇場の「骨太のお芝居」っていう感じです。。
金閣寺 The Temple of the Golden Pavilion
KAAT神奈川芸術劇場
KAAT神奈川芸術劇場・ホール(神奈川県)
2011/01/29 (土) ~ 2011/02/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
演劇の無限大の広がり
いゃあ~ とにかく 凄いのオンパレード!! でした。
宮本亜門氏の演出 あっぱれ!!でした。
三島由紀夫の繊細な文章を舞台上で最大限に表現していたと思います。
これはどちらかというと観劇前に原作を読んでおいた方が良いと思いますヨ。
予備知識0のほうが より新鮮とは思いますが、各シーンや台詞が かなり原作に忠実に描かれています。
なので、結構場面転換が多く、原作を知っていたほうが より理解できると思うので。
上演時間は休憩20分ははさんで3時間。森田剛くんは1回もハケません。 凄い!!
原作の溝口という人物像と本当に重なって観えました!!!
舞台装置はいたってシンプルなんです。でも よーーく考えられていてすべてに意味があって置かれているものばかり。。
また、それを操るキャストさんの計算されつくした動き。 す、凄い!!
巧みな照明、効果的かつ幻想的な音、音楽、パフォーマンス
そしてあの「金閣寺燃上」の表現と そのあとのラストシーン・・・
す、凄すぎる!!!!
カーテンコールは3回、2回目からはほぼ全員のスタンディングオベーション。 うなづけます。。
ただ、普段お芝居を観ていないような方には 派手さがない分 ??? と感じてしまうかもしれませんね・・
席が後方で、岡田あがさちゃんが認識できなかったのが(涙)です