奥州安達原
ク・ナウカ
文化学園 体育館(東京都)
2007/02/19 (月) ~ 2007/02/27 (火)公演終了
満足度★★★★★
外国語劇
古典との距離感がよいです。
現代の東京都の距離をたもっていて、それが迎合や甘えのない古典と、平安時代の蝦夷の国との向き合い方として、とても正しいものに思えた。
また、ドラマ性や音楽、お囃子など、かなり娯楽性の高い作品であるようにも思えました。
面白かった。
あ、方言はまったく意味わかりません。
が、平安時代の奥州は、外国なのですね。
エンジョイ
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2006/12/07 (木) ~ 2006/12/23 (土)公演終了
満足度★★★★★
ひとに命を吹き込む作品
芸術とか、人生とか、愛しているすべての人に観てほしい。
そう思えます。
表現手法もより機能的になっている感がありますが(身体表現はかなり言語的な印象をうけました)、今回はそれよりもテーマがほんとうに明確で、超直球です。
アートにはほんとうに人を変える力があるんだろうか。
とか、
そんなもやもやをも吹き飛ばす大変な快作。
いま、同時代にこんな作品が上演されているということが、ほんとうに喜ばしく思えます。