氷屋来たる
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2007/06/18 (月) ~ 2007/07/08 (日)公演終了
満足度★★
前2作に比べるとインパクトにかけますね
「夜への長い旅路」と「喪服の似合うエレクトラ」が良かったので期待していたのですが・・・・・
「夜への長い旅路」の三田和代、「喪服の似合うエレクトラ」の大竹しのぶと比べると、市村正親が弱いですね。
「エクウス」や「エレファントマン」のころの市村はもっと存在感のある演技をしていたように思うのですが・・・
三人吉三
松竹/Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2007/06/07 (木) ~ 2007/06/28 (木)公演終了
満足度★★★★
様式美
歌舞伎の型と串田演出の融合良かったです。
大詰の場面はきれいでまさに歌舞伎の様式美といったところです。
大向うから声が掛からなかったのは、コクーン歌舞伎だからでしょうか?
モスクワからの退却
加藤健一事務所
本多劇場(東京都)
2007/06/06 (水) ~ 2007/06/20 (水)公演終了
満足度★★★★
シリアスな家族劇
いい脚本にそれを演じきれる力量の役者がそろったといった
ところでしょうか。加藤健一と久野綾希子の演技は良かった
ですね。二人の間にはさまれた息子の役演じる山本芳樹も
まあまあでした。
夏の夜の夢
新国立劇場
新国立劇場 中劇場(東京都)
2007/05/31 (木) ~ 2007/06/17 (日)公演終了
満足度★★
ダンスがいまひとつなのが・・・
ジョン・ケアードの演出は斬新で役者の演技もまあまです。
でもダンスのシーンがいまひとつでした。生のバンドが入って
音楽も良いので、ダンスがそろえば客席ものってくると思うの
ですが・・・
下周村(かしゅうそん)
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2007/05/15 (火) ~ 2007/05/20 (日)公演終了
満足度★★★
再演に期待?
前回の韓国との共同プロジェクト『その河をこえて、五月』は2002年の初演から良かったのですが、今回はちょっともの足りなかったです。
脚本・演出・演技それぞれに良いところがあるのですが、ひとつの作品としての統一感がありませんでした。
ということで、再演に期待の星三つです。
コッペリア
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2007/05/13 (日) ~ 2007/05/20 (日)公演終了
満足度★★★
キュートなスワニルダ
ミュンヘン・バレエプリンシパルのルシア・ラッカラの演じるスワニルダがとてもキュートでした。
ラッカラはとてもスリムで、しなやかな動き・可愛い表情などとても魅力的でした。
藪原検校(やぶはらけんぎょう)
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2007/05/08 (火) ~ 2007/05/31 (木)公演終了
満足度★★
音楽が良かったです
音楽 宇崎竜童、 ギター 赤崎郁洋 場面にマッチしていました。
肝心の舞台は・・・・
第一弾の『天保十二年のシェイクスピア』が良かったので期待していたのですが。
歴史のある 演出 木村光一の地人会バージョン「薮原検校」を超えることが出来なかったという印象をうけました。
写楽考
シス・カンパニー
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2007/04/05 (木) ~ 2007/04/29 (日)公演終了
満足度★★★★
スピーディーな展開
二幕十四場の原作を再構成しインターミッションのない2時間にしたとのことです。
6人の役者の息もあった感じで、あっという間の2時間でした。
横笛と和太鼓による音楽も各シーンにマッチしていました。
コペンハーゲン
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2007/03/01 (木) ~ 2007/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★
密度の高い劇です
ボーア役が初演時の江守徹から村井国夫に変わりました。
イメージ的に異なるところもありますが、どちらも良かったですね。
3人の会話で成り立つ3時間の劇、科学、宗教、国家、倫理、多くの内容が語られます。
ちりばめられたピースがまとまってしだいに全体を形作って行くような印象をうけました。
ひばり
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2007/02/07 (水) ~ 2007/02/28 (水)公演終了
満足度★★
昔の四季と比較してしまうと・・・
”ひばり”といえば藤野節子&劇団四季という時代がありました。
藤野節子はジャンヌ役で1978年の公演で芸術祭賞 優秀賞を受賞しました。
当時のキャストは鹿賀丈史・日下武史・滝田栄・影万里江・三田和代等、もう四季に残っているメンバーはほとんどいません。
演出・浅利慶太、美術・金森馨とともにまとまって良い舞台でした。
今回の”ひばり”は蜷川幸雄の演出は斬新でした。ただ役者の演技がまとまってない感じで、ちょっと弱い印象を受けました。
松たか子を藤野節子と演技では同列で比べるられませんが、若さという点で有利ですね。舞台の上の松たか子はまさに10代の少女という感じでした。
全体の印象はベストではないけどベターな公演といった感じですね。
ブロードウェイミュージカル「シカゴ」
TBS
日生劇場(東京都)
2007/02/08 (木) ~ 2007/03/04 (日)公演終了
満足度★★★★
セクシー&パワフル
1998年の初来日以来4度目の公演
"All That Jazz”で始まるステージ、ヴェルマ役のテラ.C.マクラウドとてもセクシーでした。
今回のママ役はキャロル・ウッズ、”When You're Good to Mama"はパワフルで聞きごたえあります。
バックのダンサーを含めて素敵なツアーメンバーです。
映画版も良かったですが、ライブでの臨場感は最高ですね。