+sugar+の観てきた!クチコミ一覧

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想定外?問題外!

想定外?問題外!

東京ガール

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2011/11/09 (水) ~ 2011/11/16 (水)公演終了

満足度★★

うーん
2バージョンあるうちの、ステージタイガー谷屋さんがご出演されておられる方だけ観ました。
確かに、事前にシュールなコメディだとは聞いてはいたのですが・・・。
いまひとつ、くすぐられない、ピンとこない感じでした。

オムニバスというほどではないもの、短いエビソードの繰り返しで。
エビソード毎に登場人物が増えていって、なんとなく終わる。
終始ぼんやりした、つかみどころのない舞台でした。

もう片方のバージョンはまた違ってちゃんとした芝居なんだそうですが。
もうこのバージョンだけで満足してしまい、もう片方まで観ようと足を運ぶ衝動が残念ながら起こりませんでした。。。

ザ・ナード

ザ・ナード

TUFF STUFF

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2011/12/16 (金) ~ 2011/12/18 (日)公演終了

満足度★★★★

上質の海外戯曲☆
まず劇場入ってすぐ目をひくのが、その舞台美術の素晴らしさ。
そうだよね~東京公演ではキンケロシアターなんだもん。
そこで建て込まれていた舞台美術が、2ndの舞台の上に。
去年も思いましたが、やっぱりとっても豪華!
細かいところまで見事な作りこみ具合で、臨場感高いです。

話の内容は。
何かとついてない建築家が、ビジネスチャンスではありつつ自分の意思とはそぐわない仕事を請け負い。
そんないまひとつ覇気のない彼を歯がゆく思い、離れようとする友達以上恋人未満な彼女。
なんとかしてやりたいと思う優しい親友。
そこにやってくるハチャメチャなかつての恩人に引っ掻き回されての、ドタバタコメディ。
詳しくはチラシを・・・というところですが(笑)

やはり海外戯曲らしいニュアンスたっぷりで、設定、仕草、台詞回しなどが海外のかおり満載で、普段観ているお芝居と異なり新鮮。
出演陣は芸達者で上手い役者さんばかりで、ゆるぎない安定感でした。

ドタバタコメディらしい、笑いにつぐ笑いでたたみかけてくるのですが。
そのままするっとは終わらず、そんな仕掛けがほどこされているとは!
正直、頭からもっかい観たくなりました。

今年も、期待どおりのクオリティの高さでしたね~♪
今回は大阪公演実現してくださってありがとうございました。
もうぜひぜひ、来年も大阪にも来て欲しいです!!
心よりお待ちいたしております☆

テノヒラサイズのトナカイガリ

テノヒラサイズのトナカイガリ

テノヒラサイズ

自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)

2011/12/06 (火) ~ 2011/12/21 (水)公演終了

満足度★★★★

トナカイまみれ
12月クリスマス前の毎週水曜日に3回に渡って公演されていたトナカイガリ。
二回目、最終回も観てきました。

基本のネタは変わりなく。
ゲストと、飼いトナカイ選手権のネタに変化が。
でも・・・変化したところで、川添さんと木内さんはやはりシモに走るという(笑)
シモネタの引き出しが多すぎです。

田所さんは歌で押し切り、そこからさらにひとねたくるかと思いきやそのままネタ終了の合図の「いぇい いぇい♪」が流れ。
いや、いぇいいぇい♪じゃねぇよ!と(笑)
思わず、「えっ!?」と言ってしまいました☆

湯浅さんは、やはりさすがっすね!
おもしろいわ~好きだわ~♪
くすぐりの技が高度で、よくまぁ噛まず間違えずに。
引っ張り出されたしゅんろうさんは、あれガチだったのかな~?
さすが役者さん、飲み込み、返しが、神!

どのネタもおもしろかったので、書ききれないのですが。
木内さんのコメンタリー突っ込み映像とか、観て突っ込んでるだけなのにおもしろかったり。
あと地味にエンディングの肉も気になりました。
思いっきり生肉じゃん!豚バラブロックをそんな風に調理しちゃいかんよ!(笑)
できれば、そこは映像でたとえ伝わりにくかろうが、こだわりで探し出して鹿肉を使って欲しかったかなー。
あーあと、オープニングの映像で使われてたあの曲、良かった。
なんて歌なんだろ??また機会あればおうかがいしてみたいです♪

最終回も思う存分楽しませていただき、クリスマス気分盛り上がりまくりました♪
楽しかったです!!

四人の目撃者

四人の目撃者

劇団P・T企画

イタリアンブレッドダイニングConPanetti(大阪府)

2011/10/06 (木) ~ 2011/10/11 (火)公演終了

満足度★★★

待望のシャーロックホームズ
これでまだ3回目のPT企画観劇。
今回は大好きなシャーロックホームズでした!
いつも劇場ではないところで公演されるのですが、今回はまたお洒落なレストラン。
1プレートのおいしいお食事とワインをいただきながらの観劇です。

いつもながら、お客さんに囲まれてのあの距離感の中で、よくまぁ集中力を保てるものだなぁと感心。
ホームズさんの持っていらっしゃったパイプが本格的で、ホームズの雰囲気がより一層かもし出されてました。
ワトスンさんが実は地味に楽しみにしていて、お知り合いになってから意識して観る初めてのお芝居だったもので。
いやぁ、なかなかにあまり観ない感じの独創的なワトスンで、おもしろかったです♪

今回も、やはりいつもように犯人はわかりませんでした。
もはや考えることを放棄して、ふつーにお芝居楽しんでたり(笑)
なので、わたしにとって回答時間は、推理などいささかも関係ない、ただの感想を思う存分書きつらねる時間です。

優秀な正解者に贈られるプレゼントは、今回はズッキーニのパウンドケーキ。
どんな味がするんだろ~と興味津々でした。
いつかわたしがプレゼントをゲットする日はくるのだろーか。
こないだろーな。。。
今回も公演めいっぱい楽しませていただきました☆

眠っちゃいけない子守歌

眠っちゃいけない子守歌

SSTプロデュース

船場サザンシアター(大阪府)

2011/12/21 (水) ~ 2011/12/26 (月)公演終了

満足度★★★

会話の意味を考える会話劇
テレパシーなど使えないのだから、人間は言葉を使ってコミュニケーションを図るしかない。
でもそれがなかなかに難しい。
伝えたいままに伝えること、会話で相互理解、意思疎通を図るには、ただ言葉をつむぐだけではできないことであり。
他者と会話するということの難しさを感じた二人芝居でした。

ごくごく一般的な大衆的な思考回路、会話手段な女性が。
だんだん男性にひきずられて、上っ面のその下の部分が表面に出てくるのが、対話を続けるおもしろみがありました。
男性、女性、おのおのの人生に、思考を揺さぶられた。

会話劇らしく会話でみせるだけではなく。
動き、演出でみせるような場面もあったり。
変化をつける工夫もなされてました。

難しいと聞いていたので身構えておりましたが。
むろんわたしには知識が足りないので深い部分まで掘り下げて観るということはできておりませんが。
素直にそのまま観て、脳が刺激され活性するようなおもしろみのある二人芝居会話劇でした。

ABC漫画朗読フェスティバル

ABC漫画朗読フェスティバル

石原正一ショー

ABCホール (大阪府)

2011/12/29 (木) ~ 2011/12/30 (金)公演終了

満足度★★★

二日目
一日目は、主に広く知られる前の時代のお話。
二日目は、主に広く知られている時代のお話でした。

なので、一日目はこんな知られざるエピソードがという新鮮な驚きが多く。
二日目は、知っている有名なシーンの再現に熱く燃え。
年の暮れの忙しい最中に、あれだけ見ごたえのある豪華出演陣が集結して。
漫画の1シーン1シーンを熱演する。
あぁ、こんなの実現できるのは・・・やはり石原正一ショーしかない!

二日間で合計12時間、のびたりしていたので実際にはそれ以上。
生バンドも素敵だった、カフェブースも美味しかった。
最高に楽して盛り上がった、2011年最後の観劇納めにふさわしいお祭りでした!
楽しいひとときをありがとうございました♪

ネタバレBOX

芝居の進行の采配は、石原さんが一手に引き受けていらっしゃって。
どこを省いて、どこはやって、どこで休憩にはいる。
その判断を板の上で即時に下していく姿が、とっても頼もしくてさすがだなぁと☆

ページ見失う、今やってるページはどこなのか、今じぶんは出て行くのかどうなのか、そういう判断をみなさんが石原さんを信頼してまかせていて。
迷子の子供のように救いを求めるような視線が石原さんに集中。
そういう臨場感が、またおもしろかったですw
活きた芝居を観てるなぁって感じで☆

来年はクリスマスなのか、また年末なのか。
いずれにしても、また年の瀬の石原正一ショー楽しみにしてます♪
ABC漫画朗読フェスティバル

ABC漫画朗読フェスティバル

石原正一ショー

ABCホール (大阪府)

2011/12/29 (木) ~ 2011/12/30 (金)公演終了

満足度★★★

一日目!
一日6時間、二日間で計12時間の年末漫画朗読フェスティバル開幕しました。
6時間は2時間毎に分けられていて、一日3部構成。
一部は、途中休憩5分挟んでの2時間構成。
一部、二部、三部の間には、10分休憩が挟まれます。

休憩時間には、ロビーではカフェ出張の食販があり。
数種類のサンドウィッチやベーグルサンド。
そして初日のスープは具沢山のミネストローネ。
さらに、休憩時間も休むことなく、出演陣によるロビー階段での生バンド演奏まであり。
退屈することがありません!

そんな感じで、ちょいちょい休憩挟む上、その休憩時間すら退屈することのない心配りがなされているので。
長時間でもぜんぜん大丈夫です。
と、おそらく一日6時間という時点で迷っておられる方向けの情報を書きつつ(笑)

出演陣ほんっきで豪華です。
その豪華な出演陣が、ほぼ椅子しかおかれていない素舞台で、おのおの自前の勝負ジャージにて、漫画の1シーン1シーンをマニアックに再現。
正直、漫画を片手に持ちつつ、見比べながら観たい!
絶対、コアにマニアックに再現しているはずなので☆

一日6時間ではありつつ。
もうどっから観てもぜんぜん大丈夫です!
むしろ、一日目観てないからとか、一日の途中からしか行けないからとか、そういう次元じゃないです(笑)
一日通しで観られない方でも、途中からなら割引サービスもあるので。
ぜひ、この年の暮れの観劇納めに遊びに行く感覚で、どうぞ!

ちなみに、昨日は主に紅い話でしたが、今日は白い話らしいです。
これ以上の詳しい話は、大人の事情によりできません(笑)

☆BSC☆〜オフィスは秘密基地?〜

☆BSC☆〜オフィスは秘密基地?〜

本若

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2011/12/22 (木) ~ 2011/12/24 (土)公演終了

満足度★★★

ゆるシュール
夏に大殺陣祭りで初めて拝見した平宅さん。
その平宅さんの世界を初めて観てきました。

なんともいえず、ゆる~いシュールな世界。
笑いの印象的にはアメリカンな、スパイコメディでした。

おひとりおひとりは、とってもしっかりしたどっしりした達者な役者さん揃い。
その芝居のクオリティの高さで、おそろしくくだらないことをやりきっていらっしゃる。
ツボるところはツボるし、ん~?ってなるところは脳内が混沌とするし(笑)
この激戦クリスマスシーズンを、なんにも考えずにふふっとしたゆるい笑いが出る舞台で始めるのも悪くない☆

ネタバレBOX

平宅さんの服の上からでもわかる鍛えられた体躯を、これでもかというくらい活かさない芝居がある意味いさぎよいコメディの追求(笑)
ジャンプ愛しすぎです、大好きすぎです。

山南さんのあの服えろい!やばい!!スタイルよすぎ!!!
しかし、あえてひとつ、これだけは言いたい。
キャッ○○イなら、やはり腰はスカーフを!しかもスケスケ素材の!(笑)

声だけの出演だと聞いていたのにも関わらず、冒頭では流して聞いてしまっていた森山さんの声。
締めくくりで意識して聞くと確かに森山さん。
でもかっこつけいて、いつもと印象がちがう☆
夏嵐~げらん~

夏嵐~げらん~

激富/GEKITONG

ABCホール (大阪府)

2011/11/11 (金) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★

エンターテイメント性高し
初めての激富さんでした。
見目麗しい男性女性まみれで、出演者数多め。
劇中ライブあり、ダンスあり、アクションありで、見た目になかなか華やかな派手な舞台でした。

お話の舞台は近未来、携帯電話社会に一石を投じるかのような、社会派なお話。
しかし、現代社会において日常生活になじみきっている携帯電話。
その日常的な携帯電話の新機種をめぐって、あまりに非日常的な人が殴り合い殺し合いのバイオレンスは、なんだか違和感がつきまとってしかたがなかった。
北斗の拳みたいな感じ。

しかし、ただただ華やかなだけでなく、現代社会に訴えかけるようなテーマもありつつで、良かったです。

NMS_09『踊る赤ちゃん人間』

NMS_09『踊る赤ちゃん人間』

石原正一ショー

ACT cafe(大阪府)

2011/11/12 (土) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★

タイムトラベル
11月は、奇しくもSFを立て続けに観ることになり。
今回のNMSは、タイムトラベルものでした。

しかし始まってしばらくの間は、ずっとずっと延々と石原さんと山浦さんがギターを弾きながら歌うのみ。
完全にライブでした(笑)
読み合わせから延びたという部分って・・・ここなんじゃ!?と疑わずにはいられない!

お酒のむとタイムトラベルしてしまうという、なんとも滑稽な設定☆
しかも、酔いが覚めるともれなく元の時代に戻れるという、帰り道が用意された安全なタイムトラベル。
正直、わたしその能力かなり欲しいです、世の歴史好きのどから手が出る能力。

冒頭から延々そろって歌い続けていたふたりのうちのひとりは、未来からきた時間旅行者で。
あともうひとりは・・・その時間旅行者の父親。
時間旅行者の人生は、けっして平坦ではなく。
父親に会えたことで、心の霧が晴れたかのような、爽やかなエンドでした。

タイムトラベルものということで、昭和をめっさ駆け足で紙芝居形式で振り返ったあのシーンは。
ある一定以上の年代には、かなりツボったことうけあい(笑)
とりあえず、こち亀リスペクトしすぎです!

シャトル!

シャトル!

JUIMARC

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/12/09 (金) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

満足度★★★

ふたりの対比
初ジューマーク、赤鬼の田川さんの企画する二人芝居。
今回の相方がsundayの宮川さんということで、もっとお笑い要素のあるようなはっちゃけたお芝居を予想していました。

ところがどっこい、いつもの調子を封印した、とても抑えた演技の宮川さん。
もうそれだけで、いったいこの人の人生に何があったのだろうと思わずにはいられない。
それと対照的に、田川さんはとっても賑やかで、その差が逆にじゃあこの人の人生は・・・と。
引き込まれる、引き込まれる。

お話は、社会人バドミントン選手という、マイナースポーツ界を生きるプロスポーツ選手の抱えるリアルな現状。
そうなんですよね~世界相手に一番になっていたりするようなスポーツの選手でも、注目を浴びないことには日常生活はスポーツだけに専念できるような環境ではい・・・という、テレビなどで見た現状を振り返りつつ。

片方は、引退間際のベテラン選手。片方は、高校出たばかりで将来有望な新人選手。
そのふたりが、コンビを組む。
まぁ、うまくいくわけがない(笑)
そこから、ふたりのそれぞれのバドミントンとの出会い、これまでの歩み、そして現在おかれた状況。
そして、ふっきれる。理解し合える。

ふたりのスポーツ選手の心のひだに切り込んだ、とても見ごたえのあるずっしりした二人芝居でした!
また、次回公演も行きたいと思います♪

しかし・・・90分もの間、たったふたりだけで。
あれだけの台詞量、あれだけの運動量、ものすごいバイタリティです。

DOGIMO

DOGIMO

劇団伽羅倶梨

KARAKURIスタジオ(大阪府)

2011/11/11 (金) ~ 2011/11/15 (火)公演終了

満足度★★★

ぬくもり
初めての劇団伽羅倶梨でした。
劇場の初めてだったのですが、いかにも芝居小屋っぽい雰囲気で味わい深い。
その中に、お話の舞台となる山小屋が、臨場感たっぷりにたてこまれていて。
細部まで凝ってました、終演後まじまじと見にいってしまったくらい。
しかも、本物の火を使ってました!
綺麗だったな~。色鮮やかな炎、企業秘密なんだそうです。

お話は、山好きな人々が集まるとある山小屋。
その山小屋に置かれた石像にこめられた、時空を超えた、人とヒトナラザル者との真の愛のお話。
と書くとしんみりした感じになりますが、この人(?)たちがとってもご陽気なので(笑)
なんだか心に灯がともるような、ぬくもりのある楽しくてほっこりあったかい舞台でした♪
ちょっと大衆演劇のかおりもしつつ、安定感のあるしっかりしたお芝居で、満足度とっても高かったです☆

あいらびゅー

あいらびゅー

演劇集団あしたかぜ

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2011/11/15 (火) ~ 2011/11/16 (水)公演終了

満足度★★

わたしにとっては
あまり状況、心情に、リアリティを感じないお話。
心の動きそれにともなく行動、ひとつひとつに説得力が欠ける。
幸せのひとつのカタチではありつつ、見ていられないほどのあまりの痛々しさで、とてもそれが幸せだとは思えない。
ラストの方向性としては、意図はどういうものだったのか。

歩んできた人生、現在おかれた状況、人によっておそらく感じ方が違う今回のこの公演。
わたしにとっては、とりあえずなんともいえない後味の悪さでした。

THE MOON BEAM MACHINE

THE MOON BEAM MACHINE

ムーンビームマシン

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2011/12/09 (金) ~ 2011/12/12 (月)公演終了

満足度★★★★

太陽バージョン
公演初日に、2バージョンあるうちの、まずは太陽バージョンを観てきました。

3作品とも、ムーンビームマシンさんらしさ全開な3作品でした。
衣裳及び小道具の美麗さ、幻想的な照明が、架空ファンタジー世界を彩る。
高度なダンスパフォーマンスと演劇の調和がとってもかっこいいです。

この舞台は、ファンタジー好きにはたまりません。
心に響く美しいファンタジー世界、ぜひ体感しに!

開演前ショーも、短編も、長編も、太陽と月でそれぞれひとつずつ、全部がらりと変わる。
となると、どちらも観ないと☆
わたしは、月バージョンは千秋楽のお楽しみです!

ネタバレBOX

開演前ショー、カラカラノのカラ・・・そのカラかいっ!と(笑)
とってもかわいいショーでした♪
今池さんらぶりーすぎるっ。

短編、ソラカラノは退廃した世界でのバーチャルゲーム。
ゲームシーンのダンスパフォーマンスがかっこよかった!
やはり根底が優しさで満たされた世界。ぐっときます。
ちなみに、太陽と月と全部通して、教光さんが観られるのは、ここだけです。

挟んでゲルダ予告編。
予告編なのに、予想外に長くみせてくださいました(笑)
これ観ちゃうと、来年の本公演がもう今から楽しみで楽しみで!!
御意さんの歌声とハープの生演奏が素敵すぎる。うっとり☆
そして・・・どの作品でもまっしろけな中嶋さん。
もしや台詞あるのここだけなんじゃ!?台詞聞くと、どうしても相撲スワンが脳裏をよぎる(笑)

長編は、意外や意外、和物でした。
和服衣裳もかわいくかっこよくアレンジしてあって、やっぱり素敵☆
とってもせつなくて、ぎゅ~っと胸を締め付けられるようなお話でした。
好きです、こういうの。
そんなお話の中に、ぶっこみかましてきたゲキバカ石黒さん。
やばいです、最高すぎですっ(笑)ゲキバカコールしたくなってしまった!
そんな石黒さんが観られるのも太陽と月と両バージョン通してなんとここだけ!惜しすぎる!!

月光機械、もしあるとすればわたしは何を願うだろう。
テノヒラサイズのトナカイガリ

テノヒラサイズのトナカイガリ

テノヒラサイズ

自由表現空間 シアターカフェNyan(大阪府)

2011/12/06 (火) ~ 2011/12/21 (水)公演終了

満足度★★★★

楽しかった~!
いかにもクリスマスシーズンにふさわしいイベントでした♪
公演内容は、ゆる芝居ありの出し物形式で、ほんとクリスマス会のような雰囲気。
あの手この手、Nyan空間を最大限にフル活用。
わたし、Nyanの2階あがったの初めてです!
もちろん、2階から見下ろしてお芝居観るのも、初めて。
さらにはNyanの特徴のひとつである、あの大きなスクリーンでの映像もあったり。

テノヒラサイズのメンバーを、あんな贅沢なみかたできる機会なんてそうそうないです!
MCも、しゅんろうさんと、日替わりゲストさんで、とっても盛り上がります。
公演内容が内容なだけに、きっとネタ部分は毎回変わるのではないかと期待!
来週は・・・行けないのですが、再来週もう一回行きます♪
観に行くというよりは、一緒に楽しむという感覚でぜひ☆

ネタバレBOX

優勝トナカイは、やはり最初から決まっていたのでしょうが・・・。
勝ち残るトナカイ、がっくり肩落としてるあたり(笑)
あれは、もはや罰ゲームの域かも~。
次はどんなネタになるのかな☆

罰ゲームといえば、あれ飼い主さんに選ばれることも罰ゲームですよね!
だ~れも手を挙げないから、挙げようかどうしようか逡巡したのですが・・・。
何をさせられるのか想像がつかなくて、おそろしくって(笑)
結果、挙げなくてよかったなぁと。もう少し構ってあげてくださいっ☆

しかし、田所さんのお腹の調子はどうなのか。
ミニストップにはトナカイのままで行ったのか。
その際、一般のお客様の反応はどうだったのか。
ひっじょ~に気になるっ。

あと・・・開演前。
1ドリンクなので、いただいたドリンクを飲んでいたときのこと。
飲む時って、首が上に向くじゃないですか。
そうすると、2階の暗闇をうごめくトナカイたちが視界に入って・・・。
衝撃に、あやうく吹きそうになりました(笑)
あれは罠だ!
スイス金鉱#1

スイス金鉱#1

演劇ユニット スイス銀行

十三シアターセブン(大阪府)

2011/11/17 (木) ~ 2011/11/17 (木)公演終了

満足度★★★★

おもしろかった!
予想していたのと違って、参加劇団3団体が、短いコントを入れ替わり立ち代わり上演するスタイルでした。
やはり主催のスイス銀行さんがもっとも本数が多くて、あれだけのコント作るの大変だったのでは・・・。
あまりに数多いコント数だったので、ひとつひとつは書ききれませんが。
どれもこれも個性的で爆笑もののコントばかりでした!

今回はまだ一回目。
ぜひ、今後もちょいちょいちょい続けていって欲しいです♪
次回はどんな劇団さんが参加されるのか、楽しみ!

ネタバレBOX

スイス銀行さんは、春の文化祭で初めて観て、こないだの本公演観て、そこからの今回になりますが。
スイス銀行さんらしい、女性二人の味のあるコントでした。
世代的に、わかるわかる~という部分も多かった(笑)
やはりこのお二人、芸達者。

中野劇団さん、長編の時に比べて、めちゃくちゃシュール全開でした。
あの後、めっちゃピロシキ食べたくて食べたくて、いまだ食べられてません。
なんなのよ、腎臓がピロシキって。
なんなのよ、イカの大学って。
中野さんの頭の中は、やはりすごい。

ドアーズさん、今回が初めて。
若手劇団さんなようで、ネタも勢いのある若者らしいコント。
出落ちネタもありつつ、短く瞬間的に爆発させる勢いは今回のような企画向き。
おもしろかったです!
流星ワゴン

流星ワゴン

演劇集団キャラメルボックス

新神戸オリエンタル劇場(兵庫県)

2011/11/18 (金) ~ 2011/11/25 (金)公演終了

満足度★★★★

胸に染みた
そうか、こういう話なのか・・・と。
冒頭での主人公の言葉は、まるまるわたしの心の声でした。
わたしは、こんな風に強く気持ちを立て直すことはできそうにないけども。
でも、心にふっと何か差し込んできたときには、甘えるな!と、この日みたキャラメルさんを思い出したいと思います。

ネタバレBOX

西川さんの、復帰された元気なお姿が、あまりに自然でお変わりなくて。
おかえりなさい!という気持ちも忘れてしまうくらい、ごく自然に演技に見惚れておりました。

畑中さんの七変化っぷりがおもしろかったです☆
どんどん化ける化ける、今度はなんだろ~?と楽しかったです♪
節電 ボーダー トルネード

節電 ボーダー トルネード

クロムモリブデン

HEP HALL(大阪府)

2011/12/01 (木) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

初クロム
当初、先月詰めすぎた観劇予定をかんがみて今月はゆるくいくつもりで、見送るつもりでした。
しかし、やはりせっかく東京まで行かずとも大阪でクロムモリブデンが観られる絶好の機会、逃すことはできませんでした。

まったく初めてで、映像ですらまだ観たことがなかったので、どういう作風なのかも知りませんでした。
なるほど~!こういう感じか~!!と。
とても、パワフルに演劇してる舞台でした。

舞台美術から、話の構成から、演出方法から、何から何までつくりがおもしろい。
よくまぁそんなこと思いつくな~という。
何がどうなっているのかは、一回観ただけでは理解しきれないでしょうねぇ。
妄想なのか、現実なのか、混ざり合う、不条理で不可思議な世界。
音楽もとてもかっこよくって、リズミカルなダンスが印象深く、わたしは立ち見だったこともあり、隅っこでついついリズム刻んでしまいそうになりました。

非常に脳に感性に刺激的な舞台でした。
無理やりでも観ておいてよかったです。
ぜひ・・・また大阪来て欲しい!

ネタバレBOX

あの巨大な蛍光灯すごい。
どうやって作ってるんだろう、興味津々。

有毒少年

有毒少年

キューブ

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)

2011/11/29 (火) ~ 2011/11/30 (水)公演終了

満足度★★★★★

おそろしくハイクオリティ
わたしは、『有毒少年』をまだ舞台で観たことがありませんでした。
映像ではなく、舞台で観てみたい!という願いが、今回叶いました。

素晴らしくハイクオリティな世界でした。
やはりピースピット世界は、大きな劇場で活きる。
ドラマシティというハコのキャパに映える舞台。
衣裳も舞台美術も凝っていて豪華でしたが、やはり何より良かったのは照明と音楽。
あんな美しい照明、そうそう観られません。そんじょそこらの商業演劇の比ではない。
そこに乗せられる美しい音楽、響く歌声、あまりにも幻想的な世界にうっとりです。

わたしは映像でしか観たことがないのでそんなに強くは感じなかったのですが、やはり観たことのある人にとってはキャストの違いがだいぶ違和感だったようで。
確かにちょっとした小ネタや笑いどころなどは、役者さん毎にパーソナリティに合わせたものだったりしたので、そこが消失してしまったのは元を知ってる人には物足りなかったのかもしれない。
でも知らないわたしにとっては、そういうデコレーションを剥ぎ取られたカタチで、これはこれで良かったかな。

やはり舞台は生に限るな。
そう思ったのは・・・シークエンスから続くクライマックス。
胸に迫るものが、映像視聴とは比べ物にはなりませんでした。
美しかった、現実世界とは思えなかった。
キャストは違えど、規模も違えど、映像でしか見たことのなかった『有毒少年』、この機会に舞台で観られて良かったです。

人生のフルコース

人生のフルコース

悲願華

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/11/26 (土) ~ 2011/11/27 (日)公演終了

満足度★★

はじめて
悲願華さん、初めて観させていただきました。
初めてなので、普段の作風はわかりません。
今回は、ぶつ切りの短編とも言えないくらい短いシーンの断片につぐ断片を、暗転につぐ暗転で連続上演。
各パートに関連性はほぼなく、瞬間瞬間を楽しむ感じのみせかた、なのですが。
どう楽しんでよいのか、いまひとつわからなかった。
くすぐられる小ネタはありつつも、演劇としてはどうだろう?という印象。

その中でも、やはり稲野杏那ちゃんはさすが引き込まれます。
チーズケーキを作りながらの狂った笑い、強烈に印象に残る。

そういう断片の中に、ちゃんとした短編が挟み込まれていて。
ホームのステージタイガーさんの時に見せている顔とはまた違った、しっとりした会話劇をみせてくださいました。
こういう味わい深い白井さんが観られたのは良かったです♪

最後のもはやお芝居ではない鍋パートについては・・・。
おもしろい、おもしろくはあるのだけども・・・なんともいえない。
また、別の機会に、また違う作品を観てみたい感じです。

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