『創造Street × Micro To Macro』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/10/03 (火) ~ 2017/10/03 (火)公演終了
満足度★★★
創造Street
そうやったな、事前にはっきりコントって書いてたな~と。。。
観て確かに、これは演劇ではなく、コントやなと思いました、なんとなくの感覚ですが。
技術がしっかりされた、演技の上手な若い役者さんたちでした。
Micro To Macro
以前にカフェ公演で観たお芝居の凝縮版。
元が何分くらいだったかは、ちょっと覚えてないのですが…それでも本公演からの短編への改定なので、相当短くなってるわけですが。
なのに無理やりに短くした感触はなく、作品の核を大切に残して自然にぎゅっとされてるような。
短くなろうとも粗さなどまったくない、じんわり染み込むお芝居で、あぁミクマクだなぁと感じ入りました。
そんな中で、極めてナチュラルにアグレッシブにネタを盛り込んでくる泥谷さんがたまりませんでした(笑)
『空想科学 × チューズデーず』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/09/26 (火) ~ 2017/09/26 (火)公演終了
満足度★
空想科学
年齢からベテラン役者さんなのかなと勝手に思いがちなのですが…ひょっとしたら経験はまだ浅い方々なのかな?と、演技的にも演出的にも思わされるお芝居でした。
何かを始めるのに年齢は関係ないです、始めたいと思った時が始め時。
その日、両団体の転換10分の間に調べてみましたが分からず、本当のところは存じないままなので、それはまた別の話ではありますが。
『Lucy Project × カラ/フル』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/09/12 (火) ~ 2017/09/12 (火)公演終了
満足度★
Lucy Project
男性三人芝居の岸田國士「命を弄ぶ男ふたり」
以前にアレンジしたものを観た折に戯曲を読んでいたので、内容は知ってました。
山も谷もなく、元の戯曲をすっとそのまんまなぞっている感じで。
ちょっと物足りなさがありました。
カラ/フル
あらすじ通り、架空の劇団の初日当日の舞台裏のお話。
けっしてすんなりとはいかず、トラブルが発生したりするわけですが…どうしても解せないところがあり、どうしても引っかかってしまって違和感が拭えませんでした。
その劇団には作家がいて、その作家に劇団員のひとりが元ネタを提供して出来上がったお芝居。
その出来上がったお芝居が、自分が思っていたものと全く違うと、その劇団員が作家に詰め寄り暴力をふるうのです。
暴力をふるう…というか、馬乗りになり首を絞めるという殺人未遂でした。
これが解せず、は?なんで??と。
この劇団は、劇団会議というものをしないのでしょうか?
思ってたのと違うと言い出すタイミングが本番数時間前って何?、挙句思ってたのと違うからやりたくないとか、殺人未遂とか。
理解を超えました、ちょっとしたファンタジーです。
それとも小劇場演劇の現場とはそういうものなのでしょうか?わたしはそうは思いたくないです。
ラストも唐突で、えっほんとにこれで終わり?終わったの?と戸惑うくらい収集がついてない印象でした。
『三等フランソワーズ×空宙空地』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/09/05 (火) ~ 2017/09/05 (火)公演終了
満足度★★★★★
この夜は、最高の観劇な夜でした!どちらもとっても面白かった!
書いてるうちにだいぶ内容に触れてしまったので、30GPに出ることになった場合を考慮し、念のためにネタバレBOXへ格納します。
『ユニットまいあがれ × オパンポン創造社』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/08/22 (火) ~ 2017/08/22 (火)公演終了
満足度★★★
ユニットまいあがれ
さすが空宙空地・関戸哲也さんの作品、内容はとっても面白かったです。
でも…観終わって、面白かったのに、全力で面白かった~!という感じにはならず…。
会話劇って、会話劇専用スキルみたいなのがあるような。
ほんの少しの声の強弱やアクセント、台詞の発し方、間の取り方で、全く変わってくる。
会話で進めるだけに、そこがより際立ってくるのかなと思いました。
お話は、ちょうどまいあがれのお二人にぴったりハマる内容で、心地よかったです。
オパンポン創造社
おそらく太平洋戦争時代、狭い集落でのお話。
招集の赤紙が届いた家、届かなかった家、招集から逃げ回る者、逃げる手段、家が決めた許嫁同士と、好き合う者同士の、寝取り寝取られ、くんずほぐれずのドタバタコメディ。
全てが強引過ぎて、行き過ぎてて、ちょうどよくツボを押されない感じで。
いつものオパンポンさんに比べて、いまいちハマりませんでした。
『プロデュースユニットshippo × チューズデーず』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/08/15 (火) ~ 2017/08/15 (火)公演終了
満足度★★
プロデュースユニットShippo
作り手の、こういう感じのことが好きなんだろうなぁ、こういうのがやりたいんだろうなぁというのが、ニュアンスとしては伝わってくる。
しかし伝わってくるのは、やりたいという意気込みや、その好きだという気持ちだけで、言葉に中身がなく。
その中身のない雰囲気だけの言葉を、同じフレーズを、何度も何度も繰り返し聞かされる時間は正直なところ、申し訳ないけれども退屈を通り越して苦痛でした。
役者さんお二人のお芝居がとても良く、それだけでなんとか観ていられました。
特に池永さんのメイド姿、そしてそのメイド姿での恋ダンスが可愛らしかった。
チューズデーず
8月の月刊栗田さんは、ちょうどお盆真っ只中。
お盆の時期に観るのに、まさしくぴったりなお芝居でした。
冒頭からずっとテーブルに向かってノートに何か書いている栗田さん。
そのノートが何なのか、そして書いてる栗田さんの周りでガヤガヤうるさく賑わしているおばあちゃん。
亡くなった人がそこにいる、それは幽霊であり、わたしの苦手な怪奇現象なのですが。
でも…身内の人間なら、怖くないな、こうやって会いに来て欲しいな、ずっとずっと一緒にいてほしいなとか思っちゃいました。
『A-CAST×STAND FLOWER × 三等フランソワーズ』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/08/08 (火) ~ 2017/08/08 (火)公演終了
満足度★★★
A-CAST × STAND FLOWER
普段からレッスン頑張ってらっしゃるだけに、技術がしっかりなされていたという印象でした。
三等フランソワーズ
以前に観た「クリスマスギャロップ」のスピンオフ作品。
元作品と同じく、スピンオフもやっぱりとっても面白かったです!
この登場人物たち、好きなんですよねぇ。
キャラも濃ゆいけれど、そのなんだかオトナ甘酸っぱい関係性がめっちゃくすぐられるのです。
なんならスピンオフ祭りがあってもいいくらい(笑)
『俺たちの地球空洞説×遊劇!浪漫派FAMILIR』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/07/25 (火) ~ 2017/07/25 (火)公演終了
満足度★★
俺たちの地球空洞説
陪審員制度のような感じで、会議室のようなところに集められた様々な職種の男女が、何かの会議をしていた…という記憶。
各登場人物の個性分けがなされていて、ジブリネタが豊富だったような気がします。
『Gotta×チューズデーず』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/07/18 (火) ~ 2017/07/18 (火)公演終了
満足度★★★
Gotta
若手の男子だけのお芝居。
若さが走ったお芝居とは裏腹に、客席に向かって見得を切っていたり、群唱を節々に入れていたり、お芝居は懐かしさを感じられる演出が用いられたり。
若さと懐かしさが融合したお芝居でした。
チューズデーず
今月もやってきた、月刊栗田さん。
8月はゲストなし、栗田さんの栗田さんによる一人二役の一人芝居。
二人の人物を一人で演じるということが、上手くお芝居の中に活かされてました。
たまたま知った自分にそっくりのネットアイドル、彼女に会いに東京へ行く。
しかし、それは偶然ではなく、必然だった…。
自分にそっくりな彼女の正体、真相が明かされ迎える結末に、ゾクッとくる。
毎月自分で企画し、書き、演出し、時に出演もする…毎月のその積み重ねの成果が実ったお芝居でした。
とても面白かった!
『ИEUTRAL×月曜劇団』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/07/11 (火) ~ 2017/07/11 (火)公演終了
満足度★★★
ИEUTRAL
出演者欄の「他」が、あまりにも豪勢でした(笑)
活動を終えた劇団を再び蘇らせようとする戦いのお話。
そこにはちょっと内輪ネタ的な、出演者の背景を知っている人や、演劇関係者向けなネタが多め。
だからこその面白さもあったり、この人にこんなことさせる!?という面白さもあったり。
知って知られた関係性から生まれるマニアックな面白さがありました(笑)
月曜劇団
もう鉄板ですね!
このお二人にしかできないこの空気感が、たまらないです。
投げたボールがけっして真っ直ぐは帰ってこず明後日の方へ剛速球で投げ飛ばされるような素っ頓狂なキャラ西川さん。
それに相対して、けっして心折れることなく諦めない投げださない精神で突っ込みを入れ続ける上原さん。
ゴールデンコンビやと思います(笑)
手を変え品を変え、何度でも観たい月曜劇団。
『三等フランソワーズ×えーびーがた』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/07/04 (火) ~ 2017/07/04 (火)公演終了
満足度★★★★★
三等フランソワーズ
三等フランソワーズさん、またの登場(笑)
しかし観る毎に全部どれも面白くて、全部どれもドストライク、絶対の信頼感があります。
今回は二本立て。
「トゥモロー」は、タイトルから察せられるあの誰もが知ってる(と思う)超有名某ミュージカルのオーディションのお話。
もうキャラ濃すぎで、爆笑の連続!最高でした(笑)
「さっちゃん」は一転して、サスペンス。
入りはさっきまで観てたトゥモローのようなぶっ飛んだ女の子で笑かしてくれるのだけれども、徐々に真相が解き明かされその行動の裏にあった真意にたどり着いた時、震えあがる。
この二作を組み合わせてくる辺りも策士だと思う、ブラボー!
えーびーがた
可愛い女子二人組による二人芝居。
舞台上だけでなく客席サイドもアクトスペースにしていた為、前方の客席で観劇していた人には30分のうち何割かは音声のみになってしまっていたと思われ、少しもったいない気もしました。
動かぬように固定はされていたものの実際に自転車に二人乗りをして漕いで、部活の悩み、高校生活の悩みを語り合う、女子高生の日常を切り取った情景で爽やかでした。
『チューズデーず × 世莉さんといっしょ』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/06/13 (火) ~ 2017/06/13 (火)公演終了
満足度★★★★
チューズデーず
やっぱ下浦くんは、すげぇなぁと思った記憶(笑)
世莉さんといっしょ
ワークショップで選ばれた役者さん達によるお芝居だったんだそうで。
なんかチームワークがいい馴染んだ感じがしました。
序盤からとんでもない爆弾発言でグイっと惹きつけられ、そこからぐんぐん加速してゆく。
嫌悪する母親と離別したいが為に、父と離婚してくれと迫る娘なんて突拍子もない構図。
でもそんなバカなとはならず、ほぅほぅそれでそれで?と楽しんで観させてくれる説得力。
母親、娘、息子、叔母、息子の将来の嫁、関係性が興味深く、とても面白かったです。
『凡タム × 劇団ハネオロシ』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/05/16 (火) ~ 2017/05/16 (火)公演終了
満足度★★★
凡タム
ミクマクの若手二人が、劇団を飛び出てふたりでタッグを組んだお芝居、いやコント?
コントオムニバスみたいな。
書いたのは小谷地くんなようで、演出も独特で、とても面白かったです。
これを書いている今現在すでにお二人ともミクマクを退団されてますが、またこのコンビで観させてくれたらなぁと願います。
劇団ハネオロシ
男女二人芝居、おそらく若い役者さん、わたしはおそらく初めてでした。
なんと表現するのが正解なジャンルなのかな…時代劇ファンタジー?
アニメとか、ライトノベルとか、そういう感じの雰囲気でした。
『ジャグリング・ユニット・フラトレス × チューズデーず』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/05/09 (火) ~ 2017/05/09 (火)公演終了
満足度★★
ジャグリング・ユニット・フラトレス
ジャグリングによるお芝居…だったのですが。
技術レベルが不足していたかな…と。
ちょっと芝居に取り入れるくらいではなく、それを前面に押し出すならば、もう少し頑張って欲しかったかもです。
『火曜日との遭遇 × The Stone Ageヘンドリックス』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/05/02 (火) ~ 2017/05/02 (火)公演終了
満足度★★★
火曜日との遭遇
三人姉妹の会話の中にある女心があまりにも違和感なくて。
観てるうちに、出てるしなんとなしに室屋さんの本だと刷り込まれてしまって、後からハッ違った!これダイゴさんの本だった…!となってしまったくらい(笑)
面白かったなぁ~。
無理やりじゃなくナチュラルに笑かしてくれるセリフの宝庫で、すごいなぁ、ほんともうこういうの思いつくひとって頭の構造どうなってるんやろう?って思います。
The Stone Ageヘンドリックス
ストーンエイジらしい、ほっこりあったかハートフルストーリー。
でも…やっぱりわたしには浅く感じてしまうのです。表面的というか。
男の子が、ナチュラルで演技してないような自然体な演技だったなぁと思った記憶があります。
『secret7 × 三俣婦人会』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/04/25 (火) ~ 2017/04/25 (火)公演終了
満足度★★★
secret7
可愛らしい女の子がいっぱい出てきて、なんか抱いていたsecret7さんのイメージとちがくて、驚いたような気がします(笑)
それでもキャラが面白くて面白くて楽しかった記憶。
三俣婦人会
なんか、楽しい感じなのかなと思っていたら、とっても狂気的で怖かった。
どちらも思いがけなかった夜だったような気がします。
『オオサブリナモドキ × チューズデーず』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/04/18 (火) ~ 2017/04/18 (火)公演終了
満足度★★★
チューズデーず
1月から始めてもう4月までくれば、すっかりお馴染みになってきた月刊栗田さん。
4月はキイロノポップのハローくんが書いて出てるお芝居。
役者さんというだけではなくパフォーマンスもこなすハローくんならではの、無言のピエロと、その無言のパフォーマンスから言葉を読み取り会話を進めるお芝居。
栗田さんは毎月出てるけれど、一緒に出る人によってカラーが全く違うことになるチューズデーず、より一層一緒に出てくれている人のカラーがよく出てた回でした。
『COMPLETE爆弾 × 演劇ユニットなりそこないプリンセス』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/04/11 (火) ~ 2017/04/11 (火)公演終了
満足度★★★
COMPLETE爆弾
ヒデシさんの得意技のモノマネが不必要にこれでもかと盛り込まれてた印象。
幽霊なのに存在感がすごくて、うざさが光ってた(笑)
ヒデシさんショーオンステージ。
演劇ユニット なりそこないプリンセス
女の子が書く女の子同士のあれこれなお芝居は、リアリティがあってえげつない。
それを綺麗に飾ってしまわずありのままに出してるよな辺り、あがぺるちゃんらしい気がしました。
その当のあがぺるちゃんは、このまま出てこないのかな~と思いきや、流れぶったぎって出てきてキレッキレに踊りきってそのままはけてゆくという…めっちゃおいしい出番でした(笑)
『タイガーパファー × ユニットまいあがれ』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/04/04 (火) ~ 2017/04/04 (火)公演終了
満足度★★★
タイガーパファー
これまでに二度、別の場所、別な女優さんで観たことのある、上田ダイゴさんの名作。
それを今度は、若手のたにがわさきさんが挑戦。
客席をのみこむ気迫が凄かった、ただ終盤に向けてそれが萎んでいき息切れしてしまったのがとても残念に思いました。
歌声がとても綺麗でした。
ユニット まいあがれ
同じ歳のお二人なだけに、違和感なく自然に観られる設定でした。
けれども台詞や、登場人物の心の動きに不自然さを感じた記憶がなんとなしに残ります。
『満月動物園 × 桃となのはな』
火曜日のゲキジョウ
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2017/03/28 (火) ~ 2017/03/28 (火)公演終了
満足度★★★
満月動物園
こちらもまた應典院スペドラコラボですが、本公演とは全く別のお芝居を観せて頂きました。
新入団笹川さんと、準新入団西原さんの、二人芝居。
折れそうに細い身体で西原さんをおぶりながらお芝居している笹川さんの、思いがけない強さを知りました。
二人の関係性が重たく深く、また情景が脳裏に浮かぶようなお芝居でした。
桃となのはな
二人の女性を二股かけてる男性、同じお店でバースデーディナーをダブルブッキングさせてしまうという、若干ファンタジーなくらいにぶっ飛んだ設定による、ドタバタラブコメ。
観ていて、ドタバタに少し無理してる感を抱いてしまい、それを感じてしまった時点で笑いとしてはいまいちノレず残念。