たかさき@福岡の観てきた!クチコミ一覧

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ザ・グラマーボーイズ

ザ・グラマーボーイズ

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

甘棠館show劇場(福岡県)

2005/03/10 (木) ~ 2005/03/11 (金)公演終了

満足度★★★★

衝撃のデビュー
福岡で10年以上芝居を見続けているが、この公演は本当に衝撃だった。
純粋な意味での旗揚げ公演は、未熟で見るべきものも少ないときまっているが、そのような思いを完全に裏切られた。
この若さで、公演脚本が初で、ここまで完成度が高く、エンターテイメント性の高い、シチュエーションコメデイの脚本がかけるものなのだろうかと。

ネタバレBOX

客席も大いに沸いていて、内輪ネタだからとか知り合いだから笑っているというありがちな笑いではなく、確かにストーリーで観客席をわかせている。
脱帽。の一言であった。
インディゴブルーの本当

インディゴブルーの本当

万能グローブ ガラパゴスダイナモス

甘棠館show劇場(福岡県)

2007/02/17 (土) ~ 2007/02/19 (月)公演終了

芽を出す方向は無限大
二人の作家のうち、川口氏は比較的方向性も定まっています。松野尾氏のほうは、将来に向けて方向性を模索中と言うところでしょう。

今後どの目を落とし、どの芽を伸ばしてくるのか楽しみにしたいです。

アジト―Mission1―

アジト―Mission1―

謎のモダン館

ぽんプラザホール(福岡県)

2007/02/12 (月) ~ 2007/02/13 (火)公演終了

満足度★★★★

個人的にはかなりツボ
関係者の名札をクビからぶらさげているので、大声で笑いたいのを我慢したけど、早くも今年一番笑えた芝居にノミネート。
でも、わらえるだけの芝居じゃないんだな。

PLAY

PLAY

劇団Doggaebee(トケビ)

ぽんプラザホール(福岡県)

2007/02/05 (月) ~ 2007/02/06 (火)公演終了

満足度★★★

福岡と釜山姉妹都市
2月2日(たしか)に福岡と釜山は姉妹都市になったのだけど、その交流を象徴するような、韓国釜山の劇団が福岡で公演。
構成的には歌あり踊りありの大衆演劇。
クオリティという切り口で言うと高い評価は出せないけど、観客を巻き込んでの公演には、草の根国際的文化交流を眼前にしたといううれしさがあります。

カズオ

カズオ

座”K2T3

ぽんプラザホール(福岡県)

2006/01/13 (金) ~ 2006/01/15 (日)公演終了

満足度★★★★

脚本に忠実に。
福岡の小劇場系の枠組みで言うとベテラン劇団。福岡ではもっとも完成度の高い公演を安定して行う劇団の一つ。
真打組を観劇。
脚本のおもしろさを損なわずに、クオリティの高い内容だった。
出演されていた後藤さん(座長)が、後日、永井愛さんとのトークの機会を持ったのも面白かった。

ネタバレBOX

福岡で長く演劇に携わる某氏を外部から演出として招き、「みじかいこい」という永井愛にからめたネーミングにしたのも、記憶に残る小ネタの一つ。
黒猫 Cafe-Rickety

黒猫 Cafe-Rickety

NPO法人コデックス (Co.D.Ex.)

ぽんプラザホール(福岡県)

2007/01/29 (月) ~ 2007/01/30 (火)公演終了

満足度★★★

ダンス、音、光(映像)のサクソウ
説明にあるとおり、
>ダンス、音、光(映像)のサクソウ
というかんじでした。
音は生演奏、映像もなかなかこっていたし、照明もこだわりの照明でした。
ダンスはPipynさんのダンスに目がひかれました。

福岡もコンテンポラリーダンスの単独公演がふえてきたのはうれしいことですね。

いちじく純情

いちじく純情

劇団きらら

ぽんプラザホール(福岡県)

2007/01/27 (土) ~ 2007/01/28 (日)公演終了

満足度★★★

芝居の感想とは言えないかもですが
舞台で出てくる素材を通してみた、脚本演出家のフィルターに、演劇は時代を映す鑑という言葉を実感した舞台でした。
宗さんのニューパターンを見られた。

浮世混浴鼠小僧次郎吉

浮世混浴鼠小僧次郎吉

流山児★事務所

Space早稲田(東京都)

2007/01/24 (水) ~ 2007/02/05 (月)公演終了

満足度★★★★

これは、よかった。
和風ミュージカル仕立ての、テント系アングラ演劇。
こういう演出に弱いせいか、けっこうよかった。はっきりすごいとまでは言わないけどすごい気味。
天野さんの演出と言うことで、みておきたかった。

ネタバレBOX

メイン的なストーリーがいくつかあるのだけど、からまって展開する。ストーリーはものすごい脈絡がない感じ、どんどんワケ分からなくガシガシ、シーンがいったりきたりする。
繰り返しが多いトコとかで、自分の集中力が切れるところがあった。
初めての人には勧めにくいけど、逆に見慣れてない人の方がパワーに圧倒されやすいかも。
映像を絡めた演出はなかなか力強いものがあった。
シフト

シフト

サンプル

アトリエ春風舎(東京都)

2007/01/26 (金) ~ 2007/02/04 (日)公演終了

満足度★★★

公演時間は1時間50分
役者さん、うまいなあ。
サンプルの作り出す世界観はなんとなくつたわってきた。

いろんなモチーフを詰め込んで、そこに幻惑された感もあり、その点では満足。
どこまで整合性がとれているのかは大変興味深い。

ネタバレBOX

神格化された「白子様」をつくるために近親相姦、乱交の性風俗をもち、それが家族、愛の姿という価値観を持つ村に、婿入りした男性を中心にしたストーリー。
男性の価値観はノーマル。当然いろいろな摩擦が生じていく。

鶏小屋をモチーフにしていることは理解できた。あとは、結婚の価値観が刷り込みだという主張もわかった。
ただ、そのへんのテーマをメインとすると、やや切り込みが浅い印象。
自分の気づかなかった何かがあるのだと思う。

ウエストバージニア州立大学最期の学内放送

ウエストバージニア州立大学最期の学内放送

office-over

ぽんプラザホール(福岡県)

2007/01/22 (月) ~ 2007/01/23 (火)公演終了

満足度★★★

実に丁寧に作られた芝居。
一人芝居。25分。
実に丁寧に作られた芝居で、ちょっとした白昼夢にでも出会ったようでした。
派手さはないですが、演出を始め、ステージスタッフにも繊細な仕事のこだわりが見られました。

君の片目 僕の両目

君の片目 僕の両目

劇団HallBrothers

ぽんプラザホール(福岡県)

2006/07/15 (土) ~ 2006/07/16 (日)公演終了

満足度★★★

今、福岡で、もっとも静か系に近い
近年作風が変わり、エンタメ系全盛の福岡で(ちなみに北九州市は、静かな系全盛。あえていうなら。福岡県には2つ100万都市があります。)もっとも静か系に近い方向性となった。
20代後半の一人の男の、地元での恋愛と結婚、都会での夢と挫折、地元に戻ってきた男がみたものは・・・的なストーリー。
挫折した男がたどり着くまで・・・を丹念に描いた作品。

話はやや暗いが、ストーリー性に重点をおいていること、ストーリーがわかりやすく、ドラマ性に優れるという点で、初めての人にも勧めやすい。

ネタバレBOX

人間の内面を表出させようと丹念に書いた脚本であるが、主人公以外の書き方でまだ完成度はあがりそう。また構成を工夫することでさらにクオリティの高い作品にできるかもしれない。
脚本や演出のクオリティはもっともっといけると思う。
冒険王07

冒険王07

北九州芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2007/01/17 (水) ~ 2007/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★

一部のれなかったのだけど、
それにしてもすばらしい舞台。ほかの方の評価が高いのもうなずけます。ブログやMIXIで感想を5つくらい見つけたのだけど、福岡在住の人ばかりなので、ご当地、北九州のシアターゴアーの感想も読んでみたいところです。
長文の感想をかいたので、そのうちトラバしたいです。

ネタバレBOX

一部のれなかった点
1 主人公が西山にこだわっている理由が、すんなりと入ってこなかった。
2 中盤のドタバタ(先生と戦うところ)が自分にはちょっと合わなかった。(お客さんの大半に受けてたと思います。)

デコラヴ。

デコラヴ。

ミクロドロップ

西鉄ホール(福岡県)

2006/05/03 (水) ~ 2006/05/04 (木)公演終了

満足度★★★★

元気な女優によるポップ路線の劇団。
元気な女優によるポップ路線の劇団。サービス精神旺盛なかんじ。ストーリーは電車男的な感じだけども、母娘のトラウマ的なものが盛り込まれていて、純粋なハッピーエンドというわけでもない。
この劇団がこれまで100前後の劇場でやってきて、いきなり300超の劇場に進出した公演。劇場の大きさにはよく対応していたが、芝居の器を拡げすぎて完成度を落とした一面も。
健闘していたと思うので好意的に評価

ネタバレBOX

静かな演劇が好きとか、頭良さそうな芝居が好きとか、ストイックな感じの芝居が好きな人にはあまりオススメできません。
正しい街

正しい街

飛ぶ劇場

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2006/09/22 (金) ~ 2006/09/24 (日)公演終了

満足度★★★★

満足行く内容
現実の世界を下敷きにしながらも独自の世界観を作り上げ、観客を舞台へと引き込んでいく、泊作品。満足行く内容だった。

飛ぶ劇のホームとでも言うべき北九州芸術劇場で観劇。ステージスタッフ的な演出効果も秀逸な芝居だけに、にしすがもというアウェーでも存分なパフォーマンスを発揮できることを期待したい。

ネタバレBOX

劇作家の当初の構想は、もっと力強くて訴求力があるものだったのではないかと、勝手に夢想する。
ハルディン・ホテル

ハルディン・ホテル

ナイロン100℃

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2003/12/13 (土) ~ 2003/12/14 (日)公演終了

満足度★★★

ずいぶん前にみたので、
詳細はよく覚えてないのだけど、自分のアンテナにはひびかなかった。たんなるドタバタ劇としか受け取れなかった。観劇に適した体調じゃなかったので、アンテナがにぶってたかも。
周囲の感想はいい感じでした。

あしたのニュース

あしたのニュース

ラッパ屋

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2006/02/11 (土) ~ 2006/02/12 (日)公演終了

満足度★★★★

1年前にみて
詳細は思い出せないけど、なかなか満足できたお芝居でした。ストーリーがわかりやすくクオリティも高く、舞台を初めてみる方にもオススメです。

毒薬

毒薬

二番目の庭

ぽんプラザホール(福岡県)

2007/01/09 (火) ~ 2007/01/09 (火)公演終了

90%暗、10%明
高校の文芸部を舞台にしたお話。男性1名、女性2名
ネタバレに

ネタバレBOX

主催者側なので、適当にさっ引いて読んでください。

純粋ゆえにあこがれの女性の性交の写真を見たことや、それに欲情してしまった自分、その葛藤の苦しみを女性にぶつけてしまったことを、自殺という形で表現した主人公の男子高校生。
この構成自体は、純粋さを残した男性には共感できると思う。
キャラクターやストーリーの矛盾(と言えると思うのだけど・・・)は残るが、若手の脚本演出家であり、今後の可能性に期待したい。
歪みたがる隊列

歪みたがる隊列

劇団ジャブジャブサーキット

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2006/10/21 (土) ~ 2006/10/22 (日)公演終了

満足度★★★

硬質なストーリー
多重人格をあつかった硬質なストーリー、演技でクオリティの高い舞台になってました。
記者の経歴があると聞きましたが、たいへん頷けるものでした。

ネタバレBOX

華やかさみたいなものはあまりかんじなかったです。
チェックポイント黒点島

チェックポイント黒点島

燐光群

イムズホール(福岡県)

2006/12/21 (木) ~ 2006/12/22 (金)公演終了

満足度★★★

ちょっとやわらかくなった?
燐光群みるの4回目、その中では一番やわらかいというか、軟派なかんじの印象。

ネタバレBOX

観劇集中が何度か切れちゃうところがあったのだけど、シーンが多かったので、シーンが変わったりするたびに集中が取り戻せた。
それまでのいくつかのシーンがつながる後半のシーンは、比較的集中してみれた。
政治的な思想が前面に出たシーンが、後半のシーンにちゃんとつながっていたのかどうかはよくわからない。
誰かに解説してほしい感じの芝居。
イヌの日

イヌの日

阿佐ヶ谷スパイダース

ももちパレス(福岡県)

2006/12/20 (水) ~ 2006/12/20 (水)公演終了

満足度★★★

たっぷり2時間40分
破滅劇。小劇場的な舞台だった。
この方向性の芝居で、地方公演もやって、ももちパレスを満席にする実力はさすが。

ネタバレBOX

ただ、自分にはちょっと合わなかったかな。新潟の少女監禁事件が元ネタなのだろうか?
話が暗い方向にいくし、性的な欲が前面に出ているというか、そこがメインでないにせよ、初めてみる方にはすすめにくいかな。
隔離された空間でこどもを数名共同生活させたらどうなるのだろう?という見方をすればいいのだろうか?でもそこに踏み込んでいるわけでもないようだったし、どこに焦点があたっているのか自分にはわからなかった。

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