かわひ＿の観てきた！クチコミ一覧

もっともっと。
初日が遅れたのはともかく、ちゃんと芝居としては成立してるし、唄もあるし、個人的なイデオロギーの考え方も近い。

が、こまつ座です。もっともっと密度が濃くなる筈。再演されればもっと良くなるだろうし、公演中も成長しそうな感じです。

ちょっと素敵。
まったく違う二本組。

ガーリッシュな魅力一杯の「コラージュ」はオヤジ的眼福の前半から、後半、あまりの悲しさの落差をたった20分で。

女、男、幽霊の「カラメル」は会話の芝居。女性の視点でこういう話を見るのが好きなアタシの評価はもちろん高いのですが。

寓話のフォーマット
ごく短い物語。独白が多いので観ている側のテンションを維持するのはちょっと大変。

地面にごく近い場所から、世界全体を俯瞰しようという無茶な試みなのですが、それをやろうという心意気がいいじゃありませんか。

世界に立ち会う。
というほど大げさではないけれど。

大爆笑編の「スズメバチ(110話)」は思いつきの勝利だよなぁ。ぎっくり腰で倒れた二人の頭上で八の字を描くスズメバチの図、というのが漫画的で楽しい。

水準には行ってるけれど
もっともっと出来るはず。二本立てにしてしまったことで薄まってるのではないかという懸念がなくはないのですが。

今作では「SHINBASHI(113話)」がちょっといい感じです。女性の独り語りを二人芝居に展開する「ダビンチ2(114話)」はフォーマットの勝利。

しっかり。
初めての作家の挑戦。「芝居を観た」という満腹感にひたれるような芝居。決して甘酸っぱいばかりでも、大笑いでもないのだけど、かといって、いやな気持ちだけで終わらせない、「人に勧められる芝居」がここにあります。

濃密です
確かに濃密な空間。絶賛されるのもわかる気がします。テキストをいじらないのに、別の空間を浮かび上がらせるような面白さ。

物語を知ってる方が楽しめますね、きっと。
S高原とか、童話の類とか、誰でも知ってるような話を持ってくるといい気がします。

作り込まれています。
安心してみていられる役者たち。ちゃんと作られた台本を元にして、物語もちゃんとあるのに遊び尽くす面白さ。
アドリブのように書き込まれた部分もあることを、別の日の友人の感想で知りましたが、それも一つの手法ですから、もちろんオッケーなのです。

mixi
mixiにある「友達の友達」という匿名と知り合いの間の微妙な関係をモチーフにした芝居。爆笑編だったりホラーチックだったり。濃密で面白い。

濃密です。
駅前劇場にあれだけの装置を詰め込むってのと、当日パンフがものすごく豪華だということだけではなく、ちゃんと世界を構築しようとしてるのです。
女性の描かれ方に、個人的には不満もありますが、それはそれとして。

膨大なテキスト
ストーリー気にせず、膨大なテキストと、美しいシーンが嬉しい。

上質です。
芝居を観た、という気にさせる満足感の高い舞台。この戯曲自体の上演が多くはないので、未見の方はぜひ。

新作はちゃんと進化してる。
再演企画7連続公演を経ての新作。若手を中心にしながらも、ちゃんとそれぞれの魅力がしっかり。
大晦日→正月に小さな漫画喫茶に集う冴えない奴らの、ちょっとした大事件はしっかりと見せます。

正月らしく、おすすめです。
賑やかで楽しい芝居が観たいなら、ぜひ。
三姉妹と父親と近所をめぐる話は気楽に楽しめます。正月らしいあれこれが盛り込まれているのも実に正しい。

刺激的です。
三つの物語はまったく交わりはしないのだけど、それぞれが刺激的で面白いのです。このユニットがこれをレパートリーとして持ってるのは強い。

どれかひとつ、というなら野球編のあまりに切ない感じがアタシは好きです。

音楽は楽しい
が、女二人の喧嘩・仲直りというプロセスをもっと丁寧に書いて欲しいと、あたしは思うのですが。

完成している。
公演序盤からこの完成度。評判はいいみたいだし、たしかに最後まで一気に見せるしカッコイイ。高価なのにリピート客が多いのも納得。

トークショーがないと
ちょっと意図を理解しづらかったかなぁ。
観客と舞台の間に壁がないようにしたいという意図は、そう聞いてみればたしかにそのように作られた芝居でした。刺激的。

正面は椅子が沢山ある方です
客席が二面にしつらえられています。どちらが正面か迷いますが、椅子の椅子の多い方が正面です。おいやでなければ畳に座るのがオススメ。
大爆笑編、たいしたものです。

徐々に見える二組それぞれの関係
オカルトっぽいのはあんまり好きじゃないけど、これはちょっと好き。