トリスタンとイゾルデ
KARAS
シアターX(東京都)
2017/04/26 (水) ~ 2017/04/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
荻窪公演でも感じたが、円熟した二人の踊りが実に素晴らしい。ダンスと音楽が自然一体となり演じられ奏でられた。芸劇のような設備の音響と照明で観てみたいものだ。
個性が強すぎるのかもしれない
艶∞ポリス
駅前劇場(東京都)
2017/04/19 (水) ~ 2017/04/25 (火)公演終了
オルギア視聴覚室vol.2
オルギア視聴覚室
上野恩賜公園・不忍池水上音楽堂(東京都)
2017/04/22 (土) ~ 2017/04/22 (土)公演終了
満足度★★★
じっくり演劇を味わうのではなく、余興演芸を楽しむ雰囲気。もし次回があるなら、今回の観客の反応から、飲食撮影自由な余興演劇ライブのくだけた感じを前面に押し出して集客すると、客席の熱度が高まるだろう。この会場は台詞が聞き取りにくく演劇には向いていないのがとても残念。最後の三森さんはさすが、よく聞き取れた。
在り処
演劇ユニットどうかとおもうプロデュース公演『在り処』
下北沢 スターダスト(東京都)
2017/04/14 (金) ~ 2017/04/18 (火)公演終了
コンストラクション ダイアグラム・オーバー ザ ディメンション
ブルドッキングヘッドロック
小劇場B1(東京都)
2017/04/16 (日) ~ 2017/04/22 (土)公演終了
東京OOPARTS
アロック・DD・C
アロック新宿スタジオ(東京都)
2017/04/10 (月) ~ 2017/04/16 (日)公演終了
またね
国学院大学演劇研究会
國學院大學渋谷キャンパス・百周年記念館地下二階演劇練習室(東京都)
2017/04/02 (日) ~ 2017/04/05 (水)公演終了
満足度★★★★
「説明」なしで具体的なことをあまり明らかにせずに、なんだろう、と引き込まれる前半がとてもよかった。後半はそもそもの同世代である新入生に訴求する内容となっていた。余計な装飾のないすっきりとした公演で、声量もそろっているし、いい感性を持っている団体だ。
得て(再演)
ほりぶん
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2017/03/28 (火) ~ 2017/04/02 (日)公演終了
時をかける稽古場2.0
Aga-risk Entertainment
KAIKA(京都府)
2017/04/04 (火) ~ 2017/04/09 (日)公演終了
夏の夜の夢
青年団リンク・RoMT
サンモールスタジオ(東京都)
2017/03/10 (金) ~ 2017/03/20 (月)公演終了
これは中型の犬ですか?
あひるなんちゃら
駅前劇場(東京都)
2017/03/08 (水) ~ 2017/03/12 (日)公演終了
満足度★★★★★
得るものがないのがこの劇団の大きな特徴。部分は思い出しても全体がよく思い出せないところが素晴らしい。観終わったあとの、結局何だったんだ感が今回は特に強い。
赤い金魚と鈴木さん~そして、飯島くんはいなくなった~
九十九ジャンクション
王子小劇場(東京都)
2017/03/01 (水) ~ 2017/03/05 (日)公演終了
もれなく漏れて
ぬいぐるみハンター
OFF OFFシアター(東京都)
2017/02/22 (水) ~ 2017/02/28 (火)公演終了
1818~ピピタパン~
市村嘉菜・上原一葉卒業研究
PRUNUS HALL(桜美林大学内)(神奈川県)
2017/02/20 (月) ~ 2017/02/25 (土)公演終了
満足度★★★★
60分。観客は自由に移動できる方式。中央のベンチに座ってもよい。自由移動型でよくあることだが、多くの人は座ったまま。美術館のようにダンスを鑑賞する構想で、基本的にダンサーは展示台で踊る。よって、「群」より「個」に重点が置かれた。絵を観るように、能動的に展示に近寄って鑑賞すると面白い。
こしらえる
こまばアゴラ演劇学校“無隣館”
STスポット(神奈川県)
2017/02/22 (水) ~ 2017/02/26 (日)公演終了
いつかモンゴリと眠る
東京ELECTROCK STAIRS
こまばアゴラ劇場(東京都)
2017/02/15 (水) ~ 2017/02/22 (水)公演終了
満足度★★★★★
踊るための面積を確保しつつ、壁と照明でこの劇場を美的空間に仕立て上げた。歌はなくセリフも少なめで、踊りが中心。間口の広い踊りと美的な照明で良い雰囲気がでていた。汗はいつもの通り。
ウズベキスタンにムラムラする
こまばアゴラ演劇学校“無隣館”
アトリエ春風舎(東京都)
2017/02/17 (金) ~ 2017/02/20 (月)公演終了
もらいもの
日本女子体育大学ダンスプロデュース研究部
DDD AOYAMA CROSS THEATER(東京都)
2017/02/18 (土) ~ 2017/02/18 (土)公演終了
満足度★★★★★
天才的なひらめきの連続で、型にはまらない自由なダンス公演だった。冒頭では寺山修司のアングラな雰囲気を連想。その次の無音のデュエットは激しい跳躍や転倒、舞台外も使ってアトラクションにはならずに作品として圧巻、どうやって作るのだろう。そのほかラフマニノフの名曲に食われない群舞等。1日のみの公演とはもったいない。
全段通し 仮名手本忠臣蔵
遊戯空間
シアターX(東京都)
2017/02/16 (木) ~ 2017/02/19 (日)公演終了
満足度★★★★★
3時間、休憩1回。簡素な道具を駆使、簡素な衣装と相まって主張しすぎないつくりが、原作の良さを引き立てる。最初は時代言葉にとまどうも、四段目あたりからは気にならなくなった。予備知識があるとよく楽しめるので、鑑賞に当たっては「忠臣蔵」ではなく「仮名手本忠臣蔵」の予習を強く推奨する。
観世会荒磯能
社団法人観世会
梅若能楽学院会館(東京都)
2017/02/09 (木) ~ 2017/02/09 (木)公演終了
満足度★★★★
開演前に解説あり。仕舞、能「嵐山」、狂言「口真似」、休憩20分、能「東北」。外は雪だったが、能の2作品は桜と梅で、季節を先取り。詩的で能の素晴らしさを感じた。狂言は、わかっちゃいるけど笑った。気がつけば観世能楽堂新会場の開場が4月に迫っていて、開場記念公演は売り切れ、新品の能楽堂はめったに体験できないので早めに行きたい。