満足度★★★★
DVDが欲しいです
うん、結構おもしろかったです。
ギャルゲー風味に味付けされた、平安時代というのも敷居が低くて私的には馴染めました。
詰る所、ギャルゲーってプレーヤーと目的のヒロインとのハッピーエンドの為に、他のヒロインや脇役たちは報われない思いに狂わされるって視点は新鮮で、ワクワクしながら観られましたね。
最初は、主人公の空想の世界で普通にギャルゲーにはまってムフフな感じだったんだけど、やっぱりゲームだからバグがあったわけです。
ネタバレBOX
そのバグがなんと『ゲームの中のキャラクターの一人が「自分はゲームの1キャラクター」に過ぎず鵙介によって創造された存在で、かつすでに何度もゲームが繰り返されていることを認識してしまう』と言う、何ともエンドレスエイトの長門のようなバグで、長門ほどマグロでなくツンデレキャラがそんなバグな存在だから暴走する暴走する、全てを破壊しようとする訳です。
それを見た鵙介はゲームの世界でありながら、苦しむ人達を見て苦悩する辺りは『空想と現実の区別がつかない』ゲーオタながら『空想が現現実になったとしても甘くない物語があって、結局向き合わなきゃいけないし乗り越えなきゃいけない』みたいなメッセージなのかなぁと勝手に解釈した。
ただ残念だったことが二つ。
一つは自由席だったので、一番前で観ることになって(劇場がそんなに大きくなかったので視界的には問題なく、むしろ役者さんの表情がよく解ってグッド)椅子がパイプ椅子みたいのでケツが痛くなったのが辛かった・・・・
自由席なのを忘れて、のんびり来た俺が悪いんだけどさwww
もう一つは、残念でしたメインのヒロイン一人のセリフが舌っ足らずな感じで聞き取りずらかったです。
すごく美人さんでスラっとして、存在感もあったので演じてる役もただの天真爛漫ヒロインでなく、深い想いがあったのにあれではちょっと残念でした・・・・・
まぁ早い話が、この公演のDVDは欲しいぞと言うところでしょうか。
ぶっちゃけまた観たいです。