10分間2019~タイムリープが止まらない~【ご来場ありがとうございました】
中野劇団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/05/24 (金) ~ 2019/05/26 (日)公演終了
【こりっちで過去作の感想を書こう】キャンペーン中の塩原です。
未来永劫、語られて欲しい傑作
以前、同作品にゲスト出演させて頂いたこともありましたが、今回は完全にお客さんとして見に行きました。
結末を知っているが故に冒頭、2回目の繰り返し辺りで既に涙が止まらなくなっている気持ち悪い客になってしまいましたが、これがバレると周りのお客様に非常に迷惑になることぐらいは分別が付きますので涙は拭かず、ただただ頬から首にかけてが不自然にビショビショになっている男、として劇場空間に溶け込むことに成功しました。
感想は自分がやっているpod castで散々話してしまったのでここには簡潔に。
とにかく主演お二方(河口さん延命さん)のお芝居がもう、良い、良すぎる。
これぞコメディアン、これぞコメディエンヌ、同じ役者として尊敬するばかりです。
ナイゲン 暴力団版
日本のラジオ
王子小劇場(東京都)
2019/10/23 (水) ~ 2019/10/28 (月)公演終了
【こりっちで過去作の感想を書こう】キャンペーン中の塩原です。
「部屋住み」役として2〜3分ほどの出演があったものの、それ以降は観客として最後まで観させて頂いたので、5分の関係者、9割5分の観客、という微妙な立場で異例かもしれないがここに感想を書かせて頂きます。
自劇団の拙作(お前が言うか)『ナイゲン』を暴力団版でやる、と聞いた時はこの演出家はシャブでもキメちまったのかと思った。何せナイゲンは学校が舞台、高校生しか出てこない青春会議コメディ(と巷では言われているらしい)だ。それを人生の酸いも甘いもを恐らく全て知っているであろう役で二次創作するとはどういうこったぁと思ったが、これが蓋を開けてみたらまさかのまさか、本当にナイゲンだった。
もちろん設定や登場人物、台詞に至るまで丸々ごそっと完全新作なわけだけど、語られているのがつまるところ「伝統と継承」のお話ってのがうん、これはまごう事なきナイゲンなわけで、結論の持って行き方も、ここは議会だどこまで行っても「話し合い」で解決するぞという高校生達に対し、暴力団の生業は、本質は暴力に有りと締めるシナリオも、とても良い。いや、彼らの言葉で言うなら「筋が通っている」と言ったところか。生業にしている者同士ならば、それは形は違うがコミュニケーションのひとつなのだろう。
細かいところだが、劇場での帰りの階段での「出演者全員でのお見送り」はナイスアイディアだった。ズラッと並んだ組員の威圧感もさることながら、見た目は劇中通り、中身は心優しいおっさん達の、夢を壊さないちょうど良いバランスのインスタスポットとしての機能が良かった。こういう触書きがある公演ならば、そうだ今日はちょいとお出掛けだとおめかしして劇場に行くのも悪くないな、そう思わせてくれるギミックだった。◎
愛・王子博
INUTOKUSHI
王子小劇場(東京都)
2011/07/27 (水) ~ 2011/07/31 (日)公演終了
DUST CHUTE UTOPIA
PLAT-formance
タイニイアリス(東京都)
2011/05/19 (木) ~ 2011/05/23 (月)公演終了
実を言うと
生で観るのは今回が初めて。
笑わせたり愛されたりすることにかけては、吉田さん安藤さん加藤さんの3人が抜群に良かった。
短編(のような)形式だったけど、個人的には工場の話が一番面白かった。単純に笑えたのもあって。
安藤さんと吉田さんの会話は本当楽しそうで、もちろん観てるこっち側も楽しくて、こうなるとこの2人だけのギュッとしたお芝居の方も観てみたくなるんだからしょうがない。まぁいつもはそうなんですが。
あとやはりタイニイの椅子は本当辛かった。アレなんとかなんないんすかね?(笑)
恋する、プライオリティシート
コメディユニット磯川家
王子小劇場(東京都)
2011/02/05 (土) ~ 2011/02/14 (月)公演終了
好きなんです
磯川家はもう毎回観ておりますよ僕。ええ。好きですもの。
ここ最近は島岡ラブですよ。ええ。島岡さん周りが一番笑いましたよ。
そして公演以外にも、ガチャポンとか「観たい」「観てきた」を100円で買ったり、
いちいちやってる事がかっこ良過ぎるんですよ。
だから磯川ラブなんですよ。ええ。
東京で演劇やってる人は一度は磯川観ないと。その姿勢を。目に焼きつけないと。