KAEのもらったコメント

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きゃる きゃる KAEさま >はい、夢の場面も省略でした。だから、今回、お岩は、亡くなってからはあまり活躍致しません。 与茂七と代わるのでは「夢の場」は出ませんよね。気づかずにバカな質問をしてすみません。 七之助さんがお岩をするときがあれば、夢の場があってもいいかもしれませんね。先々代梅幸(亡くなった梅幸の先代)の線で。 >最多登場は、とにかく海老様でした。(笑)従って、海老様伊右衛門は、あまり思い悩みません。 はい、わかる気がします(笑)。 >だから、初めてご覧になった方は、きっと今ひとつ理解し得ないストーリー展開だったのではと思うので、三角屋敷の、猿弥さんの解説は、カット場面ばかりではなく、他の部分もより理解しやすくして、本当に良い企画だったと思いました。 殺されたのは、与茂七だと思っているお客さんもいたのではと思いますし…。 なるほど。 >今回、嬉しかったことがもう一つ。中村屋の長老、今月90歳になられる小山三さんが、相変わらず、口跡も良く、滑舌も完璧に、舞台をたったかと歩いて、存在感を示していらしたこと。三代の中村屋の「四谷怪談」に御出演になって、ご自身もでしょうけれど、こちらも感無量でした。 小山三さんは本当に不死身ですね(笑)。歌舞伎の宝だと思います。 いろいろ教えていただいてありがとうございます。やはり、「四谷怪談」のチケットが他にくらべて人気なんでしょうね。買えそうにないので、せめてKAEさんのお話だけでも・・・。
2010/08/12 10:11
長寿郎 長寿郎 KAEさん 貴重な御意見、大変参考になります。 見ようかと迷っていましたが、やめる決心がつきました。 きちんと理詰めでマイナス要因を述べていただけるので、本当に迷ったときは助かります。 ありがとうございました。
2010/08/12 00:57
tetorapack tetorapack KAEさん 興味深く読ませていただきました。 >もう、それだけで、あきらの性格やものの考え方、義母の性格や対処の仕方、そして、この2人の人間関係までが、わずか数分で、観客には、見通せて、この2人をずっと前から見知っている気になれるんです。 >後半、あきらには思うヒトがいて、それを知った義母が、嫁の幸せのために、自分は、介護老人ホームに入るつもりだと、言い出し、それを必死に、あきらがやめさせたいと説得するシーンがあるのですが、こうした、冒頭からの、実に秀逸な人間描写の積み重ねがあるので、観客は、あきらが心から義母に一緒にいてほしいと思っていることがわかり、あきらの叫びに共感して、涙したりしてしまうんです。 いやー、そうでしたか。「冒頭からの、実に秀逸な人間描写の積み重ねがあるので、観客は、あきらが心から義母に一緒にいてほしいと思っていることがわかり、あきらの叫びに共感して、涙したりしてしまうんです」は、私も、観ていたら、もう、だめだったでしょう。特に私の場合、自分の母を長年、女房とともに介護して昨年春に亡くし、今、90を過ぎた女房の母(気丈で独り暮らし)の事があるだけに、こういうのって、よく分かります。脱線しましたが、秀逸な脚本・演出の妙味って、こう言う点に現れますよね。 >また、こういう性格のあきらなら、恋人がいることも、誰にも言わないだろうと納得できますから、後半まで、そういう気配が劇中に描かれず、唐突に、その事実が暴露されても、ちっとも御都合主義な脚本とは感じないんです。 なるほど。まさに「大変計算され尽した秀逸な脚本」故になせる技ですね。 >赤堀さんが、こんなに、女性心理を描ける作家とは、全く知らなかったので、楽日で、舞台上に挨拶に現れた赤堀さんに、心の中で、平謝りし通しでした。 ホントに、この作品一つで、一挙に、赤堀ファンになってしまいました。 はい、私も心に留めておきますです。 >【姦しい】って、漢字で書くと、何だか凄みがあり過ぎませんか? もう少し、この劇団や作品の雰囲気を伝えるチラシや劇団名にすれば良かったのにと、とても残念な気がしています。 そうですね。漢字だと、ちょっと、違う雰囲気が出てきますよね。フライヤーは自分の場合、「これは、しっかりした芝居だな」って、静かな説得力と言うか吸引力を感じまして、それで注目した面もあるのですが、劇団名はたしかに、ちょっと…。KAEさんと同じ印象です。 これだけ、自分が観られなかった公演を詳しく知ることができるのって、まさにコリッチならではの魅力ですね。ありがとうございました。
2010/08/12 00:55
きゃる きゃる KAEさま KAEさんの「四谷怪談」評、楽しく拝読させていただきました。ありがとうございます。胸にビンビン伝わるレビューで、感激してます、とてもとても! 興味のもてる配役ですね。三角屋敷はカットですか?面白いけど時間の関係でカットされることが多い場面でもありますね。 >海老蔵さんではなく、菊之助さんの伊右衛門とのコンビで、観たい気がしました。 海老蔵さん、どうも、わざとらしい台詞回しに感じます。最初から、すごく嫌な男で、何故お岩と縁りを戻したかったかが、見えてきません。伊右衛門は、最初は、お岩を愛していた筈なのに…。 ここ、気に入りました(笑)。観てないのに伝わってくる。KAEさんの海老蔵評には親近感がもてちゃいましたー。「菊之助さんの伊右衛門」のご提案、さすがKAEさん、名案ですね。 中村屋三代のお岩さま、そうですね、私も2代まで観てきました。夏に若手が気を吐けるこの花形歌舞伎は、歌舞伎にとって幸せな時代が来たんだと思います。私が10代のころ、若手が勉強会以外で「四谷怪談」を通すなんて考えられなかったですものね。吉右衛門、幸四郎兄弟が若い頃やったくらいですか。木の芽会か東宝歌舞伎か忘れましたが。 ずいぶんまえに当代の勘三郎(まだ勘九郎のころ)の四谷怪談を観た時、お岩が引きずられる場面で客席がドッと笑ったんですが、ある劇評家のかたがそれを「若い観客がお笑いのように笑っているのに違和感を覚えた。お岩の哀切な場面で笑いが起こるなんて観る世代が変わってきたのか、複雑な思いだ」と書かれていて、なるほどなーと思ったのですが、今回の客席はいかがでしたか? ちょうど自分の意志で本格的に歌舞伎を観始めた高1のころ、国立で「四谷怪談」の通しを見ました。そのときでさえ、「三角屋敷」を当時の染五郎、猿之助、精四郎の若手3人に任せたことには賛否両論ありました。「夢の場」が出なかったので、代わりに中村屋(先代勘三郎)が雨に降られて、花道を通りかかる女お花を演じたのですが、「傘をパッと開いたとき、どうですか?綺麗に見えますか?」とプログラムに書いてあって、一緒に観た同級生が「綺麗になんか見えないよねー」と言ったのがおかしくて大笑いした思い出が。「夢の場」は、よく本に載ってる11代目団十郎と歌右衛門の舞台写真が印象に残ってますが。今回は「夢の場」もカットだったんでしょうか?勘太郎さんなら、若女形のつくりになっても、お祖父さんと違い、違和感はないでしょうけどね 笑。 いやいや、お邪魔して、すみませんでした。
2010/08/11 18:44
きゃる きゃる KAEさま >きゃるさんは、この演出家だと期待なさるんですね? それは、お幸せな…。 え?ヘンですか?(笑)特に栗山ファンではないです。 いや、このメンバーと栗山さんのイメージが合ってない気がして、どうなるんだろうという期待感はありましたね(笑)。だから、KAEさんのレビューはとても面白く拝読いたしました。 私も栗山さんのはそんなに数は観てませんけど、著書やインタビューを読むと、同感する部分はあるし、ヒドイとまで思った経験はないです。 ただ、山崎正和の「世阿弥」でしたか、演出が栗山さんじゃない幸四郎主演の初演を観た知人が「良かった」と言ってたけど、私はチケットが買えなくて、だいぶたってから栗山さんのものを観たんですが、観客に親切ではなく、友人に聞いていた「初演」の感想とは違い、退屈ですごく眠かったです(笑)。高尚さを狙ってるのか、「上から目線」というのも感じましたし、アフタートークを聞いてもそういう印象でしたね。女子大生が質問のときに「これ、楽しくないです。演出、変えたほうがいいですよ」って言ったんですよ。そしたら「あなたのために演出してるわけではないので、気にしません」って答えられて(笑)。まあ、その女子大生も「能における婆沙羅」の解釈が間違っており、かなり思い込みの激しそうな子で、私の前の席にいた年配者の人が「あの子の解釈は間違ってるよね。大学の先生は教えないのかねぇ」と呆れてましたから、どっちもどっちと思って聞いてたんですが(笑)。新聞評では、新演出が良いという視点で書かれてましたけど、山崎さんの作品はただでさえ、文章も高尚で難解なので、演出をもう少し何とか考えてもらいたかったなーとは思いました。楽しめなかったのは、まぁ、私の理解力が足りなかったのだというふうにも思ってました。
2010/08/09 05:49
きゃる きゃる KAE様 これ、豪華メンバーの公演ではありますよね。栗山民也さん演出だから期待していたんですが、ここ読んで意外でした。さすがに手厳しいですね。でも何となく舞台の想像がつく感じです(笑)。
2010/08/08 07:50
akisan akisan KAEさん ありがとうございます。 でも、こう言った事前情報や知識が得られるだけでも、 コリッチでコメント書く意味があると思います。 また、いろいろ教えてください。
2010/08/06 10:21
akisan akisan KAEさん 私は、月船さららさんを観に行こうと思ってチケット買ったんですが 何か寒気がしてきました。。。(苦笑) 月末に観に行くまでに、少しはよくなっているだろうか・・・
2010/08/05 19:28
tetorapack tetorapack  KAEさんが相当前から「観たい!」に書き込んでいるのは承知していて、自分もこれは観たいなぁ、との思いを募らせていましたが、やっとスケジュールが見えたので、私も観ることができます。必ず観ます!  きゃるさんも「観たい!」書き込みしていますし、これは、それぞれどんな感想になるやら、その面からも楽しみです。ワクワクしています。
2010/08/03 14:13
tetorapack tetorapack KAEさん またも、ご丁寧な説明を入れての解説、恐れ入ります。 一段と、脚本の素晴らしさと演じ手の妙味が伝わってきて、「観ておけばよかった」って感じ入りました。でも、KAEさんの丁寧なレビュー&このコメントによって、それが分かったので、感謝いたします。 >赤堀さんの脚本て、ほとんど説明台詞がないんですよ。だから、これだけ、上手い役者さんが揃うと、もう、名作芝居のテキストにしたいような、秀作になっていました。 ともに情感が伴わないと成立しない、脚本と演じ手の総合力による結果ですね。凄い! >あめくさんが、カラオケで、薬師丸さんの歌を熱唱するシーンを観て、私もつられて歌いたい気持ちになって、心の中で口ずさんでいたら、次のシーンで、帰宅した、那須さんが、同じ歌を1人歌うシーンがあり、客席の私と、登場人物の気持ちが重なっていたと、気付いて、何と秀逸な脚本!!と、感嘆してしまいました。 >それと、個人的にとても受けたのは、性格的には、那須さん演じるあきらが、無駄な正義感に溢れ、自分にそっくりだった上~~何だか2人の女性に、ものすごく、自己投影してしまいました。 分かります。そうした気持ちの重なりや自己投影してしまう思いとかが、私のよく言う「作り手・演じ手側と観る側の劇場空間の共有」という演劇がもつ最大の魅力であり、それを成し得ている芝居が、まさに「秀作」といえるのではないでしょうか。その意味で、これが秀作であったことは、KAEさんのこの表現で、この作品を観ることができなかった私には痛いほどよく分かります。 でも、それを知り得て、本当に良かったです。ありがとうございました。
2010/08/03 10:45
あやか あやか ありがとうございます! もしよろしければ、ぜひぜひ観にいらしてください! お待ちしておりますm(__)m
2010/08/02 18:35
tetorapack tetorapack KAEさん この作品、実は私も初めてフライヤーを手にした時から観たいと思っていたのですが、この時期はもっと早くからダンス公演やら仕事のスケジュールとかで、どうしても日程が取れずに断念しました。 KAEさんが「観たい!」に登録していたので密かに「観てきた!」を期待していましたが、いやー、やっぱり良かったんですね。「また素敵なユニット誕生!」のタイトルからして、その秀逸さが分かりますが、レビューを読ませて貰って、なるほどな、と改めて分かりました。 やっぱり実力派の中堅3女優がそろえば、あとは脚本がしっかりしていれば、それは間違いないですよね。詳細な内容説明にも触れてくれて、助かりました。 今度は要マークしておきます。ありがとうございました。
2010/08/02 16:26
杉井キレ 杉井キレ コメントありがとうございます! べスムラマツ、もちろん出演いたします! ご来場お待ちいたしております。
2010/08/02 10:54
ふくわら ふくわら はじめまして、国道五十八号戦線の福原と申します。 今回は演出を務めます!! 肩すかし、がーん!!! あーでも見に来てほしいですまじで!! そこからはじめましょう!!
2010/07/31 18:58
鈴木雄太 鈴木雄太 KAEさま 配役はまだ内緒ですが、今のところ多分、男優ではやらないです。 そこは、ご安心ください(笑)
2010/07/29 22:25
退会ユーザ 退会ユーザ KAEさま いつも8割世界を応援くださり、本当にありがとうございます☆☆☆ まだ稽古始まっていないので、わたし自身、どんな2カ月になるのだろうとドキドキしています。。。はじめてご一緒させていただく方や、前々から素敵だと思っていた女優さんにもご参加いただくのでとても楽しみです◎
2010/07/27 10:03
きゃる きゃる KAEさま このお芝居、同世代の知人が観ていて、やはり「商業演劇っぽい部分に違和感が残った」と言ってました。 「番町皿屋敷」のお菊も通じにくいとは、やりにくい時代になりましたね(笑)。 岡本さんの「烏賊ホテル」?でしたっけ?そちらは観にいきたいと思っています。
2010/07/26 06:38
アキラ アキラ KAEさん >女性秘書が書いたという書物は大変興味がありますので、その内、是非読んでみたいと思いました。 このお芝居と少し離れますが、その本は、ゲルトラウト・ユンゲ著『私はヒトラーの秘書だった』 草思社です。 陥落直前の総統官邸にいて、ヒトラーやその側近たちの様子を間近で見た人の本ですので、とても興味深い本でした。 ちなみに、この本を原作の1つとした映画に、ブルーノ・ガンツがヒトラーを演じた『ヒトラー 〜最期の12日間〜』があります。
2010/07/24 06:30
きゃる きゃる KAEさま ぶしつけな質問に対し、懇切丁寧に答えていただき、恐縮です。素人にもわかりやすく、大変参考になりました。 >劇団員の中に、書ける作家が1人のみの劇団って、たぶん作家の書く作品については劇団員はノータッチだと思うのです。座員は、作家が書いた芝居を、四の五の言わず、黙々と稽古するのだと推測します。 >たぶん、蓬莱さんは、モダンスイマーズに書くような作品が、きっと一番書きたいものなんでしょうね。 そうなんでしょうね。何となく想像できます。今度、古山憲太郎さんが初めて作・演出するそうですが。 私はダニエル・シュミットの映画「ヘカテ」や「デ・ジャ・ヴュ」が大好きな作品なのですが、こちらは 精神分析的とか、幻影、回想でもまだ理解できるんですけどね。モダンスイマーズの作品は本当に難しくて。でも、解説していただいて少しはモヤモヤが晴れた気がいたします。ありがとうございました。
2010/07/23 10:12
きゃる きゃる KAEさま 自分もモダンスイマーズ以外のハートフルな蓬莱作品から入ったので、両者のギャップを感じてる1人で、よく理解できないのでいつも皆さんのレビューを読んで感心しているクチです(笑)。 平田オリザさんのときにしていただいたKAEさんの分析が非常にわかりやすく参考になったので、モダンについても一度伺いたいと思っていました。自分はたくさんモダンを観てないのであれなんですが、1人が複数役演じることや、回想なのか幻想なのか判然としない場面の多用とか、あまりよく内面がわからない人物とか、そういうのを好んで意図的に書いてるんでしょうか。脚本・作劇的には自分は門外漢なので、KAEさんの目からご覧になるといかがですか?
2010/07/22 15:57

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