長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

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超鋼祈願ササヅカイン~新たなる脅威~ 

超鋼祈願ササヅカイン~新たなる脅威~ 

カプセル兵団

笹塚ファクトリー(東京都)

2013/07/11 (木) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

アテレコバトルが気に入りました(^^)
場内満席で小さいお子様も見に来ていましたー。
2時間半という長丁場ながらお子様も比較的飽きずに
ついて来られた稀有な出来といえます。

ほんとーに楽しかったー(^^)!

ネタバレBOX

少々下ネタな展開も笑い飛ばせる楽しいつくりっ!

黒い素舞台に各人の状況説明や音響にてイメージを膨らませる手法はGood!ラジオドラマもあるササヅカインならではの基盤の強味ですかな?映像よりも音で聞かせ、役者の動きで場面を説明&場面転換も上手でした。スーツアクターと共に舞台に出てくるササヅカインの声の人=今回ゲストは石川秀郎さん=うちはイタチ役の方です。そしてササヅカインの稲田徹さんはノリノリで、自分は童貞とヤリマンにしか見えない笹塚の妖精であり音声機能であるので、見えないように芝居続けるようにと強制(^^)!また石川さんもスーツアクターに無茶振り要請して→凄いアクションをするようにアドリブで強制するもダークネスは何とかこなすが、ササヅカインこけてしまって中の人の地声が聞こえてしまうという場面もあったです。また状況説明が”キン肉マン”が多く、ちょっと年齢層のズレがあったような気も・・・・。

さてお話は、巨大ビルのオーナーである根気男(ネギオと読みます)の同級生みつぐが自らの虚弱さを克服する為に作り出したバイオテックロイドが暴走しネオブラックドリル団を倒し、笹塚の町も滅ぼそうと破壊を始め、それに立ち向かったササヅカインは破壊されダークネスも破れてしまいます。そこで立ち上がる笹塚の人々=警察は強化服刑事に新(ピンクのMrⅡ)旧(ブルー基調で前作ファンサービスかしら(^^)の暴徒鎮圧用戦闘アンドロイド”ミネルヴァ”。ニューオーダーズを名乗る5体の敵のエネルギー供給元を破壊しつつ笹塚タワー内でササヅカインの修復も同時に進行させます。その中で根気男の父が倒れ笹塚の町も徐々に破壊され、負のココロエナジーで動くササヅカインダークネスも悲しみという感情でニュオーダーズに立ち向かうようにと少女達に諭され立ち上がります。そして復活したササヅカインと共にササヅカイン2号として共に笹塚の敵を倒したのでした。

「えー2号」と反応するダークネスでしたが、先の説得にて。「ウルトラマンも仮面ライダーも仲間すごい事になってるんだから問題ない」といった話は笑えて納得の説明でした。

パンタというササヅカインのサポートロボ(見た目は女の子の操る巨大マペットです)がいるのだが、説明がもちっと詳しくして上手に登場させてほしかったなぁ。(テレポ^-トとかでササヅカインを送り出したりする役目らしい)

また始めの方でのササヅカインの登場シーンで使われた、見えない(笑)短冊カードが敵を薙ぎ払い根気男の額に刺さるというギャグも上手かったー。ちなみにその短冊カードに願いを書いてササヅカインの胸のスロットに差し込むことによりココロエナジーでササヅカインが祈願成就させるという設定でした。ダークネスもそうなのか?そのシーンは無かったが、あったらよかったなぁ。
(黒い短冊に「笹塚を我が物にしたい」とか書いて食べさせるとか(^^)

妙に存在感のある成金ボンボン役のみつぐ君が、執事のセバス・チャン(なんで名前に(・)が入っているかというと、チャイニーズだそうで・・・チャンさんなのね(^^)に自分はゾナハ病だから笑わせてくれと繰り出すアドリブに。「そうきましたか」と歌で対抗し、その後もその歌で笑いを取ろうとするトコは楽しかった。いろいろアドリブあったんでしょうがわからないくらい皆上手ね。

見えないという設定で、実に悪の女幹部らしい”アイスノン”の胸元等に見入る稲田さん・・・。なかなか心臓ですねー(^^)。

ちなみに、上記のような無茶振りする音声機能に振り回されながらも。ちゃんと言動に合わせようと動くスーツアクターの御二人はプロでした。(鯖は美味しいんですよと観客に説明するダークネスとか(^^)

ほんと、あっという間の2時間半でありました。
(でも小さいお子様にはササヅカイン出ずっぱりでないと、
ちと受けなかったようですねー。(それに下ネタは少々控えた方がと・・)

受けてしまって→ボイスドラマも聞いてしまった・・・・。
いじめ解決とラーメン屋復興話がお気に入りです(^^)!
獏、降る

獏、降る

ハイバネカナタ

小劇場 楽園(東京都)

2013/07/10 (水) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

満足度★★

話の筋はわかったけど・・・・
「たのしないなぁ・・・」というのが素直な感想です。
ひたすらハイテンションで台詞がなられても疲れるし聞き取りにくい。

で2時間ですしネェ・・・・

ネタバレBOX

壁際の本棚2つに台詞のボード貼り付けたりはユニークでしたが、
床にファイルや雑誌などばら撒いたまま役者さんが雑誌踏みつけていくのも演出上でしょうが、ビブリオマニアの気がある自分には不愉快に感じました。
しかし、なぜにファイナンスの社名みたくハイテンションな喋りを続けたのでしょうか?変な演出だなぁと思った。
だが議員さんはキャラが面白かったし、
その息子や風俗嬢探しする男やその妻&
整形続ける売れない女優さんはキャラが立ってて面白く感じたデス。
ヴェローナの二紳士

ヴェローナの二紳士

ハイリンド

吉祥寺シアター(東京都)

2013/07/08 (月) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★

見てからのお楽しみにしました
先入観無く観劇しました(^^)
楽しかったですーレトロな感じの舞台セットに言い回し。
衣装なども各人のシンボルカラーなどを決めて観客にわかり易くする配慮など評価高いです。それにしても、よく見つけて舞台化したですネェ。観劇できた事、感謝です。な~んか塩商人組合の村祭りでの他組合との対抗劇って見方しても面白かった(勝手な妄想ですが・・・)。

(休憩無しの約2時間)

ネタバレBOX

タイトルも原作者の皮肉かなぁと感じる喜劇です

自由奔放な”犬”くんが楽しかったー(^^)

ヴァレンタインさん長台詞に苦しんでましたが、頑張ってー!

ミラノ大公と姫様の紫基調の衣装と、
役柄にふさわしい”らしい”お姿に感動です。

姫様護衛の剣士殿の敗走には、思わず声が上がってしまった・・。
うまいなぁ外し方(^^)

昔聞いてたラジオドラマ「夜明けのロビンフッド」を思い出しました
ドリーム工場

ドリーム工場

チーム石塚・新生ふるきゃら

神奈川県立青少年センター(神奈川県)

2013/07/09 (火) ~ 2013/07/10 (水)公演終了

満足度★★★★★

東北の現状がよく判る作品でした
で笑いもあり出来が良かったです(^^)

それにしても復興助成金の全国の使い込みは、
面白おかしくし表現するほど腹の立つ話ですネェ。

(10分休憩入れての2時間、2幕です。)

全国回るそうで、応援の意味も込めて星5つ!

津軽三味線独弾/弦の光 vol.11

津軽三味線独弾/弦の光 vol.11

踊 正太郎

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2013/07/07 (日) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

迫力ありました
叩きつけて弾く奏法は初めて知りました

休憩で出された林檎ジュースとお酒も美味しかったです(^^)

<10分休憩入れての約90分>
1.本日の即興曲
2.津軽よされ節 旧節
3.鯵ヶ沢の風
4.黒石じょんがら節
5.元気!
ひと休み
6.津軽小原節 旧節
7.ハカラメ(植物の名前でホントに葉から芽が出るそうな)
8.十三湖の畔(ほとり)
9.津軽じょんがら節 新節
10.希望
アンコール.大きなのっぽの古時計(9寸でいいのかな)など

天井の高い縦長の空間である会場に、よく音が響いていました。
またちゃんと照明なども効果よく演出され丁寧さを感じましたです。

二代目はクリスチャン/道化師の歌が聴こえる

二代目はクリスチャン/道化師の歌が聴こえる

★☆北区AKT STAGE

北とぴあ つつじホール(東京都)

2013/07/04 (木) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

道化師の歌が聴こえるを観劇
なんか目が離せなかった90分・・・

ネタバレBOX

実の所、よくある話ともいえる。

理想郷の存在意義と、留まるか?出て行くかの話です。

「楽園」と呼称された壁に囲まれた街に入ってきた兄弟の過去と街の中での生活=何も刺激の無い、ただ時間が過ぎてゆく平和な日々。DVに苦しんだ挙句、実の姉を殺してDVから逃れるも、その事実から眼をそらして精神が壊れ退行した兄を連れた弟が主人公。姉に重なる街に逃げてきた女性。兄とその女性が街を出ることを決めた時に起きた悲劇。そして街に留まるか出て行くか決断を迫られた弟は・・・・。

まぁ「プリズナーNo.6」とか「奇妙な物語」とかで出てくるような話です。
昔読んだSF小説でのユートピアの話で、現在の裕福な生活の影に”生贄”とされる人間がいて、その事実を受け止め。そこに残れない人々が歩み去るというタイトルの短編思い出しました。そんな感じの話です。
(なんか現実問題で原発保有してる地元の土地みたいで怖いですね)

キノが旅する街の一つのような感じもしますねー(^^)

ちなみに作者はテーマ的に、
人間は安寧でなく変化を求めるものだと示されてるようでした。

街のポジションが駆け込み寺的なのですが、
出て行くものを許さないという事と。皆の総意という実態の無いものに翻弄される個人という対比もされてましたが。その総意の具体的示唆が不明であったのが少々不満かな。

ちなみに自分なら・・・・ぬくぬくニート生活でしょうね、と思います・・・・(-_-;)。


追記:ショパンの「別れの曲」とかを明るい会話の時でもBGMで入れたりして、
その先の展開を予感させる演出とか。3つのジムノペディとか繰り返される曲での停滞を感じさせたり。メリハリのある照明やサイレンでの話の強弱のつけかたが又、小憎らしいほど上手に感じました(^^)。(佐世保バーガーさんの話もこーゆー音の使い方して欲しかったなぁ・・・)
『太平洋食堂』

『太平洋食堂』

メメントC+『太平洋食堂』を上演する会

座・高円寺1(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★

現代にも続いてる物語でした
だって観客層が日頃目にしない高齢の男性多かったし、
戦争ものや特攻ものと同じような感じを客席から受けました。
きっちり描くのは素晴らしいのだが・・・。
10分休み入れての3時間はー、長いです。

ネタバレBOX

医者で食堂のコックもしていた大星Drが主人公です。
なかなか快活で素晴らしい人格者のようでした。
また実在の人物にも似せてくるんだなぁこれ(^^)
食堂が舞台でタイトルでもあり、
ちゃんと本物の食事するのはポイント高かったっす。

万歳三唱でなく”あぶない”三唱は笑った。

大逆事件についての話であり、
裁判記録も無くなっているらしく、結果のみ後世に伝わり。
遺族は苦い思いをしているとの継続話が重かったであります。
佐世保バーガーズ

佐世保バーガーズ

東京パイクリート

劇場MOMO(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★

よく出来ていました・・・
とくに再現された舞台セットに脱帽であります
ストーリーも判りやすく登場人物も個性あって楽しめたが・・・
いまいちなトコもあったなぁ・・・の1時間45分。

ネタバレBOX

開演時間が10分ズレ・・・・
なんも説明無し・・・いいかげんこーゆーのはやめましょうよ。と思う
役者やナレーション、はたまた製作まで使って場繋ぎするとこもあります。
完全2極化してますが。ほとんどのトコは何もしてませんね。
考えを深めた方が良いと思います。

さてホントに上手に再現された店で、
閉店時間になるも2階の客が帰らず、
なんか古参のバイト君も居残りたがるという状況の中。
妙にウンチク紳士風のホームレスが残飯漁りにきたりと、
店長等がてんてこ舞するお話です。

会話や台詞など上手く楽しめたけど、
効果音や各キャラのBGMとか設定して。
もっと耳を使わせる設定をすれば
舞台の面白さは二乗されたでしょうにと感じました。もったいない・・・
(舞台セットの作成で精も根も尽き果てたのだろうか?)

映画シックスセンスの内容にも触れるのだが、
マナー良くブルース君との約束である
”秘密”を漏らさなかった脚本には好意を持ちました。

さて、ラストで店をたたむ事を考えてた店長に続けるようにと話したホステスさんカッコ良かったが。売り上げとか考えて店じまい考えるほどなのに。食材減らされたら怒ったり諭したりするのではなく。その分対価をもらえばいいのでは?と思ったなぁ。ホームレスが勝手に食材喰い散らかしたら、即警察でしょう。支払い能力無いんだから前科付けてもらいましょうよ。そこは甘い設定だなぁと思った。別に警官の制服用意しなくても近くに駅前交番(ほんの100メートルぐらいで)あるんだから、誰かに店番頼んでホームレス引渡しに行けば済みますでしょう。「はい、前科つけに行こうねー」って具合に舞台袖に引っ張ってけば済むでしょう。店長の甘い性格出すなら、食材分の対価もらえれば。払った人にホームレスの身柄渡せば済むでしょう。突き詰めがあまいです。

つかみ所の面白いツタヤ店員さん(休憩時間長くない?:あんだけのんびりするならシフト明け説明の方がしっくり来ると思います)の制服は楽しかったが、
お后さまは手編みの籠とシーターには青いペンダントしてて欲しかった。
ちなみにシーターの衣装脱いで着替えたらなんで元の服だったか、
下が元の服だったとか台詞説明欲しかった。

突っ込みどころ多くて、これからに期待かなって思った。
面白かったんだが・・・・・・詰め込みすぎとも思わなかったしなぁ

サスペンスオムニバス

サスペンスオムニバス

PureMarry

三越劇場(東京都)

2013/07/02 (火) ~ 2013/07/03 (水)公演終了

満足度★★★★

ちょっと古めかしいですが
アガサクリスティーらしさは堪能できました
しっかし高齢者の多い観客層でした→ヒロインのせいかなぁ(^^)

(50分×2本+20分休憩)

ネタバレBOX

えーほんとにザックリ話のオチばらしますので、
知りたい人だけ読むようにしてくださいねー。

最後のディナーは、ルークのであった新しい浮気相手が、先のブロンド美女連続殺人犯の妻であり。ほんとはその美女達殺したのも妻であったと。油断してコーヒーに一服盛られたルークは、「君主にふさわしい皿に盛られたバター」という旧約聖書の中の一節である原題のように=Jael(ヤエル)がSisera(シセラ)の頭をカナヅチと釘で殺すというエピソード=そのままに真犯人である女が金槌と釘を手に近づいていって・・暗転→終劇です。
そのディナーシーンをキリストの最期の晩餐風に多人数で演出して見せてくれました。面白かった。

フェイからの電話は、じつはジェームス氏は妻となった女性を事故と見せかけて殺していた殺人犯で。警察が前回死亡した先の妻の母に娘を装って電話をかけさせてボロを出すのを待っていた・・というオチ。おびえた氏は先の妻同様に駅のホームから転落し死亡します。が、どうやら先の妻は霊となって実母に乗り移り今の妻となったパムを助けてくれたらしいとわかります。
ねぎシアター

ねぎシアター

神田時来組

神田すずらん通り 特設テント内(東京都)

2013/06/30 (日) ~ 2013/06/30 (日)公演終了

満足度★★★

やはり集客はいまいちのようでした
でも参加してた女の子はママの見守る中楽しめていたようです(^^)

すずらん祭りで見かけましたが、こーゆー活動もしていなさるのね。

(子供達参加型のおはなし会の企画やってるそうで、事前の打ち合わせ・説明会などは無料だとの事。もっと宣伝したらどうかな?)

ネタバレBOX

やはり半裸(格好は覆面プロレスラーですね)の”めんそ~れ親父”より、
ぬいぐるみ置くとか”ゆるきゃら”みたいのが受けるのでは?と思ったっす。
すずらん寄席

すずらん寄席

本の街・神保町を元気にする会

三省堂書店神保町本店8階特設会場(東京都)

2013/06/30 (日) ~ 2013/06/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

生落語は良い!
ひどいなぁ11代目、あんなにお酒を美味そうに呑むなんて(^^)。
日本酒をイカの塩辛肴で飲みたくなってしまったデス。

桧山さんの地毛での日本髪とか三味線とかも近くで見れて感動でした

なかなか楽しいイベントでありました(^^)

熱き心で突っ走れ!

熱き心で突っ走れ!

株式会社夢グループ

ゆうぽうとホール(東京都)

2013/06/27 (木) ~ 2013/07/03 (水)公演終了

満足度★★★

団塊世代の懐狙いっすね
往年のスター達による時代劇に歌謡ショーって、
スター達でないと地方の温泉地とかにある
ホテルのアトラクションのようですよね。
(芝居に歌にと宴会につきものの(^^)

時代劇約1時間→休憩30分→歌謡が75分ほど

ネタバレBOX

公演の特製饅頭が¥1000でパンフレットが¥500に、
各歌手さんのTシャツやらCDやら飴やら・・物販も攻勢かけていました。

九州から東京への観光ツアーに組み込まれた面もあり、
宿泊も同じトコで観光は自由行動との事でした(20人位って聞いた)。
たぶん全国各地からのツアーでも入れてるでしょう。
う~ん商売うまいなぁ(^^) (満席だったしねー1階はー)

さてお話は、小林旭扮する織田信長の父の葬式の場面から始まって、
美濃のマムシこと斉藤道三(松方弘樹)とその娘である濃姫(浅丘ルリ子)の輿入れと流れて、信長が小田家の統一を道三の兵を借りて果たすまでです。
幕に地図とシーン説明用の土地名を表示しての判り易さです。
(水戸黄門のような安心感で、さくさく進むストーリーでした。)
年齢層の絞込みバッチリでありました!
ということでお薦めは定年退職した方々位の年齢ですねっ(^^)

アガリスクエンターテイメントコーヒーカップオーケストラ

アガリスクエンターテイメントコーヒーカップオーケストラ

Aga-risk Entertainment

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2013/06/29 (土) ~ 2013/07/06 (土)公演終了

満足度★★★

乳化は難しかったように感じた
クラウンエーテルでもあればねぇ・・・・・

あーさて、3作を110分ほどでの上演です。

今ひとつだったかなぁ・・と思いました
細かく笑いは取れてるんだけど、期待した大笑いは少なかったんで。

ネタバレBOX

女子高生がプエルトリコに引っ越した友人を尋ねる為に用意した旅行鞄の中身を点検するコントから始まって→この話は後の2作の合間に挟まって最期に3つ目のコントでオチが付くという設定。

鎮魂歌=は小型の移動式ハンガーとパイプ椅子にて作られた列車内のセットにてサークルの二股男が法事だと嘘ついた本命彼女とのデートの帰りの車内でサークルの合宿帰りの彼女と仲間2人に見つかって事態の収拾を図る話のはずが・・・・頭と頭のぶつかりあいで精神が入れ替わるという混乱劇の展開となります。これはオチが秀逸でした(^^)見た方が良いですねー。

駅=は死んだ人間が思いを遂げる場所のはずが、いろいろスラップステックな展開で繰り広げられる話です。 いまいちだったが、成仏の具体的な見た目の話が・・・ここは受けた。 でも全体今ひとつになっていた。

で最期は無事プエルトリコに着いたJK3人が荷物取られてしまって、金を作るか盗るんだという展開になるも、奇跡起こそうといってるうちに怪人乱入のドタバタで尻切れ風にENDでした。 よくはなかったなぁ・・・。

駅の前に入ったリコーダーとトランペットとアコーディオン+笛のいざこざは楽しかった。笛担当さんのY字バランスなどは凄かったです(^^)。

自分的には精神入れ替わりドタバタ意外は今ひとつと感じたです。
なかなかいろいろ難しいのかな?

Over The Line

Over The Line

EgofiLter

シアター711(東京都)

2013/06/26 (水) ~ 2013/06/30 (日)公演終了

満足度★★★

なんというか勢いのみが強かったような気がする
例えるならば、アクの強い食材を一つ鍋でごった煮にしたような印象でした。
アク取りの丁寧さと食材減らしとか両方とかどっちかでも厳選した方が良かったのでは?と感じたデス。だってそれで2時間強の作品でしたからねぇ。

ネタバレBOX

女将さんの着物とか小劇場では珍しいし、意気込みと意欲は理解できるが整理というか判りやすさは求めて欲しかったかなぁ。終戦の混乱期に沖縄とか慰安婦とか満州とか娼婦街の変換に兄妹の確執やヒロポンやら殺人やら監禁やら書生に作家に不倫問題とか詰め込み過ぎだったのでは?時間系列も前後する上に基本の主人公が薬物中毒で混乱してて沖縄で別れた妹と洲崎で再会できた妹が主人公観点で別人で出てるしねぇ。話は理解が出来たけど、ほんに判りにくかったのも事実でありました。なんか気の無いというか覇気のない娼婦達のけだるさや言動・行動はユニークで面白かった。ヒロポンなどの薬物情報もしっかりしていて、よく調べたんだなぁと判る分。観客へのわかり易さも考慮して欲しかったと思ったデス。
『うそつき』/『屋上庭園』/『千両みかん』

『うそつき』/『屋上庭園』/『千両みかん』

アマヤドリ

スタジオ空洞(東京都)

2013/06/26 (水) ~ 2013/06/30 (日)公演終了

満足度★★★

『屋上庭園・千両みかん』観劇
最初は『千両みかん』でした。
東西の噺家が高座にかける定番の古典落語の二人芝居は動きもユニークで楽しかったです。
次の岸田國士作品『屋上庭園』、
二組の若者夫婦が苦味のある会話を繰り広げるテイストは自分の好みではなかったなぁ。と

(2つで70分強かな)

ネタバレBOX

みかんは動きも楽しくアマヤドリらしさが出ていたしで易かったのだろうと思ったが。庭園さんは微妙に題材選択が・・・?と思ったデス。
気楽に自転車でも来れるようなら良いでしょうが、上演時間以上の移動時間をかけるとなると・・・と思ってしまったんですよ。
ちなみに演出としての音や照明は両方とも上手いなぁと思ったデスヨ。
(役者さんもね(^^)

他劇団広告のチラシ束閉じた紙の宣伝が、
小劇場関連に優しいまなざしであって好印象でありました。
(こーゆー気遣いできる心の豊かさは尊敬に値します)
「野菊の墓」ご来場有り難うございました!

「野菊の墓」ご来場有り難うございました!

NPO法人 演劇倶楽部『座』

シアターサンモール(東京都)

2013/06/27 (木) ~ 2013/06/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

名作は琴線に触れる・・・・
わかっていても涙腺が緩む話を、
情感豊な朗読と役者さん演じる登場人物で描く作品でありました。
これが【詠み芝居】なんですね、感動できました。

(前後に分けて2時間+10分の休憩)

ネタバレBOX

CGで描いたら描き易そうな、日本昔話の背景のような舞台セットが妙にしっくり来ました。主人公の心の声とか状況説明がナレーション風に朗読されて、登場人物たちの台詞は、そのまま配役された役者さんが舞台上で演じながら喋るというつくりです。
しかし引き裂かれた2人へのやっかみみたいな感情は、現代社会のいじめ問題のようで見ていて辛かったなぁ・・・。強く願えばなんとかなったような現状が悲しさに拍車かけていましたね。高齢者さんが多い観客層でしたが、後半のシーンではあちこちから涙流してるらしい気配がいたしました。ほんに泣かされる話です。
主人公の回想で始まる物語でもあり、結局は初恋の人以上に愛せた人はいないとういう話ですが。家督相続で結婚もしてるらしい現在の主人公の奥さんの立場もなんか可哀想な感じを受けましたが、考えすぎかしら?

余談ながら、土葬のしきたりも少々勉強になったりもしたです。
ファミリーナ

ファミリーナ

雀組ホエールズ

OFF OFFシアター(東京都)

2013/06/26 (水) ~ 2013/07/01 (月)公演終了

満足度★★★★

「再演」だそうで作品世界は’04年の冬です
頑固な一徹親父に定番のちゃぶ台にユニークな店子達・・と、
古びた下宿の居間で台所で玄関がくっついた舞台セットが
いい味出していました(^^)→(ウェザリングが上手かった)。

雑多な登場人物もキャラクターが判り易くて楽しめました

(2時間強ですね)

ネタバレBOX

いかにも気の弱そうな結婚相手は頑固親父に一蹴されて何度も拝み倒しに来る事となります。その下宿には官能小説で生計を立ててる古参や、家賃払えずに退寮したものの行く当てなく元の下宿の仲間に居候してる芸人やミュージシャンを目指して彼女のヒモのごとく同棲してる男や大家の空手の弟子だった無職のパチンコ好きやITで儲けた元下宿人や芸人の師匠に美容師の卵である新下宿人に定番の司法試験浪人(来年三十路・・・)などが夢を追いかけながら生活し集います。まぁ結局見ミュージシャンが夢破れて足元を見るようになり。娘は無事に婚約者との結婚を許されます。ですが一緒に暮らそうと言う娘に父は下宿を出て二人で幸せにと申し出ます。・・・まぁ先のことはわかりませんが皆がそれぞれの一歩を踏み出したトコロで終劇でありますが、こんだけ登場人物出したのには理由があったのです・・・・。そ・れ・は・普通に皆の会話や登場シーンに何気なくいる綺麗な女性は頑固親父の亡くなった妻の幽霊だったのです。→当然皆には見えていません。頑固親父が若いときに夫婦二人で買った玄関に置いてある時計に付いていたような霊でして、その時計を落として壊したのが娘の婚約者であり、古い時間を新しいものが紡いでゆくという印象で、父は最期に壊れた思い出の時計をゴミ箱に入れると妻も玄関の引き戸を開けてこの下宿を去るのでした・・・。この去り際のシーンは印象的で良かった。少々建てつけの悪さでスムーズには開かない時もある引き戸が勝手に開いて閉じたという表現で父は何となく理解しますが、戸惑う様子も上手かったっす。
ちなみにラーメン大好き小池さんみたいなキャラは小説家が担当で、アイテムはボンカレーです(^^)。劇中実際に作って食するのですが、それでおなかの空いてしまった観客が暴徒化しないようにと(^^)終演後はお土産にボンカレーがサプライズでプレゼントしてくれました(味が3種選べるのが贅沢で嬉しかったです(^^)。生活感のあふれた台所がいい味でした。
娘の手料理が主食でレトルトなどには手を出さなかった親父が、娘の自立のために食事も自分でと考える象徴にも上手にボンカレー使ったりしてました。
まー細かいトコも納得できて良かったが、時計壊しの犯人探しのシーンはちょっとずれた感じがあったので、短めにザックリと流す方ができばえ良いのでは?と感じたデス。昭和じゃないけどレトロ感が面白い作品でありました。

小劇場を初めて見にくる方々が、当劇団のみならず他の小劇場や芝居に興味を覚えてくれればという〆の言葉が何かかっこよかった(^^)。
これからも頑張ってくださいねー応援します
(次回公演は同じトコで師走だそうですっと情報も加算しておきましょう(^^)
真心願 ~昇竜編~

真心願 ~昇竜編~

super Actors team The funny face of a pirate ship 快賊船

ブディストホール(東京都)

2013/06/20 (木) ~ 2013/06/25 (火)公演終了

満足度★★★

長かったー
竜馬好きには、たまならい仕上がりでしたが。
”知ってるエピソードだよねっ”みたいに見せるのではなく。
時や場所の説明を入れるべきだったのでは?と感じたデス
(特に時系列の前後などは無くてわかりやすいんですけどね)

relic(ご来場ありがとうございました!)

relic(ご来場ありがとうございました!)

613

劇場MOMO(東京都)

2013/06/20 (木) ~ 2013/06/24 (月)公演終了

満足度★★★

中途半端かなって思った
発掘話での群像劇という点を表現したかったのかなぁ、
でも主人公教授の管理能力の無さは腹たってきたなぁ。
なんとか上手に話をまとめてはいたのだが・・・いまいちでしたな

(1時間50分位)

ネタバレBOX

せっかく発掘という設定使ってたんだから、
ちょっとコメディ調にして発掘の道具や歴史・方法などを
説明する語り部さんを用意した方が受けたと思うなぁ。
で真面目に真摯に仕事してるけど
周囲の状況で恵まれないという主人公の方が共感はし易いと思ったです。
漫画「遺跡の人」のような感じを期待していた分ちょっと残念な出来でした・・

でもタイトルの投影方法や間接照明とか、
光関係の照明さんの仕事はGoodでありました。

発掘っていうものは、
こーゆー方法で発見・申請・許可などを経て。
現場ではこんな人達がこーゆー分担で作業して、
予算とかこーゆーとこから出てるんですよっといった。
発掘紹介劇にした方が良かったのではと思いました。
だってオチも予想の範疇でいまひとつでしたもん。
イカルスの星

イカルスの星

ヅカ★ガール

小劇場 楽園(東京都)

2013/05/31 (金) ~ 2013/06/22 (土)公演終了

満足度★★

ふた昔前の少女漫画のような感じ
でしたかねぇ・・・・
なんというか唐突でドラマチックで、
「私はドジでのろまな亀です」というような、
大映ドラマシリーズのノリみたいな印象を受けました。
(アクアマリンさまぁ!みたいな熱血スポコンものの方が嬉しかったかな)

(だいたい90分ぐらい)

ネタバレBOX

えー劇場入り口背にして右側にSTAFFさんの桟敷席があるのですが、
舞台下手方面から見ると妙に目に入るので、
せめてカーテンとか黒服にするとか
劇場に溶け込む仕様にして欲しかったなぁと思った。
(その方ですが、妙に咳き込んでましたが大丈夫でした?
喘息なら予防の良い吸入薬ありますよー(発作時は無効ですけどねっ)

お話は劇場となった元のプロレス会場で男性STAFFが見た過去の亡霊ともいえる天馬カケルが語る昔語りで開演です。カケルの付き人となった少女が知るプロレスの暗部とカケルの最期・・・。そしてその付き人が今の劇場で公演をする主演女優さんで、そのSTAFFさんから先の話を聞いて、無くなったと思っていたカケルの仮面を渡されて終劇です。

女子プロレスでの夜の営業とか言われてもねぇ・・・
どちらかというと禁じ手無しのセメントファイト、決着は相手の死・・位の方がインパクトはあったと思うが、いかがかな?(はたまた昔の話でネット配信も無い時代だとTVの放映権獲得のために色事にするとか説明あったほうが納得できたなぁと思いました。)演じる人数も少ないので衣装が変わること無いときもあり今ひとつ表現が伝わりにくく感じる事もあったです。

天馬ちゃんが最期の自殺で使う銃も唐突で大映的でした。
せめて台詞で先に警備員が拳銃もって巡回してるとか、
伏線はってくれた方が良いのでは?とも思ったデス。

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